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民営化後の郵便局員の対応劣化

郵便局が民営化してもう何年たつでしょうか? 民営化された当初は、「不要と判断された書類が大量に指摘された」など、いかにもそれまでの怠慢な公務員体質を大きく改善されたような報道や噂が飛び交っていましたが、私は個人的に、窓口や現場での郵便局員の質は、民営化前と比べ、かなり劣化しているという印象を持っています。 窓口の対応も、非常に態度の悪いものが多く、さらに、何か自分がよくわからないことや都合が悪くなると、すぐに他の官公庁へ回るように、文字通り「たらいまわし」をされることが頻繁にあります。 ふたを開けてみれば、その他官庁が対応する内容というものではなく、やはり郵便局で対応すべきものだったり、まるでお門違いの場所へ行かされたりと、ひどいものです。 また、実際の郵便配達についても、お粗末な事例が多々見受けられます。 それまでと番地も、呼称も変わっていない場所なのに、以前は届けられていた郵便が、「あて処なし」で返ってきたりするのです。 地図を見ても、素人ですらどこか一目でわかるような場所です。およそ配達のプロの所業とは思えません。 私も、一部の公務員の横柄な態度や、怠慢な事務処理に憤りを感じることもありますので、民営化により期待していた部分もあったのですが、今となっては、この政策は大失敗だったのではないだろうかと思えてしまいます。 皆さんはどのように感じるでしょうか?また、個別にこういったトラブルが出た場合、どこに訴えればいいのでしょうか?

みんなの回答

  • kanetou4
  • ベストアンサー率46% (77/167)
回答No.1

郵便配達の事情について少しだけ知っているものです。 郵便配達の劣化が始まったのは郵便番号7ケタ制を導入した頃からです。 1997年に郵便番号7ケタ化で専用の郵便区分機を導入して 道順に組みあがってすぐに配達に出られる機械という触れ込みでしたが 結果は定型(ハガキやケータイ電話の請求書サイズの郵便)しか組み立てられず 定型外は旧来の手仕分け、人の手による道順組みたてで行われています。 また付属品として、道順を機械に覚えさせるノートパソコンが必要で 備品代に相当額の投資を行ってしまった為、96年には600億円の黒字だった郵便事業が 98年には赤字に転落しました。 この頃内部では赤字補てんとして販売ノルマを課すようになりました。 当時はお中元、お歳暮ゆうパックが6個、年賀はがきが300枚でした。 さらに、人事交流という名の転勤を連発し、地域で数十年とやって来たベテランを転勤させ、 代わりにやってくるのは以前の所属していた郵便局では仕事が出来ない、遅い、人間性に問題がある こんな人たちがやってくるので配達の遅延や誤配が多発します。 また地域情報の共有が出来ていないのでなおさらです。 現在はノルマはゆうパック30個、年賀はがきに至っては1万枚まで課されています。 しかも年賀はがきを売ってもインセンティブ無しというブラック企業と化しています。 郵便のトラブルに関しては、今存在するかどうかわかりませんが以前は 「郵政監察官室」という郵便局内の捜査機関があり、調査して不正等を発見していました。

moon-18
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど劣化の理由は一つではないということですね。 しかし、なぜ人事交流など始めたのでしょうね?ベテランを外してダメな人を入れればうまく回るはずがないことくらい想像がつくだろうに・・・。 民営化が決定された背景はよく知りませんが、公務員憎さのあまり国民たちの世論が高まった故のことだとしたなら、結果として自らの首を絞めているという、見事に皮肉な結果に終わったものです。国民の権利意識を重視されている現在だからこそ、一部の損得だけでものをいう稚拙な意見だけが通ってしまうと、こういう結果になるのかもしれませんね。

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