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ベンツについて
ベンツは高額である割には売れてる車だと思いますが、他の車と比べてどこが優れているのでしょうか?
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見えないところに金掛けてますもん。 古い話ですが、あれはたしかW201だったかな、テールランプに洗濯板みたいに凸凹がついていたんです。 これはなんでっていうと、泥をかぶっても光が見えるようにということなんですね。 普通ののっぺりしたランプだと泥をかぶったらそのままランプが隠れて光っても見えなくなるかもしれもないけど、凸凹がついていればどっかの面がおそらく必ず生きるでしょう? そう都合よくいくのかとか、のっぺりしたランプが見えないことってあるかねとか、いろいろつこっみどころはあるんですが、完璧であることを目指そうとしているんだなと大変感心した覚えがあります。 少し前に、欧州車のいろんな車のドアが並べてあるところに出くわしたんですけどね、メルセデスのドアハンドル(ドアノブ)が軽い(軽く開く)んですよ。 このドアハンドルというのは、カーブを曲がっているときに遠心力でドアハンドルが外側に(開く方向に)動いたらいけないですから、どこのメーカーのものでも、基本はスプリングで押さえていて、ある程度の強さがあるものなのです。ですから、弱いスプリングを使えばいいというわけにはいきません。 あと、横から衝突した衝撃で、ドアノブが動いてドアのラッチがはずれてもだめです。やっぱドアが開いてしまいます。 そのメルセデスは(たぶんW212だとおもったのですが)、開ける力は弱くても、遠心力や衝突の衝撃では開かないように、特別な仕組みが採用してあるようなのです。 完成車の状態で見たんじゃないから、普通に走っている車で私が感じた様な驚くほどの軽さを感じられるのかどうかは確かめていませんが、とにかくほかの車とは違う仕組みが採用されていました。 私の知っている例は、こんなほんの2、3の例に過ぎませんが、おそらく、あらゆるところにこういうドイツ人的精緻さが追及されているのだと思います。 だから、当然高くなるわな。 昔、Aクラスを開発する時に「これはメルセデスの作る車ではない」という社内の反対の声があったとか。 初代の小さなAクラスのことです。 たぶん、マーケティング的にやたらに金をかけるわけにはいかなかったんじゃないですかね? エルクテストでひっくりかえったとき、プロジェクトマネージャーは更迭されたそうでしてね。ほかのメーカーでもそうするかもしれませんが、メルセデスとしては特にスキャンダラスな失敗だったのでしょう。 そういうわけで、メルセデスのブランドの価値というのは実際に理由のあるものです。 ただたんにカール・フリードリッヒ・ベンツやゴットリープ・ダイムラーの名前に付加価値をつけている話ではありません。 もちろん、それに価値を見出すかどうかは、購入者次第です。 ここら辺は、スカーフはエルメスでなければいけないのか、というのと似たような話になりますね。
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- zipang_style
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>ベンツは高額である割には 廃車までの平均使用年数が、日本車が11年ちょいの頃に MBはトップで22年位だったから、それを考えれば安いのかも。 2位はボルボで18年だったか。 フレーム、エンジンの造りが違いすぎるくらい違った。 ホンダがF-1で勝ちまくっていた当時ですら 「日本ってエンジン造ってるのか?!」と揶揄されていたほど粗悪に見られていた。 >他の車と比べてどこが優れているの 各セグメントに於いて尖がりの一番ではないが、 「これで良いや」と思える及第点を持っていたところ。 コストダウンを意識して生産している現在のMBに、あまり魅力は感じないが。
お礼
長く乗れば元を取れると言う考え方ですね。
- asato87
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どこが優れているかというご質問へのストレートな回答ではないですが、 ベンツは世界で初めて車を作ったメーカーとしての自負や誇りを持ちつつ、ストイックなまでの安全性への取り組みや製品化へのこだわりを長い間続け、 その結果高い評価を受けるようになり、現在の地位を保っていると言えるのではないでしょうか。 昔は新車開発に10年近くかけ、お金も幾ら掛かったから販売価格は幾らという考えでしたが、2000年を前後からコストを意識した作りに移行しています。 確かに現在でも国産車よりも多くの消耗品を交換することで新車時の性能を維持する姿勢は変わっていませんが、シャーシは100年持つと豪語していたW126のSクラスとか、名車の呼び声が高いW124(丸目に変わる前のEクラス・ミディアムクラス)のような過剰とも言える品質ではないと思います。 ベンツは新技術の導入には結構積極的で、エアバッグやボッシュと共同開発したABSはベンツが最初ですし、クラッシャブルボディもベンツが最初です。 デザイン面でもミラーにウィンカーを内蔵したのもベンツであり、現在の国産車には広く普及しているのはご承知だと思います。 