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鶯も歌を忘れるの?

鶯の「ホーホケキョ」は早春から初夏にかけての日本の風物詩である。 子供のころ、祖母にこんな話を聞いた覚えがある。 鶯は、春の早い時期は鳴き方が未塾で「ホケキョ」程度だが、次第にうまくなり、初夏にはしっかり「ホーホケキョ」と鳴ける様になると。 確かに春先の未熟なさえずりが、夏場には「ホーホケキョ」になることを度々実感してきたので、祖母の話を疑うことはなかった。 しかし、最近この話はちょっとおかしいのではと思う様になった。 春先に「ホーホケキョ」と鳴けない鶯はさえずり初体験の若鳥のはずである。 そっれでは「ホーホケキョ」と鳴けるはずの成鳥は、この時期どうしているのだろう。 初夏まで鳴かないのだろうか。 それとも春~夏にしか鳴かない鶯は、秋~冬のお休みの間に、老いも若きも鳴き方を忘れ、うまく歌えない鶯に戻るのだろうか。

みんなの回答

回答No.5

ウグイスの「ささ鳴き」をご存じないようですね。 まだ肌寒い早春には、一寸した茂みの中で、チッチッと鳴いています。 昔の人はこれを鳴き声の練習と考え、「笹鳴き」と呼びました。 都会地でも、小さな藪があれば聞くことが出来ます。 恐らく、季節的に声が出ないのか、囀る必要が無いかの何れかです。 意外と人里に慣れています。 ホーホケキョは「本鳴き」とも言い、夏が近づく頃、縄張りを主張したり雌を呼ぶための雄のアピールです。 里山では口笛で鳴き真似をすると、向きになつて鳴き返してきます。 山歩きする時は、ウグイスとの鳴き合わせは楽しみの一つでした。 今春は山陰地方が暖かかったせいか、三月の内から本鳴き為ていました。 住宅街の中でのことです。 因みに「梅に鶯」の図は誤りで、描かれている鳥はメジロのようです。 ウグイスは茂みを好み、人目を避けて茂みを好むようです。 目立ちにくい地味な小鳥です。

ketese
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 鳥についてはほとんど素人の私ですが、お陰様でウグイスについてもろもろを知ることが出来ました。 頂いたご回答はいずれも私にはベストアンサーで、一つに絞ることは難しく、今回は選択を断念させて頂きます。

  • terie2
  • ベストアンサー率55% (175/318)
回答No.4

ウグイスの春先の練習期間は、約半月ぐらいで初夏までかかりません。その後もちゃんと鳴けないウグイスは若鳥でなくてもいて、成鳥の中にも「ホーホケ」で終わってしまう個体もいます。 ウグイスのさえずりは個体差が大きく、そのような個体は盛夏になっても下手なままでそのまま時期がおわります。 多くの鳥の鳴き方には、さえずりと地鳴きがあります。 ウグイスの場合は♂のみが出す「ホーホケキョ」の鳴き方はさえずりといいます。その他、♂のみが出す警戒したときに出すけたたましい「ケキョケキョケキョ…」という谷渡り鳴き、♂♀両方出す「チャ、チャ、チャ…」という地鳴き(笹鳴き)がありますが、夏の繁殖期が終わる秋冬はこの地鳴きの鳴き方のみになります。 老いも若きも鳴き方を忘れることはなく、幼鳥の時に周りの親鳥から覚えてしまうので忘れることはなく、うまい鳴き方の個体は春が来ればまたうまくなり、下手のものはまたヘタなままです。

参考URL:
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/8.html
ketese
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >ウグイスの春先の“練習”期間は、約半月ぐらいで初夏までかかりません。 ご紹介いただいたサイトにも「早春、人里で上手にホーホケキョと鳴く“練習”をしていたウグイスは、春の深まりとともに山へ帰って、巣造りをするのです」と“練習”と言う表現を用いていますね。 敵への威嚇、テリトリーの誇示等々か、あるいは春先の練習なのかはウグイスに聞いてみないと分かりませんが、すべて正解なのかもしれませんね。 >下手のものはまたヘタなままです。 一緒ですね、われわれと。

noname#209171
noname#209171
回答No.3

こんにちは。 ウグイスは自然界では渡り鳥みたいに移動はしません。確かにウグイスは何歳になっても春になってからホーホケキョと鳴きますね。 秋~冬のお休みの期間は鳴き方を忘れるのではなく鳴き方をジュッ ジュッと変えるんです。 11月23日のあるブログをお借りしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/38754277.html ウグイスは一年中身近に生息している鳥です。 ないしょですが冬になると私はカスミ網でウグイスを捕まえていました。 私が自分の口で「ジュッ ジュッ」と囀るマネをすると簡単に寄ってきてカスミ網にかかるんです。

ketese
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今年も我が家の庭でウグイスが鳴いておりました。 近くでしたので、双眼鏡で追ってみましたが見ることが出来ませんでした。 ご紹介いただいたブログの写真拝見しました。 本当にかわいらしい鳥ですね。 ないしょのお話しありがとうございます。 私も子供の頃、友人と鎮守の杜でカスミ網を仕掛けたところ、運悪く宮司さんに見つかり、みっちり説教されたことがあります。 懐かしい、ちょとこわかった思い出です。

  • Glaceon
  • ベストアンサー率80% (16/20)
回答No.2

ウグイスがホーホケキョと鳴くのは繁殖期で縄張りをもっている時だけで、それ以外では囀らず、地鳴きのみです。 ウグイスの囀り方には2種類あるようです。 http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/ikimono/thema/02/setsumei/ugu03.html 春に縄張りを構え始めた頃は、他のオスが侵入する機会が多いのではないでしょうか。L型の鳴き方は練習しているかのように聞こえますね。

ketese
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 さえずりにH型とL型の2種類があるんですか。 HとLは音のエネルギーの高(high)、低(low)のイニシャルでしょうか。 L型の「ホーホホホキョコ」は正に練習ですね。 思わず笑ってしまいました。

  • poppey
  • ベストアンサー率26% (8/30)
回答No.1

ウグイスは「ホーホケキョ」以外の鳴き方もします。 インコが「キュルル」以外にも「ギャッギャッギャッ」とか鳴くように。 ウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き方が春に集中するには巣作りと子育てがあるからです。 この鳴き方をするのはオスで、縄張りの主張や、メスに縄張り内に敵等がいないことを教える合図です。 一度産卵・子育てをし、其の子が巣立ってから、また産卵・子育てをする事もあるので(二番巣)、 夏でもその鳴き声が続く事があります。 別にウグイスは美意識から「ホーホケキョ」と鳴くために練習を重ねている、 「ホーホケッケッキョ」って鳴いていたのが「ホーホケキョ」になったのを 「鳴き方の練習をして上手くなったのね」と、いう事ではなく、 伝えたい内容によって鳴き方が変わる訳です。「以上なし」とか「警戒中」とか。 子育てが終わればその鳴き方もする必要がなくなるので普段の鳴き方が中心になります。 ただ、親から教わったりした「警戒中の鳴き方」とかの練習はしているかもしれませんね。 未熟な時期があるかもしれません。

ketese
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 練習して上手くなったのではなく、縄張り争い、産卵、子育て等により鳴き方が変わったと言うことですね。 「二番巣」なんてあるんですね。