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バッタの幼虫の見分け方
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バッタの幼虫、見分けにくいですよね。 他の回答者様がおっしゃるように、トノサマバッタやクルマバッタモドキは胸部が平坦ですが、それは成虫での話です。 トノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキの幼虫はいずれも胸部がアーチ状に隆起しています。 ではどうやって見分けるかですが、写真の幼虫は翅芽があるので、ある程度成長した個体であることが分かります。クルマバッタモドキは、すでに胸部の背側にXのような模様があるはずです。ここでクルマバッタモドキは候補から消えます。 次に、トノサマバッタかクルマバッタかですが……分かりません。ただ、トノサマバッタの可能性が高いと思われます。その理由は、トノサマバッタの幼虫は色の幅が大きく、緑や褐色以外に、白に近い灰色や赤色、写真のように黒い個体がよくいるからです。 また、クルマバッタは数が減っており、一部都府県では絶滅が心配されています。もしその河川敷でクルマバッタを見たことがないのなら、トノサマバッタだと考えて良いのではないでしょうか。
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- 4017B
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画像は恐らく「クルマバッタ(褐色型)」の幼虫だと思います(モドキでは無い)。さすがに画像1枚のみでは性別や幼虫齢までは分かりません。 最終的にはキチンと成虫になってからで無いと判別は難しいですが。トノサマでもモドキでも無く、明確にクルマだと言える大きな特徴の1つに胸部の形が有り。クルマは全体的にアーチ状に盛り上がった形をしています。 それに対してトノサマとモドキはどちらも平坦で直線上のシルエットになり、さらにトノサマはその平坦部分の真ん中で段違いになる特徴があります。これは成虫、幼虫共に表れる特徴なので、種別判断の大きな手掛かりとなります。 P.S. 言葉だけだと分かり辛いので、探したら非常に分かり易い画像を掲載してるwebサイトがありました。参考にしてください。 >トノサマバッタのなかま - http://www.hirahaku.jp/web_yomimono/tantei/battonos.html
お礼
4017Bさんおはようございます。分かりやすい解説と資料をありがとうございます。ただ、成虫の見分け方が幼虫に当てはまるのかどうか迷っています。というのは、図鑑や、旭川市の報告書を見ても、北海道からクルマバッタの生息が確認されていません。撮影した場所から道路をはさんで4・500mの所でトノサマバッタとクルマバッタモドキを確認しているので、そのどちらかの幼虫だと思ったわけです。 採集したり飼育して調べれば分かるのでしょうが、私は基本的に、写真を撮りながら自然に触れ合いたいので、どうしても種の同定にはリスクを負ってしまいます。
お礼
Glaceon さん、明快なご回答ありがとうございます。トノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキの幼虫はいずれも胸部がアーチ状に隆起している情報は初めてでした。胸部背側にXの模様がなく、クルマバッタモドキが候補から消え、トノサマバッタという説明に納得しました。これからもよろしくお願いします。