今では普通になりましたが、トランクがボディ背後のウィンカーの位置まで切り込んで開くのはW124が最初で、当時の国産車ではボディ強度が足りず真似できなかったと言われています。 ま、W140のSクラスはトランクを開けるときに手が汚れないようにバーが出てくるなど、何って思うような装備もありましたけど。 それはともかく、昔は輸出仕様車には装備されていたサイドインパクトビームが国内仕様にはないなど、コスト最優先だった国産車も安全性には力を入れるようになりましたし、 技術力もアップしていますから、昔のベンツとの差ほどは差がないと思います。 それでも、シート一つとっても素材もすわり心地も違いますし、以上に書いたような長い時間をかけた信頼性やブランド力、乗ったときの味や満足感にお金を払ってもいいと感じる人が少なくないのだと思います。 ベンツに限らずドイツ車(特に以前)は総じてアクセルは重め、ブレーキも踏めば踏んだだけ効くというセッティングは多いので、 クラウンやセルシオに乗っているおじさんがSクラスを試乗に行くと、アクセルを踏んでもスピードが出ないとか、ブレーキの効きが悪い、高い車なのに性能が悪いと評価されることもあると聞きました。 でも、今のベンツってドア閉めたときにシュボって閉まるようになり、昔のようにガキーンって金庫を閉めるような感じはなくなりましたね。 ドアキャッチャーにしても、普通の構造に近くなってしまって、こんなじゃなくなりました。 http://blog-imgs-51-origin.fc2.com/n/o/s/nostalgia1970/Mercedes_Benz_560SEL(W126)_15.jpg http://ryamada.cocolog-nifty.com/car/2009/05/260e-c484.html
お礼
ベンツは飾る部分よりも、基本的な部分での最新技術の投入が多いんでしょうね。最新型はどうか知らないんですが、190Eに標準装備されてたレカロ製のシートのすわり心地は好きでした。
- chubou3
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専門的な事を言うと色々有りますが、日本の90%以上のオーナーにとっては、「ベンツマーク」しかないでしょう。 ベンツやアウディ、BMWについての薀蓄を解ってる人が乗ってるとは到底思えませんね。 昔、標準のアルミホイルを鉄のホイル+ホイルキャップに換える客が居ました。 Sクラスの一番上の車で標準がアルミホイルです。(ATS製の非常に軽い凝ってるホイールです) 何で態々鉄に換えるのか聞いたら「ベンツマークがデカイから」らしいです。 90%のオーナーはハンドリングとかブレーキとかどうでも良いのです。
お礼
日本もそうかもしれませんが、マークを強調しないと売れない国も多いのかもしれませんね。
- mityuera
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一言でいえば、基本的な性能に対してお金をかけているところでしょうか。 私、26年間ベンツに乗り続けていますし、その間18年間は、妻の車としてフォルクスワーゲンとBMWも並行して所有していましたが、やはりベンツが一番だったのです。 最後は車に疎い妻でさえ、「BMWは安っぽいから嫌。Cクラスの方がずっといい車だわ。」と言って、3年間はベンツを2台所有していたぐらいです。(今は、子供たちも居なくなったので、E3001台だけです。) トヨタ、特にレクサスブランドの車も、大変良心的だと思いますが、ベンツよりも素晴らしいと思ったレクサスGS450hなどは、トヨタが作ってさえベンツと同等の値段ですから、やはり、値段だけのことはあるのです。 私、乗ってみて一番差を感じたのは、2~3年たった時です。 ベンツは、新車の時とほとんど変わらないどころか、むしろ良くなります。 ところが、ソアラ(ベンツの前に乗っていました。)でも、BMWでも、フォルクスワーゲンでも、うーん、こんなはずじゃなかった、新車の時のような調子が出なくなった、と思うことが少なからずあったのです。 ですから、決して高額だとは思いません。 また、メルセデスの場合、日本の値段は、本国と同等です。 余談ですが、レクサスはびた一文値引いてくれないことが多いと聞きますが、ベンツは結構値引いてくれます。 モデルチェンジ後に、前モデルの売れ残りを狙うと、百万を超える値引きも可能ですし、最終モデルの方が、改良しつくされて品質的に安定していますから、お勧めです。(私のE300もマイナーチェンジ前のモデル、100万引きで手に入れました。)
お礼
>基本的な性能に対してお金をかけてる >乗ってみて一番差を感じたのは、2~3年たった時です。 ベンツは、新車の時とほとんど変わらないどころか、むしろ良くなります。 へたりにくさも大事な要素ですね。単純に故障しなければいいと言うものでもないでしょうね。
- rgm79quel
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見えない所の手を抜かない作り込みです。 のれば、その違いは歴然で、わかる人にはわかります。 もしもトヨタがあの手の入れようで車を作れば ベンツのように安価では販売できません。 車種にもよりますが ベンツの場合は(妥協せずに)量産できない部品を多用しています。 ベンツのレベルでトヨタが車を作れば カローラが500万円とか、マークXが1000万円くらいになるかも、です。
お礼
そういうことなんですね。今でもなんですかね!?
