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イージス艦の配備について
イージス艦の配備について 日本はなぜイージス艦を配備するのでしょう? 朝鮮の軍備では、日本へのミサイル攻撃は不可能だと聞きました。改造されたスカッドミサイルは射程距離が朝鮮半島全土が狙えるもののそれ以上は越えられないはずです。パトリオットを配備するなら韓国本土になるだろうと思いますし、それは韓国とアメリカの安全保障上の問題です。日本には関係ありません。イージス艦が韓国本土の防衛のために配備されているとも思えませんし、いったいどういう理由なのでしょうか? 日本本土への直接攻撃の可能性を防衛庁は懸念しているのでしょうか? その懸念や根拠について詳しい方教えください。 また、防衛庁や大学等の研究機関が公式に発表している見解等を記載しているHPのアドレスをご存知でしたら、しょうかいしていただけないでしょうか? 以上 よろしくお願いします
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お邪魔します イージス護衛艦と従来の護衛艦、 性能に違いが有りますが、共に軍事行動を目的に作られた舟です。 日本人は新しい物に、柔軟に対応する能力は優れていますが、忘れやすい。 PKOでの自衛隊海外派遣に始まり、湾岸戦争での機雷処理、アフガン戦争の給油・補給の後方支援、そしてイラクに対する情報活動での支援、 皆さん15年前の自分に戻って考えてください。 今、自衛隊が取っている行動は既に戦闘作戦に参加していると思いませんか? 私はテロを行ったり、支援したりする国に、肩を持つ訳ではありませんが、もし自分の国の玄関先に、他の国の戦闘艦が臨戦状態で配備されたらどう思うでしょう。 私なら『あの船は私の国を攻撃するためにあそこにいる』と考えます。 つまりイラクにとって日本は、アメリカと同じなのです。敵です。 時間がないので後で続きを、
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- o-san
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No6の続きです 今回のケースの場合護衛艦の種類や兵器の性能が問題なのではなく、日本国の自衛隊所属である戦闘艦が他国に(公海であるが)派遣されていることが問題ではないでしょうか。 なし崩し的に自衛隊の行動範囲や派遣される装備が膨らんでいき、世論までもがそれを当然と見る様にになりつつあります。 私はこと日本の国防に関しては、政治主導ではなく国民の意思の元に行動すべきであると考えます。 60年前に日本は貴重な負け戦を体験しています。 ものの本によれば、開戦当時世論は戦争を肯定する側の声が多かったそうです。 それどころか、戦争を拡大させたのは軍部の独断ではなく、財界や政界の後押しがあったからとも言われています。 今の日本はその繰り返しになっていないでしょうか? 自分達が贅沢やおしゃれな生活ががしたいために、金に物を言わせ勝手気ままをしていないでしょうか。 金を払えば何をしてもいい などと考えていないでしょうか。 言うことを聞かなくなった国に武力や経済力で圧力を掛けようとしていないでしょうか。 いづれ自分達とは考え方が違い、自分達より大きな力に押しつぶされてしまうのではないでしょうか。
- doya
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こんばんは。専門家ではないですが、書物などを読んだ記憶により回答します。 米ソ冷戦末期のソ連製対艦ミサイルの性能向上による脅威に対して、アメリカ機動部隊(空母艦隊)の対空防御の切り札としてアメリカで開発されたのが、ミサイルに対する処理能力、防衛能力が高いイージス艦です。 イージス艦(イージスシステム)については、もうすでに調べているのかもしれませんが、参考URLを見てください。 米ソ冷戦時は、自衛隊も対ソ連戦闘を想定しているため、自衛艦も必然的にアメリカ海軍にならった装備を行うことになります。イージス艦も、従来の艦艇(護衛艦)の発展型として、海上自衛隊に採用されました。イージス艦はアメリカ製の搭載機器が非常に高価であるため、日米貿易摩擦のバランスをとるため、自衛隊での採用を決定したという話もあり、金持ち日本だからこそ購入できた艦艇であるといえます。 本来は空母直援用の艦艇ですが、対空能力が高いためソ連の脅威が消滅した現在は、弾道ミサイル迎撃に関する役割についても検討が進んでいるようです。 現状の能力では、イージス艦による弾道ミサイルの完全な迎撃は不可能のようです。(補足・追跡は可能) なおイージス艦(アメリカ海軍)は、ペルシア湾にてイラン空軍のF-14戦闘機と誤認して民間航空のエアバス機を撃墜したことがあり、この時はイージス艦の敵味方識別能力に問題があるなど、いろいろ議論されました。(イージス艦=欠陥兵器説もありました) 北朝鮮の弾道ミサイルをイージス艦が追跡して話題になったのは、高い対空能力を生かして情報収集のために使用されたということでしょう。弾道ミサイル実験の情報がアメリカ軍などから入れば、自衛隊としては何もせずに実験を見逃す理由はありません。平時でも、他国の兵器に関する情報収集は実施します。 また、現在日本近海が緊張状態にあるというのならば、虎の子のイージス艦の1隻を遠いインド洋まで派遣することはしないと思いますよ。 個人的な意見ですが、北朝鮮の弾道ミサイルに関して情報収集は必要ですが、必要以上に脅威に思うことはないと思います。
