仕事でアメリカに行ってたときの経験ですが、半年くらい経ったときに、急に「英語のセリフが音声のままで頭に記憶できる」瞬間が来るのです。
つまり、相手が言った文章を単語としてではなく、「音声のまま」一時的に頭に残せるのです。
そうなると、自分の頭の中でリプレイ(再生)ができるので、連なって聞き取りづらかった単語が、「ああ、あの単語のことか」と振り返ることができるのです。
それを質問されたことに考えているついでに、「ああ、この単語だったんだ」とか思いつつ、well, you know, I mean などの時間稼ぎをして、返答しはじめるのです。
こういう、「さっきなんか言ってたな・・・あ、あのことや」というのは日本語でも経験されると思います。そういう、何気なく聞いていた英語のアナウンスが直前何秒分かが頭に勝手に残ってたどれるような頭の回路ができるのが、私の場合は半年だったのでしょう。
あとは、入れ替わりに退職したフランス系の女性に言われました。「あなたは英語できるんだから、もっと話しなさい」って。聞き取れなかったら、聞き取れないことも堂々と意思表明する、という度胸も聞くためにも話すためにも有用なのでしょう。当時の同僚には今でも感謝しています。
お礼
「英語のセリフが音声のままで頭に記憶できる」瞬間ですか。それは初めて聞きました。私は留学経験がないのですが、海外へ行けば、そんな感触に浸れるんですねえ。ご回答ありがとうございました。