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ここの「こと」はどういう意味でしょうか

いつもお世話になっております。 「いらいらしながら待つこと2時間、1時半近くになってやっと来た。」 この文の中の「待つこと2時間」はどう理解すればいいでしょうか。「こと」はどんな役割を果していますか。 よろしくお願い致します。

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noname#227796
noname#227796
回答No.7

私も文才があるわけではないので、添削するのもおこがましいのですが、私なりのニュアンスからすると以下のようにした方が良いかと思います。 >1.音楽番組を楽しみながら、見ること四時間、隣の部屋の母に叱られた。 →音楽番組に見入ること四時間、終いには隣部屋の母に叱られた。 まず、何故しかられたのかの理由がありませんので、強調性が薄れていますね。 上記のような文にすれば、「四時間も見ていたから」叱られたのだと言うことが、若干遠回しながらわかると思います。 また、「楽しみながら」が途中に入ると、「叱られた」ことを和らげてしまうので、強調性が若干薄れてしまうと思います。 「楽しみながら」を使う場合は、「四時間も見てしまい」などと時間を「も」で強調した方が自然かと思います。 また、「こと」を使うなら「見ること」だと弱いため、「見入ること」の方がさらに強調されるでしょう。 「見入ること」にすれば、「楽しみながら」を使わなくても、それだけ魅力的な音楽番組だったのだということが伝わると思います。 それから、「隣の部屋の母」と「の」を繰り返すのも強調性が薄れるので「隣部屋の母」「隣室の母」などとすると、文章としてより強調されると思います。 >2.とても気に入った本なので、つい読むこと一日、仕事さえも忘れてしまった。 →その本をとても気に入り、読みふけること丸一日、仕事さえも忘れてしまった。 仕事をすることを忘れた理由はあるものの、「つい」では強調性が薄れてしまいますね。 また「読むこと」よりも「読みふけること」の方がさらに強調されると思います。 それから、一日中読んでいたことをもっと強調する意味でも「丸一日」とした方が良いのではないかなぁ、と思います。 同じ内容を表すのに「こと」を使う場合でも、色々な言い回し・表現方法がありますので、これが正解というものはないと思います。 同じ内容の文章でも、何回か異なるものを書いてみて、自分なりに一番しっくり来るものを選べばいいと思いますよ。 #私も上記の2つの文章を2、3回書き直しています。

awayuki_ch
質問者

お礼

i_am_aliveさん 再びありがとうございます。 >音楽番組に見入ること四時間、終いには隣部屋の母に叱られた。 「見入る」はなかなかいい動詞ですね。 大変いい勉強になりました。 >その本をとても気に入り、読みふけること丸一日、仕事さえも忘れてしまった。 「~を気に入る」や「読みふける」などからいい勉強になりました。 これから使ってみます。 >同じ内容の文章でも、何回か異なるものを書いてみて、自分なりに一番しっくり来るものを選べばいいと思いますよ。 はい、仰ったとおりです いろいろな書き方に挑んでみたく思います。 本当にありがとうございました これからもよろしくお願いいたします♪

その他の回答 (6)

回答No.6

こんにちは 私自身、そんなに意識していなかったのですが、ここでの意味は  いらいらしながら待つ、という行為を2時間続けた結果、一時半近くになってようやく来た。  ということです。 このような表現の仕方は日本の古典芸能である講談などでよく用いられます。「いらいらしながら待つこと2時間」までをテンポよく一気に語り、ここで間を開けることにより相手にそれでどうなったんだ、と次の言葉への期待を抱かせる際の効果的な表現方法の1つです。 「こと」の役割については#2の方のおっしゃるとおりだと思います。 1.音楽番組を楽しみながら見ること4時間、長く観すぎと隣の部屋の母に叱られた。  どうして叱られたのかその言葉が必要です。 2.とても気に入った本だったので、夢中になって読み続けること丸1日、仕事の事はすっかり忘れてしまった。  仕事をすることも忘れるほど夢中になるのですから「つい読む」という言い方はちょっと弱いです。

awayuki_ch
質問者

お礼

kumanosenninさん いつもお世話になっております。 「こと」についてご親切に教えていただきありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 また、ご丁寧に添削していただき再び厚くお礼を申し上げます。 これからもよろしくお願いいたします♪

