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銅の再考
- 銅協会の奇妙な映像によって、銅のない生活の違いを垣間見ることはできない。
- 銅触媒の利用により、再生可能エネルギーの課題を解決することができる。
- 金属の微細なクラックが触媒の性能に影響を与える可能性がある。
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>(1)A bizarre 2009 promotional film from the European Copper Institute in Brussels asks viewers to imagine life without its favourite metal, without actually showing how such a life would be any different. ブリュッセルで2009年に銅協会から奇妙な映像が提供された。その映像ではこの好ましい銅がない我々の生活があなたには想像できますか?ということを視聴者に問うようなものだった。実際にはこの銅がない生活がいかなる差が生じるかを垣間見ることはできない。 「ブリュッセルにある欧州銅協会(ECI)の、2009年の風変わりなプロモーション映像では、大好きな金属の無い暮らし(※生命も暗示か?)を、その暮らしが実際にどのように違うかを少しも描かずに、映像を見る人に問いかけている。」 >without以降の訳がどういう風に訳せばいいかわかりませんでした。 一番目のwithoutはそのまま「大好きな金属(銅)の無い暮らし」ですが、二番目のwithoutはfilmにかかっているようです(訳すには分詞構文的なものと考えてもよさそう)。 >(2)Imagine life with such a better copper catalyst. Intermittent renewable energy such as wind and solar sources could be used to drive the reaction, and would address two major energy and environmental problems at a stroke— what to do with all the carbon dioxide we generate, and how to store and transport renewable energy. 「このように優れた銅触媒抜きの暮らしを考えてみよう。風力や太陽光のような、常時得られるわけではない再生可能エネルギーは反応を促すために使うことができるかもしれないし、人類が産生する二酸化炭素をどうするか、また再生可能エネルギー(で得られた電力)をどのように蓄え、運ぶかという、エネルギーと環境に関する二つの主要な問題を一挙に解決するかもしれない。」 >at a stroke は直面する問題と訳していいのでしょうか。 熟語の「一挙に」「一撃で」という用法としておくくらいでしょうか。strokeは意味がいろいろですので、何らかの暗示的なニュアンスがあるかもしれませんが、とりあえずは措いておいてもいいかと思います。 >(3)They suggest that the difference might be down to tiny cracks introduced to the metal, which give the catalyst more space to work. >彼らはこの研究と従来の方法の違いが金属を誘導する際のごくわずかな間隙の形成がこれを可能にしている。この空間を利用できることがさらに触媒作用を強力にするものなのだ。 意味合いが分かるとの仰せ通り、正確に訳しておられます。別訳例も提示してみます。 「彼らが示唆しているのは、相違が金属に生じた小さなひびによるものであり、それが触媒が働く面積を広くしているということだ。」 >might be down to の意味がわかりませんでした。 そのdown toはdue toと同義の用法と思われます。さらに強く、nothing but(~以外の何ものでもない)という使い方をすることもありますが、might beと言っていることから、そこまでの断言ではなさそうです。。
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No3です。訂正です。 >ある研究グループがエタノールの産生方法で従来の銅の触媒方法よりも酸化銅を用いて行う触媒作用の方が効率が良いという研究結果を示した実験系について話しています。 銅精錬はBlister Copperを電解るすることで電気銅(copper cathode)を作るが、 スタンフォード大学の化学者は酸化銅を電解することで、一酸化炭素を作り(還元されれば、残りは銅となる)エタノールを作る。 と言っている。 ですから、銅精錬も酸化銅を使うのは間違った見解です。正しくは銅精錬は硫酸銅を電解分離するに対して、メタノールの精製は酸化銅から着手する。ということのようです。 その他の解釈は変わらずです。 http://www.yourdictionary.com/blister-copper 非鉄の精錬は門外ですので勘違いに関しては悪しからず。
