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「思いも掛けない」を二字熟語で表すと・・・

いきなりですみません。私事ですが、先日行われた中学の定期テストに「『思いも掛けない』と同じ意味の二字熟語を完成させなさい」という問題がありました。私は、「偶然」と答えたのですがどうやら正しい答えは「意外」らしいのです。「偶然」では駄目なのでしょうか。あるいは、他に適当な言葉はあるのでしょうか。教えてください。

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  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.5

 実際にはどのような文脈においてこの出題がなされていたのか不明なので一概には論じ難いのですが…。  まず「思いがけない」であれば、 1.慮外:思いのほかであること。思いがけぬこと。ぶしつけ。だしぬけ。無礼。 2.不慮:思いがけないこと。不意。意外。 3.存外:思いのほか。案外。意外。 4.意外:思いの外。案外。 5.案外:思いのほか。推量にたがうこと。転じて慮外。ふとどき。  そこで、この「思いも掛けない」については、「…も」に注目し、考えるや慮(おもんぱか)るはもちろん、思いさえ浮かばないほど、というニュアンスからすれば、 1.不意:思いもよらぬこと。思いがけぬこと。意外。転じて突然。だしぬけ。 2.突然:にわかなさま。出し抜け。不意。突如。 (以上の語彙は「広辞苑」を引用させてもらいました。)  このように、「思いがけない」でさえ、文章語としての「慮外」や「存外」をあえて避けて「意外」を選んだとしても、なお本来の「不慮」という言葉も見逃すわけにはいかないでしょう。  まして、「思いも掛けない」となると、その話者の意識性は猶のこと薄れ、中立的なトーンの「不意」が一番近い思いが致します。更にはより偶発性へと傾斜した「突如」「突然」もあっておかしくないのではないかと思われもします。  繰り返しますが、語彙の適合性は、誰が誰に向かってどんな意図からどの様に表したいのかという文脈の内にありますから何とも言い難いものがありますが、少なくとも、答えが「意外」しかないというテストの当否判断であったとしたら、私には何とも「意外」な、としか申せません。  

akitakun
質問者

お礼

とても詳しい説明ありがとうございました。言葉って調べていくととてつもなく奥が深いんですね。参考にさせていただきます。

その他の回答 (5)

回答No.6

「意外」の同義語はすでに出ていますので, 「偶然」では駄目な理由だけお答えします。 それは,「偶然」という語が,観測者・行動者の 意志や思いに関係なく生じる状態を表すからです。 例えば,「偶然事故を目撃した」という例で考えると, 常日頃から危険だと思っていた箇所で起きたならば, 「偶然」であっても「意外」ということにはなりませんし, 目撃しないように心に決めていたのに目撃したという わけでもないでしょう。

akitakun
質問者

お礼

納得しました。「偶然」の本当の意味をわかりやすく知ることが出来ました。ありがとうございました。

  • elttac
  • ベストアンサー率70% (592/839)
回答No.4

 参考 URL の「シソーラス」を利用してみてください。  「意外」の類義語として,「心外」「案外」などが出てきます。これは正解になるでしょう。  「偶然」に関しては,「たまたま」が同義語として出てきて,「意外」は関連語です。  調べて出てきた語のニュアンスなどから,語の意味の近しさを考えてみてください。

参考URL:
http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
akitakun
質問者

お礼

ありがとうございました。「案外」という言葉は結構正解に近いかもしれませんね。分かりました。

  • masa0000
  • ベストアンサー率36% (462/1265)
回答No.3

意味から考えると「偶然」も正解かと思うのですが・・・ ただ、「偶然」には「たまたま」という意味合いも含まれていますから、そういう理由で正解から外れたのかもしれません。 他の言葉では 「存外」 でしょうか。

akitakun
質問者

お礼

ありがとうございました。確かにたまたまという意味もこめられていますからねぇ。分かりやすかったです。

  • khurata
  • ベストアンサー率40% (54/134)
回答No.2

 普通に考えて、偶然とは「偶(まれ)に起こる事」であり、意外とは「考えもしなかった事(意識してない=意の外)」です。  意外の「意」とは、「意のままにする」の「意」で、つまり「思っている通りの事」、という意味です。  ですから、「思いも掛けない」は、「意外」で良いと思います。  例えば、A君とBさんが恋仲で、皆は知っているのに自分だけが知らない、という状況があったとしましょう。それを知らされた時、自分にとっては「思いも掛けない」事なわけですが、これは別に偶然ではありません。  偶然というのも、やはり「考えもしなかった事」ではありますが、誰の目から見ても意外なのが偶然、というとらえ方をすれば、「偶然」は「意外」よりもはるかに範囲の広い意味を持っている、と考えられます。

akitakun
質問者

お礼

分かりやすい説明、ありがとうございました。「意の外」というご説明は分かりやすくて納得できました。

  • ururu888
  • ベストアンサー率20% (19/95)
回答No.1

「意外」ですかね。。

akitakun
質問者

お礼

ありがとうございます。やっぱり「意外」が正しかったんですね。