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改訂長谷川式簡易知能評価スケールについて
改訂長谷川式簡易知能評価スケールについてお聞きします。 このスケールは、一般的によく知られている、とお聞きしましたが、このスケールを用いた検査の点数が低いと、イコール「アルツハイマー病」あるいは「認知症」なのでしょうか? 非常に簡単で、時間も短くてすむテストらしいのですが、このスケールだけで上記疾病と判断できるのでしょうか? 使用する際の注意点や問題点を教えていただければ幸いです。
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No1です。補足を拝見しました。 仰るとおり、このスケールのみで病名を確定診断することはできません。 また認知症については補足でも触れておられるように、CTやMRIなどで委縮領域や程度などを判断することで病名が違ってきます。以前は老人性痴呆などと一括りにされていた時期もありましたが… 認知症と一口に行っても、原疾患によって症状の現れ方なども違いますし進行の仕方も違ってきます。また介護者の対応なども変える必要が出てきます。 一般的には、「あれ?」と思ったら長谷川式のようなスケールで試してみて、やはり認知症が疑われるようであれば専門医にて診断を仰ぐという順序でしょう。 一般的には、うつの場合には記憶力(記銘力)が低下することはあまりありませんので、これらのスケールで記憶に問題が見られない時は疑ってかかるのも一つの目安としてはいいと思います。 ただ、高齢者の場合には認知症とうつ状態が複合的に出現する場合もあるので、やはり専門医の診断が必要でしょう。
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- higup
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長谷川式スケールはmmse(ミニメンタル・ステート)などと同様に、認知症の判断指針として幅広く使用されており、仰るとおり設問内容も簡単であるため、一見誰でも気軽に使用できそうに思われがちですが… mmseもそうですが、ただ一とおりの設問を行うだけで疾病を判断できるわけではありません。他の診断内容と併せて総合的な判断が必要となります。あくまでも指標ですので。 また設問する際のスキルも肝心かと。設問のタイミングや伝え方(声の出し方も含めて)など、実施する側も相応の訓練を受けることをお勧めしたいです。 もし、ご家族などに対して行ってみようというのであれば、それはそれで構わないでしょうが、その結果をもって専門医に相談してみるのがよろしいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 他にもご意見お待ちしております。
補足
補足で情報がほしいです。 いわゆる「アルツハイマー病型認知症」と「老年性うつ」は、このスケールの結果で判断できますか? 当方で調べたのですが、アルツハイマー型というのは脳の萎縮によって引き起こされるもので、うつとは区別すべきであるということでした。 ただ、専門家でもどちらに該当するのか、見極めが難しいとのことでした。 アルツである、と断言するには脳内スキャン(CT)などの外科的判定が必要なような気がします。 もう少しだけ情報をいただければ幸いです。