お礼
補足説明ありがとうございます。
(1) without actually showing how such a life would be any different. >実際にはこの銅がない生活がいかなる差が生じるかを垣間見ることはできない。 実際に銅がない生活の違いを(映像)で紹介することなく(淡々と綴った)という意味。 (2) and would address two major energy and environmental problems at a stroke— 文章の at a stroke は、辞書に出てるとおりで’一撃で、一気(呵成)に、一挙に’という意味です。多分、addressの動詞を「1.〔問題などに〕対処する」⇒解決すると言うよな意味で解釈されなかったからでしょう。 (3)They suggest that the difference might be down to tiny cracks introduced to the metal, which give the catalyst more space to work. >might be down to は「~に至る」で良いが、下記の意味を取り違えてる。 >ある研究グループがエタノールの産生方法で従来の銅の触媒方法よりも酸化銅を用いて行う触媒作用の方が効率が良いという研究結果を示した実験系について話しています。 そのと通りです。スタンフォード大学の化学者が、上記のように言っているが、従来の銅精錬の触媒方法(電解方法)よりも彼らが新たに提示した(触媒方法=電解方法)の方が一酸化炭素を(carbon monoxide)を抽出するのに効率が良い。現在の電解方法も新たな電解電解方法も酸化銅は使う。もう少し分かり安くすると、従来の触媒方式は銅のメタル(Copper Cathode)を抽出するための技術で、スタンフォード大学の化学者の提案は同じような電解方式でも一酸化炭素を(carbon monoxide)を抽出して、(ガソリンの代わりとなる)エタノールを作ることに着眼している。 >彼らはこの研究と従来の方法の違いが金属を誘導する際のごくわずかな間隙の形成がこれを可能にしている。この空間を利用できることがさらに触媒作用を強力にするものなのだ。 すると、このtiny cracksとは「蟻の穴から堤も崩れる」の意味と同じになります。現時点では、エタノールを生産するための方式で、従来型の電気銅(Copper Cathode)を効率的に作るものではないが、我々の提案する触媒法は従来型の触媒法と考え方(電解方式)は変わらないので将来に向けて銅精錬に適用される可能性に至るとして「蟻の穴から堤も崩れる」ような隙間を作った。このthe diffenceは着眼点(銅精錬かエタノールの精製)の違いではあるが、最後には銅精錬に於いてもコスト的に見合う方式になるであろうと言っている。 参考文献 スタンフォード大学の化学者がNatureに載せた記事に付いて http://news.stanford.edu/news/2014/april/ethanol-without-plants-040914.htm 電気銅の作り方: http://www.kobelco.co.jp/alcu/technical/copper/1174588_12414.html http://homepage3.nifty.com/kuebiko/biology/chptr_1/1-1-3/redox/elctrlys.htm the catalytic properties(は下記のスレッドでいう「触媒活性」に近い意味で使われていると思う。 http://okwave.jp/qa/q1946032.html No3さんが最も的を得た回答をされている。 「触媒一般論ならいままでの話で問題ないと思いますが,無電解めっきでいう触媒ってのは厄介なんですよ. あれは触媒といえばそうだけど,実質は微小な電極です.この上でめっき浴中の還元剤が酸化され,同時に金属イオンがその電子で還元される,そういう反応場です.電池反応と電気分解の知識がないと,無電解めっきの本質は理解できません.触媒という語の一般的な説明だけでは,本質を踏み外します.」
お礼
いつもご指導ありがとうございます。 またおっしゃる通りでaddressの意味合いを取組みとしてとらえて解決するという意味合いで考えておりませんでした。 ご指摘の通りでしたのでお陰さまで間違いの箇所とその的確な訳の理解をすることができました。 沢山のリファレンスまで引用くださりましたこと重ねて御礼申し上げます。
