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イージス艦の装甲について~
「防衛」というカテゴリーがなかったので、ここで質問させてもらいました。 ちょっと前、最新鋭のイージス艦を見学させてもらう機会がありました。 私は、真っ先に普通の船舶と違うだろうな、と思って床甲板とブリッジ立ち上がりの 鉄板を手で叩いて感じたのですけど、普通のフェリーと変わらない厚さの様に 感じました。 これだと、対艦ミサイルはともかく、小口径の機関砲でも蜂の巣に されてしまいそうです。 大丈夫でしょうか???(>_<)。
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小口径の機関砲でいくら穴だらけにされてもそれで沈むことはないし、乗組員も大航海時代の船みたいに船の外にいるわけでもないので負傷者も出ないでしょう。テロリストなどが小型船舶で近づいて機関砲で攻撃しても、イージス艦側にはバルカン砲がついているので、それで反撃したらテロリスト側の船舶は撃沈されるでしょう。 装甲を厚くすると、それだけ重くなります。つまりトップヘビーになる。そうなると安定性に著しい問題が発生します。嵐に弱くなるし、攻撃を受けて船が傾くとひっくり返りやすくなります。もう「ひたすら装甲を厚くして敵の攻撃に耐える」という時代ではないのですね。 軍艦が戦争で攻撃を受けたのは、実は1982年のフォークランド紛争が最後で、それ以来なんと30年以上も「海戦」というのは発生していません。そのときに栄光のイギリス海軍が誇る当時最新鋭の駆逐艦シェフィールドがフランス製の対艦ミサイルエグゾセの命中で沈没に至ったのはロイヤルネイビーのみならず、世界の海軍関係者に衝撃を与えました。 イージス艦はフォークランド紛争以降に生まれた新しい軍艦で、まだ世界中のどのイージス艦も敵海軍や敵空軍から攻撃を受けたことがないので、本当にそれでよかったのは「実際に攻撃を受けてみないと分からない」というのはあります。
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- kingyo_tyuuihou
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>大丈夫でしょうか???(>_<)。 「イージスシステムは、遠くの敵機を正確に探知できる索敵能力、迅速に状況を判断・対応できる情報処理能力、一度に多くの目標と交戦できる対空射撃能力を備える画期的な装置である。このおかげで、イージス艦は、同時に多数の空中目標を捕捉し、これらと交戦できる、極めて優秀な防空艦となった。またイージスシステム以外にも、イージス艦が搭載する全ての兵器は、イージスシステムのコンピュータを中核として連結され、イージス戦闘システムと呼ばれる統合システムを構築している。これによって、イージス艦は、対空・対艦・対潜水艦など、戦闘のあらゆる局面において、脅威となる目標の捜索から識別、意思決定から攻撃に至るまでを、迅速に行なうことができるのである。このことから、90隻と多数を保有するアメリカ合衆国においては、艦隊防空のほかにも、トマホーク巡航ミサイルによる対地攻撃から海賊の取り締まりに至るまで、様々な任務に使われている。 その一方で、武装の搭載量や抗堪性などは、従来の艦と比べて特に優れているわけではない。従って、かつての戦艦に相当するような艦と解釈するのは誤解である。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E8%89%A6 そもそもの発想から違うわけです。 近づかれる前に沈めてしまう。その頭脳。みたいな位置づけです。
- habataki6
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沈められない船など存在していません、その為に迎撃用の武器が存在しています それに重いと経済的に動かす事はコストかかり、結果的に無ければ良いと なってしまいますよ、根拠としてどこかの国の軍事施設では財政難によりイベント さえ開催しないこともあります
機動性重視のため、軽量化しているのです。 防弾性能はほとんど考慮していません。対艦ミサイル1発で沈みますが、当たらないことを重視しています。 自衛隊の持っている小銃程度では貫通しないようですね。
- ミッタン(@michiyo19750208)
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大丈夫だからその構造じゃないんですか?
- jusimatsu
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「当てさせない」が基本コンセプトですから。
お礼
ご回答ありがとうございました。 今の軍艦は、接近戦は想定していないのですね。 ミサイルが飛んでくれば迎撃するので艦の装甲で 防ぐ必要は無いと言う事でしょう。 でも手で触って感じたことは、普通の船と変わりなく頼りない感じでした。 船底とかミサイル格納庫は、丈夫にしているのかも知れませんが・・・。