  • tennnou
  • ベストアンサー率73% (494/674)
回答No.5

>「いらいらしながら待つこと2時間、1時半近くになってやっと来た。」・・・ ・a:「いらいらしながら待つという事(koto)を2時間もした、そして1時半近くになってやっと来た。」の省略形で'待ったこと'をより強調する文体です。省略形にすると却って(kaette)強調する語調に変化する典型例のひとつですね。 b:「いらいらしながら2時間待った、1時半近くになってやっと来た。」こちらは普通の単なる陳述文です。 c:「いらいらしながら2時間も待った、1時半近くになってやっと来た。」こちらは'2時間も待った'ことをより強調する文体。 a:の'こと'は事情(jijou)様子(yousu)事態(jitai)を表す言語です。そしてその事情・様子・事態とは'待つ'ということです。 b:は2時間も待ったことを普通に陳述しています。 c:は2時間も待ったことを強調。 「こと」の他の意味での使用例; まあご苦労(gokurou)なこと。(女性専用語)。 廊下を走らないこと。 長いこと御苦労様(gokurousama)。 急ぐことはない。 間違ったことをしでかした。 行ったことがない。 tennnouとは俺(ore)のことだ。(男性専用語で田舎くさく野暮ったい語感)。 私こと一身上の都合(tsugou)で退学します。 さあーことだぞ!(事件の前触れ)。 ことの成り行き(nariyuki)。 いっぱいありますね(汗)。

awayuki_ch
質問者

お礼

tennnouさん、いつもお世話になっております。 ご丁寧に説明していただきありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 >b:は2時間も待ったことを普通に陳述しています。 c:は2時間も待ったことを強調。 よく理解しました。 ことの他の意味での使用例からもいい勉強になりました。 本当にありがとうございました♪

  • mak0chan
  • ベストアンサー率40% (1109/2754)
回答No.4

#2です。僭越ながら添削させていただきました。 1.音楽番組を、楽しみながら視ること四時間、隣の部屋の母に叱られた。 「楽しみながら」は「見る」を修飾しているので、この間に句読点を入れない方がよいのではないでしょうか。 次に、テレビをみるのですね。「視る」は『常用漢字音訓表』に載っていないので、「見る」でかまいませんが、もし文学作品なら、「視る」のほうが奥ゆかしさがあるような気がします。 あと、「隣の部屋の母」で、「の」の連続するのが気になるのですが、2つぐらいはまあいいでしょう。3つ以上「の」を重ねないでくださいね。 2.は、そのままでよいと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

mak0chanさん、再びありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 >もし文学作品なら、「視る」のほうが奥ゆかしさがあるような気がします。 覚えておきます^^ >あと、「隣の部屋の母」で、「の」の連続するのが気になるのですが、2つぐらいはまあいいでしょう。3つ以上「の」を重ねないでくださいね。 先生にも指摘された記憶があります。 ぜひ気をつけます。 本当にありがとうございました♪

noname#227796
noname#227796
回答No.3

この場合の「こと」そのものの意味は、#2の通りだと思います。 ただ、文章としてみた場合、「強調」のために「こと」を使用していると考えた方が良いのではないかと思います。 つまり、 「いらいらしながら2時間も待った」 のを更に強調するため、 「いらいらしながら待った時間」=「2時間」 を表すようにした慣用的な表現が、 「いらいらしながら待つこと2時間」 と考えられます。

awayuki_ch
質問者

補足

NO.1~NO.3の方、早速のご返事ありがとうございました。 少し分かりました。 この文型を使いたく、自分で文を作ってみました。 正しいかどうか自信はありません。 間違えたところを指摘していただければ非常に幸いです。 1.音楽番組を楽しみながら、見ること四時間、隣の部屋の母に叱られた。 2.とても気に入った本なので、つい読むこと一日、仕事さえも忘れてしまった。

  • mak0chan
  • ベストアンサー率40% (1109/2754)
回答No.2

活用語について、その活用語を名詞化し、経験・習慣・必要・状態等を表すのです。 「見ることは信ずることである」、「早く寝ることにした」、「急ぐことはない」 などと同じ使い方ですね。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B3%A4%C8&kind=jn&mode=0&base=1&row=2
  • ko-pooh
  • ベストアンサー率9% (274/2999)
回答No.1

正解は知りませんが、 私の感覚だと ”いらいらしながら(長く感じた)2時間も待った” という解釈です。