(1) without actually showing how such a life would be any different. >実際にはこの銅がない生活がいかなる差が生じるかを垣間見ることはできない。 実際に銅がない生活の違いを(映像)で紹介することなく(淡々と綴った)という意味。 (2) and would address two major energy and environmental problems at a stroke— 文章の at a stroke は、辞書に出てるとおりで’一撃で、一気(呵成)に、一挙に’という意味です。多分、addressの動詞を「1.〔問題などに〕対処する」⇒解決すると言うよな意味で解釈されなかったからでしょう。 (3)They suggest that the difference might be down to tiny cracks introduced to the metal, which give the catalyst more space to work. >might be down to は「~に至る」で良いが、下記の意味を取り違えてる。 >ある研究グループがエタノールの産生方法で従来の銅の触媒方法よりも酸化銅を用いて行う触媒作用の方が効率が良いという研究結果を示した実験系について話しています。 そのと通りです。スタンフォード大学の化学者が、上記のように言っているが、従来の銅精錬の触媒方法(電解方法)よりも彼らが新たに提示した(触媒方法=電解方法)の方が一酸化炭素を(carbon monoxide)を抽出するのに効率が良い。現在の電解方法も新たな電解電解方法も酸化銅は使う。もう少し分かり安くすると、従来の触媒方式は銅のメタル(Copper Cathode)を抽出するための技術で、スタンフォード大学の化学者の提案は同じような電解方式でも一酸化炭素を(carbon monoxide)を抽出して、(ガソリンの代わりとなる)エタノールを作ることに着眼している。 >彼らはこの研究と従来の方法の違いが金属を誘導する際のごくわずかな間隙の形成がこれを可能にしている。この空間を利用できることがさらに触媒作用を強力にするものなのだ。 すると、このtiny cracksとは「蟻の穴から堤も崩れる」の意味と同じになります。現時点では、エタノールを生産するための方式で、従来型の電気銅(Copper Cathode)を効率的に作るものではないが、我々の提案する触媒法は従来型の触媒法と考え方(電解方式)は変わらないので将来に向けて銅精錬に適用される可能性に至るとして「蟻の穴から堤も崩れる」ような隙間を作った。このthe diffenceは着眼点(銅精錬かエタノールの精製)の違いではあるが、最後には銅精錬に於いてもコスト的に見合う方式になるであろうと言っている。 参考文献 スタンフォード大学の化学者がNatureに載せた記事に付いて http://news.stanford.edu/news/2014/april/ethanol-without-plants-040914.htm 電気銅の作り方: http://www.kobelco.co.jp/alcu/technical/copper/1174588_12414.html http://homepage3.nifty.com/kuebiko/biology/chptr_1/1-1-3/redox/elctrlys.htm the catalytic properties(は下記のスレッドでいう「触媒活性」に近い意味で使われていると思う。 http://okwave.jp/qa/q1946032.html No3さんが最も的を得た回答をされている。 「触媒一般論ならいままでの話で問題ないと思いますが,無電解めっきでいう触媒ってのは厄介なんですよ. あれは触媒といえばそうだけど,実質は微小な電極です.この上でめっき浴中の還元剤が酸化され,同時に金属イオンがその電子で還元される,そういう反応場です.電池反応と電気分解の知識がないと,無電解めっきの本質は理解できません.触媒という語の一般的な説明だけでは,本質を踏み外します.」
お礼
ありがとうございます。
- SPS700
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1. ブリュッセルにあるヨーロッパ銅協会が、2009年に作ったの奇妙な宣伝動画では、このような暮らしがどう違うかを視聴者に見せないで、銅不在の生活を想像するよう求めている。 2。 at a stroke は、下記のように「一撃で」、「一気に」といういみです。 http://eow.alc.co.jp/search?q=at+a+stroke 3。 この金属に導入される極めて微細な亀裂が、媒体の作用に余分の空間を与えるため、その差の起因になるのではないかと彼らは考える。 down to は、もともと下記のように、「~に至るまで」ですが、この差は大きなものが原因ではなく、その差を極微細な点「にまで」追求すれば、と言う意味のように思います。 http://eow.alc.co.jp/search?q=down+to
お礼
いつもご指導ありがとうございます。 1のwithoutはその映像のコンテンツにいかに違いができるかを示さないでという意味なんですね。 down to の明確な使い方のご説明まで下さりありがとうございます。
お礼
いつもありがとうございます。 電気分解でのエタノールの精製の仕方などが焦点となっていたため読んでいる最中にギブアップしそうでした。 お陰さまで内容理解ができました。