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noname#203116
回答No.1
「洗」は元来、手や顔を洗うための器です。日常の什器故に現存するものが少ない。 たしか東博のデータベースを見ても収蔵品が無かったかと思う。 器形は種々あって、特定の形に集約されていないようである。円洗は、平円筒形をしているし、足洗は、三方に足がついている。 「洗」が多く造られたのは鈞窯で、北宋、徽宗の時代に官窯として装飾用磁器を生産した名窯であると伝えられている。鈞窯は釉の焼成に工夫をし、色釉の焼成に成功した。「洗」もこの時代は装飾用磁器として生産されていたようである。
お礼
お礼が遅れてしまいましたが、理解しました。ありがとうございました。