- cooci
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一言で言えば「宗教」です。 メルセデス・ベンツといえばステータスだと思っている人は今でも少なからずいます。 信者が多ければお布施が増えるのは当然です。 車の善し悪しは二の次です。 ブランド物のバッグに求められているのは品質ではなくブランドそのものであるのと同じです。 メルセデス・ベンツの車をスリー・ポインテッド・スターを外す代わりにOEMで他社からから販売したら本家よりも多少安かったとしても売れないでしょうね。 信者が求めているのはスリー・ポインテッド・スターです。
お礼
確かによくブランド商品に例えられますね。
ベンツといえば「質実剛健」な作りですよね。 決して先進的な技術は使用しませんが、とにかく丈夫で長持ちする。壊れにくい。そして安全性に優れる車ですね。値段の高さは、それらの設計に妥協を許さなかった結果であって、でも高くても購入したいと思わせる、、、、というのがメルセデスベンツという車でした。 「車でした」、、、と過去形で書いているのは、今のメルセデスはそんな車ではなくなってきたと言うのが現実的にあるためです、、、。 最近のメルセデスは、部品の共用化によるコストダウン等々で往年のポリシーは見る影もなく、また消費者も馬鹿ではありませんから、そういった「手抜きモデル」の売れ行きは今ひとつだった様ですが。 日本で言うメルセデスの見方はご存知の通りだと思います。その設計ポリシーよりも舶来主義のプレミアム感が先攻してしまった結果だと思いますが、メルセデスの本来は奇をてらわない、ひたむきな質実剛健さだと思います。
お礼
質実剛健さ、あるいはそのイメージなんですね。
- tzd78886
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ベンツはもともとカスタムオーダーから始まった会社です。つまり、注文を受けてから発注者の好みの車に完全オーダーする方式で、同じ仕様の車はありませんでした。ですから、量産方式に転換してからも「高級車」としてのブランド力があるのです。
お礼
カスタムオーダーとグレードで分けるのとでは、一長一短な気がしますが、高級車はカスタムオーダーの方がよさそうですね。
あのマークです。 全く同じ物を同じ価格で売ってもトヨタじゃ勝負になりません。
お礼
確かにベンツのマークで選ぶ人も多そうですね。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
いろいろありますが、最大のものは「ブランド」です。世界中誰もが「高級車」として認めているということで、そんな車はセダン系ではアメリカのキャデラックやリンカーンなどごくわずかしかありません。「超高級車」ブランドではマイバッハを立ち上げましたが、ロールスロイスに勝てずに撤退しました。
お礼
いろいろというのを詳しく教えていただけるとありがたいのですが。ベンツの知名度は世界的に高い気がしますね。でも、何のとりえもない車が知名度だけ上がることは考えくい気がします。
お礼
テールランプの凸凹 ドアノブのあける際の軽さ あらゆるところにこういうドイツ人的精緻さが追及されている ただ単に名前だけで売ってるのではない 3つめのドイツ人的精緻さというのが、分かったような分からないような。でも、自分が惚れてる部分ではあると思います。国産車が持ってるようで持ってないかどうか微妙と言う部分でもありますね。