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母親がC型肝炎と診断されました
- 私の母親がC型肝炎と診断されました。治療前の疑問や自分ができることについて質問します。
- 母親は昨年の1月に生活習慣病検査で異常なしでしたが、秋に結核のために入院しました。C型肝炎の感染経路について病院が疑わしいと思っています。何かできることはありますか?
- C型肝炎と診断された母親について疑問があります。入院した病院が感染経路である可能性があると思っています。自分ができることがあれば教えてください。
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答7と重なりますが、私は院内感染対策の業務もしているので、 勤務先の病院を受診した患者の20年間のHBV、 HCV、ATLのデータを 解析していますが、(ー)→(±)が16人、(一)→(+)が3人いました。 が、実際のところ、調べても感染したというよりは抗体は変動するので たまたま、cut off値(この値より上を陽性とする値)近傍で変動しただけ という感じでした。 ただ、(ー)→(++)とか、(ー)→(+++)だとさすがに感染でしょう。 それにHCV―RNAが検出されていれば感染です。それはどうですか? ただ、病院で感染したというには難しいハードルがあります。 同ー病棟にウイルス量の多い人がいてその人のHCVの遺伝子配列が お母さんのHCVの遺伝子配列と類似している必要があります。 遺伝子の類似性を検討するには高額の費用が必要です。 なお、HCV―RNAはNATではなくTaqManなどのrealtimePCRで測定するのがー般的です。
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- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
(Q)本日、実家に戻り色々調べてみたところ、昨年8月の入院時にHCV抗体検査を行った結果が残っておりました。結果は「陰性」となっておりました。 先月同じ病院でHCV抗体検査を行ったところ、今度は「陽性」となっておりました。 (A)HCV検査には、色々な方法があります。 可能性としては、 初回のHCV検査値が低かったために陰性としたが、 今回のHCV検査値が高かったための陽性とした ということではないでしょうか。 HCV検査で最も精度が高いのは、 核酸増幅検査(NAT)ですが、残念ながら、手間や費用の面から、 最初からこの検査をすることはありません。 従って、最初は、凝集法で検査をしたと思われます。 例えば、凝集法「高力価」「中力価」「低力価」で、 「高力価」となった場合でも、NAT検査をすると、RNAが検出されるのは、 98%程度だとされています。 つまり、2%は、治療不要。 と、想像で話をしていても仕方がないので、 医師に説明を求めてはいかがでしょうか。 確率的には、点滴でHCVに感染する確率より、 HCV検査の問題の方が確率的には高い。
お礼
アドバイスを頂き有難うございます。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 先日、再度病院で肝臓の専門医へ診断をお願いしたところ「HCV抗体検査値が陽性と出ているが、RNA値がとても低いので先ず感染はしていないと思われる」と説明がありました。 そして「詳しく検査しましょう」ということになり、再度採血を行いました。 検査結果は来週出るとのことでしたので、先ずはこの結果を受けて本当に感染しているかを確認することが優先となりました。 アドバイスはとても助かりました。どうも有難うございました。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
No.2です。 (Q)現在は使い捨ての針を使っているのは知っていますが、そうすると感染経路は輸血だけ になりますでしょうか? (A)昭和63年ごろまでは、予防接種で、針や注射筒の使い回しを していました。 従って、それ以前に生まれた方は、予防接種でC型肝炎に感染した 可能性が大きいです。
補足
いつもお世話になっております。追加で質問させて下さい。 本日、実家に戻り色々調べてみたところ、昨年8月の入院時にHCV抗体検査を行った結果が残っておりました。結果は「陰性」となっておりました。 先月同じ病院でHCV抗体検査を行ったところ、今度は「陽性」となっておりました。 これは昨年8月の入院以降から先月までの間で感染した可能性というのは如何でしょうか?
