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星までの距離の計測
比較的近い星までの距離は三角測量法で計測出来るということはよく理解できますが、実際にどのようにして計るのか少し疑問です。三角形の底辺の距離は地球の公転直径になりますが、この底辺と対象の星の仰角をどのように計るのでしょうか。星を観察しても底辺軸がどの方向なのかが分からなければ仰角が定まらないはずです。昼間なら太陽の中心方向になると思いますが、星の観察が出来ません。星が観察出来る状態で計測可能な角度で最も簡単なものは、地球の中心方向すなわち重錘との角度です。この値と計測点の経度、緯度、標高と計測日時、時間から計算で仰角を求めるのでしょうか。出来そうな気はしますが、具体的な計算方法が分かりません。
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お礼
いろいろな参考資料の紹介有り難うございます。内容を一読しただけでは理解が困難ですが、もう少しじっくり時間を掛けて紐解いてゆきたいと思います。 参考資料で気がついたことですが、年周視差を計測するポイントが太陽に対して完全な対象点ではなく、計測対象の星までの距離を半径とした円上にありますが、どちらが理論的に正しいのでしょうか。星までの距離が地球の公転径に対し十分大きいので計測誤差の中に入ってくるので実際はあまり影響がないでしょうが、こんな所を気にしているためなかなか理解が進みません。また、この説明書でもう一つ納得できないのが、図のような位置関係であれば太陽光が邪魔をして星が観察できないのではないかと悩んでいます。 最初は望遠鏡、分度器、コンパス(方位磁石)、時計で計測の真似事を考えましたが、なかなか簡単ではないと言うことがよく分かりました。 年周視差を写真を使わず計測した古人に敬意を払わずにはいられません。 色々調べていただいて有り難うございました。