手に付いた機械油汚れはなぜ泥で落ちるのでしょうか？

質問

これは、子供の頃に友人から聞いた生活の知恵です。
手に付いた機械油汚れを、ハンドソープのような液体石鹸で洗って落とそうとしても、なかなか落ちません。
固形石鹸では、殆ど泡も立ちません。
しかし、手に泥を付け、よく擦り合わせて水で流すと、なぜかきれいに落ちます。
一体この理由は何でしょうか。
泥が、強力な石鹸（界面活性剤)の働きをしているとも思えません。

回答No.5

fxq11011

界面活性剤が働くのは、油の表面だけです、だから十分撹拌の必要があります。
ガソリン等と比べて粘度の高い機械油は少し撹拌しただけでは十分細かく分散しません。
一方泥は細かい砂粒ですね、そして油より固いですね。
強い力でこすると砂粒が油をこそげて砂粒につきます、いったん付着すると周りは水のため、簡単には他の場所に付着しません水中に分散します。
泥に含まれる砂粒の数が非常に多いため１粒の表面積は非常に小さくても全体の表面積は泥の塊を見ただけの感じよりはるかに大きいのです。

お礼

遅ればせながら、ご回答有り難うございました。
砂粒が油をこそげることまでは理解出来るのですが、何故砂粒に付着するのでしょうか。
洗顔スクラブは、いわば粒入り洗剤（石鹸の一種）で、粒が毛穴の中など細かい所の汚れ（脂肪分）を掻き出し、その後は洗顔料に吸着していると思うのですが…。

回答No.4

ORUKA1951

水は、身近な物質の中では極めて特異な異常流体だという事は学ばれていますよね。
・固体のときの体積が液体のときより大きい。
・表面張力が異常に大きい
・分子量(18)に比較して異常に融点も沸点も高い。
　分子量16のメタンは融点-182.5℃,沸点-161.6℃
　これは、水が相互に強く結びついているためでしたね。(ゆとり時代では習ってないかも)
　そのために、油のような極性を持たない物質は仲間はずれにされて、はじき出されてしまいます。--難しく言うと疎水結合--
　界面活性剤は、そのような物質を包み込んであたかも水と同じ極性物質であるように見せるために水に分散できるのでしたね。

　泥(粘土鉱物)へは、ガソリンや灯油や重油などは、それほど強く吸着するわけではありません。しかし、機械油汚れがグリス--金属セッケン--に由来する場合は、機械油が界面活性剤の役目をして粘土を包みます。
＞泥が、強力な石鹸（界面活性剤)の働きをしているとも思えません。
　ではなく、逆に機械油がその作用をしているとも言えるでしょう。・ただ、分散は出来ないために吸着だけですね。

　スクラブなどの機械的作用だけでは説明できないです。それを吸着して保持しなくては意味無いです。

お礼

遅ればせながら、ご回答有り難うございました。
泥は、土が水に溶けた状態ではなく、（この表現が適切かどうかは分かりませんが）水と混ざった状態ですよね。
この点からすると、泥は水と油の中間的な性質を持ち、親水性と疎水性（親油性）があると考えないと、つじつまが合わないような気もしますが…。
石鹸の場合の、界面活性・ミセルの形成・乳化・吸着との関連が、自分の頭では理解不能です。

回答No.3

ultraCS

砂や泥の粒子がこびりついた油分をこそげ落としているのです。洗顔スクラブと同じですね。

砂石鹸やKUREのシトラスクリーン(スクラブは軽石粉)も同様の作用をしています。

お礼

遅ればせながら、ご回答有り難うございました。
洗顔スクラブも、粒入り洗剤（石鹸の一種）だと思うのですが…。

回答No.2

lumiheart

工業用ハンドクリーナー
http://www.monotaro.com/g/00243244/
「スクラブ粒子が深く入り込んだ頑固な油汚れに作用し素早くきれいに洗い落とします。」

定番中の定番ユーゲル
http://www.monotaro.com/g/00001373/
「洗浄力、経済性に優れた工業用洗剤です。洗浄面に対し本品を適量取り、水なしですりつぶすようにこすって下さい。」

＞泥が、強力な石鹸（界面活性剤)の働きをしているとも思えません。
泥が油を吸い取ります

お礼

遅ればせながら、ご回答有り難うございました。
色々な商品があることは分かりましたが、これらはやはり洗剤（石鹸の一種）ですよね。

回答No.1

trytobe

泥パックや泥泡洗顔などと同じで、スクラブ効果と細かい粒子への油分の吸着効果が大きい（細かいぶん表面積が大きいので保持できる油分が大きい）ためかと思います。

お礼

早速ご回答頂き、有り難うございます。
泥パックや泥泡洗顔などしたことがなかったので、考えてもみませんでした。