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失語症患者に長谷川式知能評価できる?
研修医です。指導医に、長谷川式で痴呆の評価をするように言われている患者さんは、脳梗塞後で、こちらの言うことがよく理解できず、またご自分で話したいこともうまく言えないことがあり、「あれ」や「これ」という言葉でいろいろなものを伝えようとします。またいろいろな名詞が「書類」という言葉に置き換わってしまいます。そういった患者さんに、長谷川式で痴呆の評価ができるのでしょうか。長谷川式で点数が低かったとしても、それが痴呆なのか、それともこちらの言うことがわからない、あるいは言いたいことを伝えられないだけなのか、はっきりしないのではないのでしょうか。ちなみに、読む・書く、ということに関しては、聞く・話す、よりもうまくできるようです。皆様のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。
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noname#104379
回答No.4
お礼
検査の結果、骨転移についてはなさそうですが、脳転移については頭部MRIで検討する予定です。ただ、脳梗塞をおこされたのが6年前で、直後から失語症の症状が始まっていますので、失語症が癌の脳転移巣からきているものとは考えにくいと思います。とはいえ、その可能性について私は全く考えていませんでしたので、再度学ばせていただきました。 長谷川式を施行した際、その患者さんがとても自信をなくされたご様子でしたので(これについては私の配慮の足りなさを後悔しています)、失語症の検査もしない方がいいのかもしれない、と考えていたところでした。しかし、ご回答を拝読いたしまして、やってみる価値が十分あるように思いました。院内にその専門家がいるか調べて、ご家族にお話してみようと思います。 mimireさんには何度もご相談にのっていただき、本当に感謝しております。教えていただいたことは、きっとこれからの診療に役立てたいと思います。