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拒食症(神経性食欲不振症)について
中学1年の女の子の担当をしています。一言で言うと拒食です。食事もあまり入らず、4月から体重も1kgも増えていません。 自分は、病院の先生ではないので治療的なことに対しては一言も口出ししてはいません。自分の立場は学校の先生と考えてもらえればいいと思います。 2ヶ月ぐらいたって、会話も弾むようになり、正直「この子はなんの病気かな?」と思うぐらい元気にはなりましたが、食事はまったく入らないみたいです。 一番の悩みは、母親との関係で反抗期だと思います。母親がくると、文句を言って帰らせ、帰った後に泣くという日々です。会話には、お母さんの話はよく出るので嫌いなわけではないともいます。 また、会った当初からですが言葉遣いがとにかく悪くいずれ注意しないとなーと思っていました。そして、一昨日注意しました。それから、反応がとにかく悪くなりました。 こういう子供に対して、家族でもない、病院の先生でもない第三者的な人間はどういう風に接してあげればいいのでしょうか?こちら側からすれば、マナーとして言葉遣い等しっかりさせたいのですが、怒ることはまだはやいのでしょうか?僕の考えとしては、母親への怒りがこっちに少しでも向けば、早く反抗期がおわるかな?と考えています。なんでもいいのでアドバイスをお願いします。かわいい困ったちゃんです。
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- snoopinist
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摂食障害はダイエットが原因だと言われたりしますが、それは一つの要因にすぎず、複雑にさまざまな問題がからんでいたり、人によってもさまざまです。母親との信頼関係、学校での環境・人間関係や進路等の刺激も作用し起こされたりします。本人の気質も一つとしてあがる場合もあります。何が原因なのかがわからないのでなかなか良い回答はできませんが、過去に摂食障害(拒食・過食)にかかり、現在心理学を専攻する大学生の身としてお話しさせていただきます。 拒食症の時期は、気分が躁になっている場合が多いです。反対に過食症の時期は、罪悪感等から欝状態になることが多いのです。おそらく、『この子は何の病気かな?』というのも、拒食症の時期は気分が+の場合が多いためであるかと思います。食べずに体重がへれば本人のテンションはあがります。体重を減らすという目標が達成されるので・・・。 (普通にこの時期は反抗期である子どもが多いので少し間違っているかもしれませんが)摂食障害を引き起こす一つの要因として、お母様と子どもとの間に信頼関係がきずかれなかったということもあるのです。生まれてすぐの赤ん坊は何もできません。不安や不快(空腹等)を母親が満たしてくれる、そうすれば子どもは『この人さえ信頼していれば生きていけるんだ』という、基本的信頼がこの時期に形成されます。これは人間関係の基礎となります。(ただし、その生徒さんのお母様がきちんと世話をしなかったという風にはとらないでくださいね。あくまでメンタル面においてです。)摂食障害の治療法に再養育療法というものがあります。これは簡単に言いますと、お母さんとお子さんとの治療です。もしかすると、生徒さんとお母様との間の関係に原因があるのかもしれません。ただそれは一丸にそうであるとはいえません。 言葉遣いやマナーはこの生徒さんは、摂食障害にかかえ前はどうだったのでしょうか?このような状況で、敬語や丁寧語で話している患者さんがいたら少し怖いような・・・(^^;)思春期の反抗期の時に、丁寧な話し方で反抗する子どもはそういない気もしますし・・・。母親に対し反抗し、後で泣いてしまう・・・これはどういうことでしょうか?ただ母親に怒りをぶつけているのでしょうか?それは違うのではないかと思います。ですから怒りがこっちに向けば・・・というのはちょっと違うのではないかと思います。ちゃんとしたいのに、愛されたいのに、反抗してしまい、そのあと後悔してしまう・・・この生徒さんは、自分が母親に対して反抗して悪いなあとは自覚しているからこそ、泣くのではないのでしょうか?恋人に『あんたなんかだいっきらい!!』と言った後、泣くといったシーンなんかをよくドラマで目にしますが、それは相手を好きだからこそですし・・・・・・。また、反抗期というのは自我がめばえ、自我を確立していく時期にみられる特徴ですので、反抗期がきちんとあるのはむしろ健康的なはずです。反抗期を阻止させるのはよくありません。逆に反抗期を押し殺したほうが後でさまざまな問題が出てくるかもしれません。 私の意見としては・・・fsdgbdabgさんは生徒さんの話すことを聞いてあげてください。否定も肯定もしすぎず、ただ話しを聞いてあげてください。受け入れてあげてください。それは簡単なようでとても難しいことだとは思います。生徒さんが早く元気になるといいですね。
- milk-1000
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こんにちは。 過去に摂食障害(拒食と過食両方)をわずらったものです。 自信はないのですが、私だったら、という想定で参加させてください。 普通に、当たり前に接して欲しいと思います。 なので、叱って当然の所は叱って良いのではないでしょうか。 端的に、悪いことは悪いと。 ちなみに過干渉は嫌でした。 高校に入った頃、担任に「お前は中学では○○だったらしいが、 いま○○△△という状態に見える、それは~~~だからではないのか?」 と推測と憶測の意見も交えて生活態度を怒られた事がありました。 今思えば、その対応も間違いではないし、その先生も教師としては当然だったのだ、とわかりますが、当時は、詮索されわかりもしないくせに勝手に決められたような感じがして、ひどく傷つき絶対信じないと思いました。 何をやっても言っても多少は傷つくし、正解はないような気がします。 温かい目で見守って欲しい、拒絶されたりや否定されたりだけはされたくない、それが当時の私の気持でした。 摂食障害にしても何にしても、「時間薬」はどうしても必要で、本人が気付いて改善する意思を持てない限りどうしようもないと思います。 中学生や高校生くらいだと、耐えて過ぎるのを待つしかない、ということがほとんどのような気がします。 下記の精神科医の著書はどれを読んでも納得できました。 特に摂食障害においては、オススメです。 母子関係、児童心理学的なこともからめてあって、でも素人の私でもわかりやすかったです。 ご興味があるようでしたら、是非(^^)。 家族の中の心の病~「良い子」たちの拒食と過食 講談社+α文庫 斎藤学 (旧題:生きるのが怖い少女たち) 家族依存症 新潮文庫 斎藤学 ご参考までに(^^)。
