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天災の少ない国は住みやすいか
日本人は常に地震などの天災に悩まされ、対策を取っています。 北欧の方は地震などの天災が少ないと聞きましたが、天災の少ない国は、天災がない代わりに国民が対策を取っていることや常に悩んでいることはあるのですか。 天災の少ない国は住みやすいのか、それとも天災が無い代わりに他のことに悩まされるから日本と比べて一長一短なのか知りたいです。
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和辻哲郎の『風土』という有名な本に出てくることですが、 ○日本などの東アジア、東南アジア諸国 地震、台風、豪雨などの突発的な天災が多い。また、これらの天災に対しては、(近代ではある程度対策は取れるとはいえ)基本的には為すすべがない。 ただし天災を除けば、温暖な気候と豊かな水、肥沃な大地のおかげで、暮らしやすい。 それゆえ、人々は自然に感謝し、ときに自然を畏怖し、与えられた環境のなかで(ときに耐え忍びながら)暮らしていく術を身につけてきた。 ○アラビアなどの砂漠地帯 日ごろから厳しい暑さ、旱魃、砂嵐などを起こす暴風などにより、人間は自然の脅威にさらされている。 それゆえ、人々は自然の恐ろしさを身に染みて感じており、厳しい自然から身を守るために人々は団結し、暮らしや命を守る術を身につけてきた。 ○欧州諸国 温暖な気候と豊かな水、肥沃な大地もあり、しかも顕著な天災も起こらない。 それゆえ、人々は、自然というものは人間の思い通りになるものであると考え、いかに自然を開拓し征服することで、自分たちの生活の質を向上させるかということを考え続けてきた。 つまり、文化の根本となる思考がそもそも違っているわけです。 ただ、欧州式の思考にも限界があり、たとえば自然を征服しすぎた結果、欧州の森林の大部分は失われ、肥沃な大地や豊かな生物相は大きく変貌しました。それによって初めて欧州人は「人間の都合だけで自然を改変することの愚かしさ」を知り、自然保護などを真剣に考えるようになってきています。 さらに最近では、地球温暖化などの全地球的な環境問題が生じてきていますが、欧州はこうした影響が出やすいとあって、かなりさかんに取組がなされています。 少し前ですと、欧州では酸性雨の問題も相当に深刻化しました。さらに数十年前ですと、スモッグなどの問題もありました。 ご質問に一言で答えるとすれば、天災が無い代わりに、公害や地球環境問題に悩まされていると言えるでしょう。
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- kawasemi60
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北欧は年間日照量が少ないという連続的天災ともいえる条件です。 対策として船に乗り南の人々を襲って生きて来ました... これからは寒冷化でさらに生存条件が悪くなります。 北欧から知識の有る金持ちが大勢他国に移住してるのは 税金だけでは無いのです・・・北欧にも危険な火山は多いのです。
お礼
私が知らないだけで欧米も結構悩まされているのですね。 ご回答ありがとうございました!
- blackhill224
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ヨーロッパの大部分は、天災とは縁がない。地中海岸の一部で地震や火山爆発があるけど、ごく局所的です。 石や煉瓦の建物が多いから、古い街並みが残っている。それを評価するか、更新が進まないから不便で住みにくいというか、日本人の意見は分かれるでしょう。 しかし、東京に住んでいる人など正気とは思われないと彼らはいうでしょうね。
お礼
やはりヨーロッパの方が天災の面では住みやすそうですね。 ご回答ありがとうございました。
- horiisensei
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国内ですが天災少ないですよ 台風、梅雨、ゴキブリ無し。震度4の観測は過去60年間で2回。先日の大雨も滝のように短時間で降ったけど被害無し。 災害と言えば毎年の降雪でしょうか。 しかし中核市とはいえ活気は無いです、人口減と高齢化が原因です。自衛隊と動物園が無くなったら老人街になるでしょう。官に依存する経済が悩み。 この辺は北欧の中流国家と悩みは同じだと思われます。 但し学術的にも指摘されていますが人間暑いとバカになります。南半球の経済発展が遅れている歴史が証明しています。 温暖化により近々に青森県くらいまで熱帯になってセアカゴケグモがウロウロしデング熱やら流行します。
お礼
なるほど、暑さは考慮していませんでした。 ご回答ありがとうございます。
- area_99
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人が住んでるからには理由があるものです。 人のいない不毛な大地は、それだけで問題です。
お礼
確かにおっしゃる通りですね。 ご回答ありがとうございます!
お礼
公害等も考える必要があるのですね! ご回答ありがとうございました。