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
院内感染がまったくないわけではありません。 茅ヶ崎市立病院や浜松医科大学で実際におこっています。また、透析患者だと、 時にHCV抗体が陰性→陽性になった人を発見する事があります。 HCVの急性肝炎は手軽な抗原検査がないために、見逃されてしまう事がよくあります。 HCV急性肝炎を診断するには、HCV抗体が陰性、HCV-RNAが陽性ならば、文句なしに 急性肝炎と診断でき、最近、感染したと言えます。 まず、その状況だったか?です。 でもそれは、よほど、肝炎診療に携わっているところでしかそういう事はしないので、 実際的には、以前、抗体陰性だったのに陽性になったという証拠が必要です。 日赤に献血とかしていたり、手術を以前、受けたことがあれば、HCVの抗体検査を していますから、尋ねられるといいかと思います。
お礼
アドバイスを頂き有難うございます。 本日実家に行き、色々と調べてみたところ、昨年の8月ですが入院時にHCV抗体検査を行っており「陰性」となっている検査結果がありました。 そして先月全く同じ病院で検査したところ「陽性」と結果が出ておりました。 この結果を見る限り昨年の入院以降から先月の検査までの1年間で感染したのではないか思っております。 そうなるとやはり入院した病院が感染源なのではと不安になっています。 本日は私は人間ドックを受診しましたが、HCV抗体の検査があり「陰性」となっておりました。病院によるとのことですが、最近は感染拡大抑止の為に検査しているとのことでした。
- dfci
- ベストアンサー率72% (13/18)
内科医です。 結核に続く、慢性C型肝炎の治療ということで、ご家族の心労も如何ほどかと推察いたします。 さてご質問の件にお答えいたします。 まず「生活習慣病検査で採血による血液検査」で異常なしとのことですが、通常、生活習慣病を対象とした採血では、C型肝炎ウイルスは検査項目に入っていないと思います。よく一般の方が誤解されることですが、「採血で異常なし」は「すべてにおいて異常無し」ではありません。採血での検査対象項目は、何千種類とありますが、その都度、「何を調べたいか」「費用はどうか」を勘案しながら、決めます。健康診断での採血「多くの人を広く浅く、そして費用を抑えて」する検査ですから、どうしても一般的な項目のみ(肝機能、腎機能、血糖、コレステロールなど)になってしまいます。「C型肝炎ウイルス抗体」はかなり「狙った」検査です。「狙って」検査しなければ、分からないこともたくさんあります。 おそらく、お母様はその時には肝機能も正常値だったため、ウイルス性肝炎の存在を疑う(あえて「狙って」検査する)ような状態ではなかったのだと思います。 C型肝炎ウイルスには、他の風邪ウイルスやHIVのように、明確な潜伏期間はわかっていないようです。それどころか、多くの人(感染者の7,8割)は無症状で感染したことすら気が付きません。「C型肝炎は明確な感染経路を割り出すのは難しいと聞いたことがあります」というのは、そういう為です。ある時、健康診断等の採血で軽度の肝機能の数値の悪化が認められ、「狙った」検査をすると、診断されるというケースが多いのです。 感染経路に関してですが、現在の日本においては、過去の手術・出産における輸血や血液製剤、集団予防接種の針の使い回しが一般的な原因です。C型肝炎ウイルスが世界で初めて発見・報告されたのが、1989年ですから、たった25年ほど前はまだ、存在すら知られていない、ウイルスだったのです。よって、それ以前に(記憶が定かでない子供時代を含めて)輸血・集団予防接種をしていれば、過去に感染していた可能性があります。現在、日本には100万人ー200万人(=100人に1人以上、多くは中年ー高齢者)のC型肝炎ウイルス感染者がいるといわれていますが、多くがそういう過去の感染です。(違法薬物の使い回し、入れ墨、不潔な環境での鍼治療、での新たな感染もあり得ますが、お母様には当たらないと推察いたします。)性交渉や母子感染は稀と言われています。 現在の日本では、採血・注射針は100%使い捨て(さらに最近では一度使った針は使えないような仕組みの針が開発され、広く使われています)ですので、現在新しく感染することはほとんどないといわれています。(上記の麻薬中毒患者、入れ墨などは除く)。また空気感染や接触感染はあり得ません。 あくまでも私見ですが、大昔の集団予防接種(もしくは出産時の輸血、もしあれば)で過去に感染し、肝臓での強い炎症も起こらず、無症状のまま経過し、肝機能も正常な期間が幸いにも長く続いた。しかし昨年秋の結核感染をきっかけに(抵抗力低下のための結核感染と考えます)、「眠っていた」C型肝炎ウイルスの活動が活発化し、肝炎を起こし始め、採血で肝機能障害が指摘され、C型慢性肝炎と診断された。という、流れなのではないかと推察します。 「昨年秋に院内でうつされ、潜伏期間が1年ぐらいで、発症した」というのは、全く根拠のない考えです。病院にあらぬ不信感を持って相対し、疲弊してしまうより、今は落ち着いて目の前の治療に専念される方が得策です。C型肝炎ウイルスによる慢性C型肝炎は、「病院の不作為」と考えるより、その発見の歴史を含めて「社会問題」として、対処方法を考えるべき問題です。実際、日々多くの治療法が開発されています。 精神面でお母様を支え、お大事になさってください。