お礼
返事が遅くなってすいません。自分なりに本を読んでもほとんどが「親子関係」の修復が基本みたいなことが書いてあります。あせらず地道に修復させていきたいです。
- Syo-ya
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その言葉使いですが、おそらく両親の言葉使いを真似ていると思います。 もう、今は、恋愛結婚が主流ですから、似たもの同士がくっつく傾向にありますから、両親の価値観も、言葉使いも、何らかのグループ? に分類できると思いますから、その価値観の中での言葉使いなんだと思います。 で、単純に考えますと、おそらく、攻撃的性格のお母さんではないでしょうか。 まるで、我が子が犯罪者であるかのように、キツク、冷酷な接し方で、乱暴であったりするかも知れませんね。(これは想像の範疇を出ませんが) そういったお母さんの性格が、お子さんにとっては、受け入れがたいものなんだと思います。 しかし、思春期の子供では、まだまだ、我が家が、世界の主流ですし、我が家のルールが、世界共通のルールですから、お母さんのことを好き、嫌い、関係なく、話題に上っても無理はないと思います。 むしろ、逆に、お母さんの話題が多いということは、未消化の存在であるということかも知れません。「気になるアイツ」は、いつでも会話の中心になりがちだと思います。 で、想像ですと、おそらくお母さん(ご両親)が、全然、認めてくれない。 叱るばかりで誉めてくれない。 ありのままの自分という存在を、認知してくれない。 という理不尽な扱いを受けているのではと思います。 その持って行き場の無い悔しさ、恨み、冤罪の犯人のような心境かも知れませんが、その歪んだパワーが、彼女の心境なのではないでしょうか。(推論ですが) ですから、もし、お母さんと話せる立場で、教育者ということであれば、お母さんのこそ、カウンセリングを受けるべきであると思います。 おそらく、お母さんは、自分が受けた(やられた)のと、同じ扱いを彼女にしていると思うんです。 何故ならば、自分が感じた苦しみを、我が子も感じることに、疑問を持つ人はいないからです。(先輩が後輩に、自分が経験した試練を与えるような心境だとも言えます) でも、その試練は、不幸しか生んでいないんです。 ですから、間違った経験を伝承していると思うんです。 その扱いに、彼女は泣いたんではないかと思います。 子供の成長に必要なのは、ありのままを認めて、誉めて、受け入れてあげることですから、単純に考えても、これを満たしていれば、涙は出てこないと思うんです。 お母さんも、これに涙して来たから、お子さんも泣かしていると思って、間違いないと思いますので、その間違いにお母さん自身が気がついて、昔の自分を救うような気持ちにならないと、彼女の不幸はエスカレートしていく一方だと思います。 ですから、親こそがカウンセリングを受けるべきと思います。 それが可能なお立場でしたら、ご一考下さい。 ※反抗期より根が深い場合を心配しました。
- mayuclub
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とても熱心な先生なのですね。 拒食なら、病気だから…という接し方でなくても 他の生徒にも同じように言葉遣いなどの指摘をしているなら その子も「私ばっかり!」とは思わないと思います。 叱ることに学校側は最近過剰ですが 先生なら、言葉遣いのよくない生徒を 無視する方がおかしいと思うので fsdgbdabgさんの生徒への接し方は、そのままでいいと思います。 ただ、現段階でわかってもらおうと思うよりも 長期戦の方がいいかもなって思います。 他の先生はなんとおっしゃっていますか? 言葉遣いがいけないことをどうして指摘するのか? その理由を一対一のときに話してみたらどうでしょう? 理由がはっきりしていると、生徒は聞く耳を少しもつと思います。 叱り方も注意をする程度にして、数回は見逃して、それでも治らないなら、きちんと話し合う… そんな感じでいいかなと思いました。 母親とは、コンタクトをとりたいですね。 家でのこと、対処のこと、 生徒を裏切らない程度に、知っておかなければいけないこともあると思うので、一度学校に来てもらって話すなりした方がいいかもなぁと思いました。 拒食のこともありますし「心配だったから聞いたんだよ」くらいなら、生徒も納得するかなぁと。 学校の先生は大変ですよね。 でも生徒って、こちらが真剣に愛情をもって叱るときは ちゃんと否を認めたりしているものです。 叱るだけでなく、誉めてあげることもしてあげれば バランスもとれてくると思います。
お礼
早速の返事ありがとうございます。母親は、週に1回会いにきます。その時に母親とはよく話します。母親としても、こういう状態になったのは自分のせいだと感じています。母親にも、こちら側の方針を話しているのでトラブルは今のところありません。 今日もふてくされた態度をとってましたが、話はできました。最後に「俺にはため口でもいいから、他の目上の人に対しては敬語を使え。約束な。」と言ったら、小さく「うん。」と言いました。長期戦は覚悟の上です。
お礼
返事が遅くなってすいません。反抗期は難しいですね。毎日四苦八苦しています。気長にこつこつやっていくつもりです。ありがとうございました。