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青色LED?
何のことかしら? 現在市販されているのと どう違うのかしら? 識者様! 教えてくださいませ。
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Q/何のことかしら? A/Blue light emitting diodeまたはbright blue light emitting diodeですね。 厳密には、青色発光ダイオードが日本語です。まあ、記載するときには文字の長さを短縮するためにLEDという書き方をしますけど、読み方は日本語読みなら青色発光ダイオードになります。 Q/現在市販されているのとどう違うのかしら? A/既に存在している既製品は、この技術を使っています。端的に言えば青く光る発光ダイオード(白熱球や蛍光灯では無いLED照明、またはレーザーピックアップ)です。 そもそも青色の発光ダイオードは80年代に赤崎勇と共同で研究した天野浩によって開発されています。ただ、明るさが十分ではなく、しかも寿命が劇的に短いという欠点があったのです。これが最初です。 それを明るくしたのが、日亜化学の当時社員であった中村修二です。彼は、1993年にbright blue light emitting diode(高輝度青色発光ダイオード)の開発に成功します。これが、いわゆる今の青色発光ダイオードになりました。 現在市販されている青色と白色の発光ダイオードは、この開発が無ければ実現できない代物で、白を作るにはどうしても青の色が必要でした。即ち、現在のLEDと呼ばれるもののベースには、bright blue light emitting diodeの開発が必要だったわけです。 これが、生まれたことでたとえば超小型な内視鏡などの開発。波長の短い光ピックアップの開発などが出来るようになりました。また、照明器具として白色(青色ダイオード+別色の最低2色、最大RGB三原色を利用して白色は構成される)のLEDが開発されたのです。 尚、実を言えば、緑色を高純度で高輝度化する方が、実は後だったりします。そもそも、緑色の発色に必要な素材は、青色の素材と共通の素材で・・・。まあ、青が無ければ完全な高輝度3原色は生まれなかったのです。 ちなみに、テレビメディアなどではBlu-rayDiscなどの技術にといわれますが、何故大容量なディスクなどにこの青が必要かというと、青色は波長が短い光だからです。 波長が短いと言うことは、わかりやすく言えば、より短時間で、先端から後ろまでの一筋が届くことを意味します。要は、光という粒子の最小単位が極めて短いということです。それは逆に言えば、1秒間に送られる粒子の数を増やせることを意味します。これが、容量を増やすのに最適な技術として使われるのです。 尚、発光ダイオードがなくとも、液晶テレビは存在していましたし、明かりもありました。携帯電話も存在しました。発光ダイオードは、半導体技術を使うため、小型化と消費電力の削減、明るさが一定以下で温度が規定範囲なら長寿命で、輝度のコントロールがこれまでの明かりに比べて遙かに緻密に調整できるため、それらがより小さく新しく、省エネな産業を生み出したのです。
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- trajaa
- ベストアンサー率22% (2662/11921)
携帯電話 液晶テレビ 街中の信号機 照明器具 すでに広範囲に普及しており、お宅にも多数存在している そういった製品を実現できた基本原理
- impotence
- ベストアンサー率23% (191/822)
1993年に発明された青色LEDに対して、ノーベル賞が与えられた。 それまでは赤いLEDしかまともに使えるものが無く、 青の発明により、それを踏まえて白や緑が実現化された。 現在の白いLEDを使った高輝度のランプも1993年までは存在しえなかった。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
LEDは「発光ダイオード」のことで、今は普通に使われています。人間の眼は基本的に全ての色を「赤、緑、青」3原色を組み合わせて見ています(例外的に4色の人や2色の人、別の色の組み合わせの人もいます)。昔から赤、緑はあったのですが、青が無かったためにそれまでは全ての色を表示できず、電源のオンオフサインなど用途がきわめて限定されていました。 青ができたために全ての色が表示できるようになり、用途が格段に広がりました。
- ryo_ Deathscythe(@Deathscythe)
- ベストアンサー率14% (515/3615)
現在市販されているものを発明したことがすごいんですよ?
お礼
大変参考になりました。有難うございます。