お礼
内科医の先生のご丁寧なご説明、大変感謝しております。 私も少々ネットの情報に惑わされていた感があります。潜伏期間は2週間から1年という記載を見かけて、丁度昨年の入院の時期ではないだろうかと考えてしまいました。 幼少期からの潜伏の可能性があるのであれば、ここ数年の治療経緯ではなく、恐らく長い間潜伏していたのだろうと考えることが出来ます。 入院していた病院は今回C型肝炎であることを診断してくれた病院ですので、信じて治療に専念したいと思いました。 私は今年の1月に父親を癌で亡くしたばかりで、かなり神経質にもなっていましたが、今回のアドバイスを頂き冷静になることも出来ました。 本当に有難うございました。
- kyushuwalker
- ベストアンサー率33% (266/784)
まず最初に、あなたの考えは間違っています。 生活習慣病の検査ではHCV抗体を検査しません。 結核で入院した病院で感染する可能性は、 現代の日本の病院では、他人に使った針を使い回しはしないので、 輸血、若しくは血液製剤を使用した(感染の可能性は低いです)、 誰かの血液を触った(これも感染の可能性は高くありません)、 などの場合のみで、非常に可能性が低いです。 お母様がC型肝炎に罹患した原因ですが、いくつかあります。 お父様がC型肝炎の場合。 配偶者がC型肝炎になる確率は、通常の場合より高いです。 子供の頃の予防注射の針の使い回し。 B型肝炎に比べて確率は低くなりますが、可能背があります。 出産時に出血があった場合。 血液製剤の使用や輸血の可能性があります。
お礼
アドバイス有難うございます。 本日、タイムリーですが人間ドックを受診してきました。 私の検査はオプション無しでしたがHCV抗体検査が行われており、結果は「陰性」となっていました。また医師との面談でも問題なしと言われました。 帰宅してから過去の結果を確認したところ、私は2年くらいで病院を替えながら検査を受けていますが、過去8年間の4病院のうち3病院はオプション無しで検査を行っておりました。 病院によって対応が異なるとのことですが、最近は感染拡大を防ぐために努力目標的にHCV抗体検査は行っているそうです。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
(Q)母親は昨年の1月に生活習慣病検査で採血による血液検査を行い、この時は異常なしでした。 (A)どのような検査をしたのかわかりませんが、 生活習慣病が目的ならば、一般的にはC型肝炎の検査はしません。 なので、わからないのが当たり前。 (Q)昨年の秋に母親は結核の為に入院し、この時に採血と点滴を行っています。 (A)現在は、使い捨ての針を使うので、 採血と点滴が原因とは、考えられない。 (Q)これ以外に注射等は行っていません。 (A)そんなことはないでしょう。 お母様が何歳かわかりませんが、これまでの長い人生で 予防注射など一度も注射をしたことないとはあり得ない。
お礼
早速のアドバイス有難うございます。 生活習慣病検査は人間ドックと同じ内容の検査です。これでも同じくC型肝炎の検査は しないのかと認識しました。 注射をしていない件は昨年1月の検査で発見出来ると思っていた私の誤解もあり、それ 以降の話として記載しました。 現在は使い捨ての針を使っているのは知っていますが、そうすると感染経路は輸血だけ になりますでしょうか?こちらは生涯を通して行っていない様です。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
> この私の考えは誤っていないでしょうか? 以前、HCV抗体が陰性だったのがHCV拡体高カ価になったという証拠が必要です。
お礼
早速のアドバイス有難うございます。 素人の私ですが次回の診療に同行し、医師と話をしたいと思っております。頂きました 「HCV抗体が陰性だったのがHCV拡体高カ価になったという証拠」はどの様にすれば 取得が出来ますでしょうか? 宜しくお願いします。
お礼
アドバイスを頂き有難うございます。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 先日、再度病院で肝臓の専門医へ診断をお願いしたところ「HCV抗体検査値が陽性と出ているが、RNA値がとても低いので先ず感染はしていないと思われる」と説明がありました。 そして「詳しく検査しましょう」ということになり、再度採血を行いました。 検査結果は来週出るとのことでしたので、先ずはこの結果を受けて本当に感染しているかを確認することが優先となりました。 アドバイスはとても助かりました。どうも有難うございました。