お礼
レスありがとうございました。大変詳しい内容で書いていただけてとても感謝しています。 私は軍事は初心者ですので、内容を理解するためには少し勉強がいるのですが、このレスを起点にいろいろ調べ物を始めようと思います。 イージス艦の保有は、日本とメキシコだけだと聞きました。メキシコには1隻あるそうです。(未確認) 日本は米軍の現役より型落ちだそうですね。 今回のインド洋へのイージス艦の派遣に対しては、防衛庁の中でかなりの激論があった末の派遣になったそうです。防衛庁としては北東アジアの緊張を考えて派遣したくなかったようなのですが、やはりアメリカからの圧力に屈服したって感じでしょうか? アメリカといえども二箇所同時に戦争を開始することは困難があるので、まずイラクから・・・そして・・ 勝手な憶測も沸いてしまいます。 イージス艦の派遣状況で今後の戦局や外交を予期することはいけないのですが、予想材料のひとつに加えれるとなると、やはり重要な艦なのでしょう。 今後、イージス艦の派遣やその他について、自分なりに検証してみようと思います。今回はどうもありがとうございました。
- nrb
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捕捉です 弾道ミサイルは打ち落とせないは間違いですよ 正確には 打ち落とせますがその確立が極めて低いのです
- poyaru
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現在のイージス艦には、弾道ミサイル(スカッドやノドンなど)を 防ぐ能力はありません。と言うより、弾道ミサイルを防ぐ技術は開発中で、 現時点では存在しません。 イージス艦は、巡航ミサイル(主に船を狙って撃たれた対艦ミサイル)や、 航空機を落とすためのものです。 空母のように、沈むと戦局に大きな影響が出る船の守りを、 より確かにするために設計された、艦隊防衛のための船です。 日本では、海上輸送路(シーレーン)をソ連から防衛するために (具体的には、ソ連の航空機から『輸送船』を守るために) 導入すると言うのが、政府の公式見解だったと思いますが、 残念ながら特にその事を載せたホームページを知りません。 「シーレーン」「イージス艦」などのキーワードで検索すると良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます 弾道弾を打ち落とせると言うのが多くの知人の見解でした 弾道ミサイルを打ち落とせないのなら、ノドンは脅威だと思います ソ連の時代にまで、防衛をさかのぼって調べる必要があることもわかりました 今回はどうもありがとうございました
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
たしかに、ミサイルは日本へ飛んでこないと思いますよ なぜ、配備しているかと言うと もし、ミサイルが飛んできたときにミサイルの軌道を把握するためです 米軍に頼らなくても イージス艦にはそのくらいの性能はあるで、現在配備されているのです
お礼
軍事施設やその指揮ルートを知ることは軍事上重要だと思います その為の効果があるのなら、配備の意味もあると思われます 今回は回答どうもありがとうございました
- acacia7
- ベストアンサー率26% (381/1447)
北朝鮮のロケット技術だとアメリカ本土まで到達可能っていう噂だとおもいますが・・ すくなくとも、日本には直接打ちこめます。 1998年8月31日に三陸沖に着弾してまし・・ また、弾道ミサイルとは限らず、航空機からのミサイル、 水上艦艇からの砲撃など、いくらでも懸念材料はあるのでは? とりあえず、防衛庁のHPで検索してみてはいかがでしょうか?
- 参考URL:
- http://www.jda.go.jp/
お礼
航空機の装備についてはまったく知らないので、今から調べてみようと思います アドレスありがとうございました
お礼
今回レス付けていただいた皆さん、どうもありがとうございました。かなり専門的な内容なので私には少し勉強がいりますが、大変参考になりました。また今後とも軍事関係の質問があったときにはよろしくお願いします