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日本の医者のレベル
よくテレビの医療番組などで、体調がおかしくなって、いろんな病院を回ったけれども、なかなか原因がわからなくて、最後にやっとのことで確定診断がついたというような話を聞きます。場合によっては、20とか30の医者に診てもらった末にやっとわかったような話もあります。 どうしてこのようなことが起こるのでしょうか? 町医者のレベルというのはそんなに低いものなのでしょうか?
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町医者に限らず日本の医者は原因がわからなくて困ったことがあると全部「ストレス」で済ませるのが定番になっています。 先生、先生、先生、と言われ続けると先生病になってプライドだけが高くなり、知ったかぶりが癖になり何かしらの能書きを言ってごまかす癖が付くらしいです(なんと「能書き」の語源もそこにあり効能書きから来ているそうです)。その結果わからないことがあると「ストレス」「精神的なもの」「気持ちの持ちよう」という取って付けたような適当な話を患者に話てごまかすのです。 その結果、それを信じ込んだ患者さんは精神病院に通い続けることになるか、あるいはそれを信じず気持ちの強い人であれば20、30の病院をめぐることになります。
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- NETPC
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後で見る医者の方が名医と言われます。開業医の様にろくに検査が出来ない状況での診断には限界があります。 これは大きな病院でも検査を限定すれば同じ事です。実際には開業医も検査は出来ますが、希望が伴わない事が多いでしょう(そもそももしもの場合は大きな病院を紹介してほしいと言う患者の希望があります)。 医療システムで言うと"20とか30の医者に診てもらった末に""レントゲンの繰り返し"などは典型的なドクターショッピングであり、きちんと情報提供(紹介状)により引き継がない事で問題が発生します。患者側の問題です。 初診医が手に負えないと判断すれば、勝手に転医せず、より専門性の高い医師に引き継ぐ(病診連携)が一番効率が良いことは自明です。 最後に町医者のレベルですが、確かに差はあると思いますが、その方の専門性や経歴を見て判断すると良いのでは無いでしょうか。一般的にGPは専門性が低く、給料が安いのが世界基準と思いますが、日本は例外で、名医や元大きな病院の部長でさえ開業します。 患者は病院の大きさで判断する傾向にありますが、能力なんて専門分野・人間により違うのは当然では無いでしょうか。
- Oubli
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開業医レベルで20軒も紹介しあうということはありえないですから、「問題ないですよ」といわれて初診をくりかえしたのでしょうね。医療費の無駄です。「問題ないですよ」といわれても調子がわるければ再診して、専門医に紹介してもらえばそれですむことです。たとえ藪医者で紹介先を間違っても、紹介先が本来の専門医に依頼すればすむことで、最多4~5回で専門医にあたるはずです。
- etranger-t
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色んな病院を回ってなかなか原因が分からないということは、そのような症例が少ないからです。 通常は問診に始まって何らかの病気の疑いがあれば適切な検査を行います。いわゆる難病と呼ばれるものであれば学会などで発表されてある程度は医師も周知している場合もありますが、そのような疑いが無く、検査結果などからでは判断の付かない病気や症例であれば、自ずと扱った病院や医師も少ないと言えます。 扱った病院や医師が少ないので原因が分からない、原因が分からないから他の病院で診てもらう。そこでも分からなければ次へと回っている内に、その症例を扱った医師に出会って初めて病名が分かるということでしょう。ある意味、医師の経験値によるところが大きいということです。 従って、医療機関のレベルというよりも、原因不明の病気を扱ったことのある医療機関に行き付くまで20や30を要したということになると思います。そういう意味においては、大都市の患者数の多い病院の方が確率的に発見しやすいと言えるでしょうね。
お礼
回答、ありがとうございます。 症例が少なかっても、今まで見たことがなくても、どのような訴えがあったら、この病気の可能性があるというようなプログラムというのでしょうか、そういうものがあると思うのですが、そんなものを使っている医者を見たことがありませんね。
- eroero4649
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東大名誉教授にもなった名医で知られたある内科医の先生が、東大教授を退官するにあたって学生たちに講演をしたそうです。聞き手の学生たちはもちろん日本一偏差値の高い東大医学部の学生です。 先生は、学生たちに「自分は診た患者さんが不幸にも亡くなられた後に遺族の了承をもらって亡くなられた方の解剖をしたが、そのときの半分は誤診をしていた」とおっしゃったそうです。おそらく半分はオーバーな数字だったのでしょうが、名医と呼ばれる医師でさえ、正確な診断を下すのはそれだけ難しい、ということを教え子たちに遺したのです。 内科の診断について、「重箱を見て中身に何が入っているか当てるようなもの」とおっしゃったお医者さんもいました。外科医のようき切り刻めないってことですね。 NHKで研修医が診断を下す番組というのがあって、あれはテレビ番組用に答えが作ってあるものであるわけですが、それでも研修医がそれぞれ異なった見解を下すことはよくあります。ただ、あれもテレビ用に惑わせるように作ってあるわけですけれどもね。 テレビに出てくるような事例は非常にレアなケースであるのが多いわけですから、そういうレアケースだとなかなか正確な診断にたどり着くのは難しい、というのもあると思います。 こんな笑い話もあるそうですよ。大学病院に行って若い医師何人もの診断を受けたが、誰も診たことがない非常に珍しい症状で、誰も診断を下せなかった。その患者が薬だけをもらうつもりで町医者にいったら、ヨイヨイのおじいちゃん医師がやってきて、ちょっと診察するとすぐに「あぁ、こりゃ結核だね」と即答した。 今の日本では結核なんてなかなかかかる人がいないので、かえって若い医師は結核の患者なんか見たこともない、なんてこともあるんですね。 あとは細分化が進んでいて、自分の専門外のことはよく分からなくなっているのは何も医療業界に限った話じゃないですよね。
- kofusano
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NHKの番組で『ドクターG』と言うのがありますが見たことありますか 研修医三人がドラマを見て一連のモデル患者の行動から司会者である医者の助言のもとに病名を探るものです 医者の能力だけでなく、患者の、あるいは介添え者の病状説明がいかに大事か解ると思います この番組は現役の医者も良く見る番組です 医者と患者側のある意味での相性も必要なのです
- atelier21
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回答になるか否か解りませんが 体験から 医者が専門分化している それでいて何科でも診察の看板出せる 知識に良く言えば巾があり 症状分析能力に差がある(のではないかな) 患者の症状を読み取るのは 知識に加え感覚が必要 其の感度に違いがある 自分の場合の病気も 10人の医師が10色の違う診断をして 当然治療方法が違う 回復手術を強いる医者から 内視鏡で遣る医者まで居り 患者側の負担は天地の差 中には 他の医者の診断を告げると「アッ それで良いんじゃない」的な医師もいた 大病院間の差 病院各部門の優劣 其れに医者個人の差 町医者は特に研究差がある
お礼
回答、ありがとうございます。 >10人の医師が10色の違う診断をして 当然治療方法が違う そんな経験をされたんですね。たいへんでしたね。 たしかに例えば、整形外科と言っても、全身に渡るわけですから、そのすべてを知るだけでも大変だと思います。
お礼
回答、ありがとうございます。なるほど。 考えてみれば、医者って、気楽な商売ですね。診断を間違っても、お金を返さなくてもいいし、責任も追求されないのですからね。
補足
あとやっぱり医療システムが整備されてないということもあるのではないでしょうか? ある病院でレントゲンをとって、また別の病院でもとるというような無駄は簡単に解決できることなのに、未だにそのためのシステムが整っていません。