なぜ色覚異常者は結婚の際に差別されるのか?
私は軽度の色弱です。
実生活で困った事といえば学生時代に黒板の赤文字が見えにくかった事と
ぷよぷよというTVゲームで色の区別が付き難い位で大人になってから不便はありません。
子供の頃に色覚検査で引っかかった時も「ああ、そうなんだ。」程度でショックも受けていません。
因子を持っていた母親や祖父を恨んだことも1度たりもありません。
最近まで自分が色弱であることすら忘れていたくらいです。
しかし、ネットで結婚の際に彼氏から色弱であることを告白されたら?
逆に彼女が色弱の因子を持っている事を告白されたら?
という相談を見ると予想以上に悩んでいたり結婚を考え直した方がいることに驚きました。
特に親御さんは強く反対する傾向があるようです。
もちろん全く気にされない方もいましたが、、、こういう方達がいる事もまた事実です。
最近は色弱者への配慮で学校の黒板もホワイトボードになったりしていると聞いています。
確かに一部の職に就く事への制限が付きますが、結婚を反対する程の理由だとは思えないのです。
正直、他の遺伝の方が余程不自由すると思います。
例えば容姿の悪いパートナーと結婚すると子供が恋愛やいじめで苦労する可能性など・・・
容姿は明確に職業制限基準がないだけで、女性なら受付嬢は美人を採用する
傾向があるだろうし男性だってアナウンサーやフィギュアスケーターは美形ばかりです。
特に頭髪系の遺伝に関しては本当に深刻な問題だと思います。
しかし、結婚において容姿は多少は気にしても殆ど問題視されませんよね?
娘の彼氏の容姿が悪く孫の将来を悲観して結婚を猛反対する親など聞いた事がありません。
これは一例ですが、色弱より遺伝すると困る特徴は色々あると思います。
にも関わらず、なぜ色弱は嫌悪される傾向があるのでしょうか?
少数派であり健常者には理解が出来ない世界だから?
(色覚=白黒の世界、信号が認識できないイメージ)
実害がなくても日本で差別的なイメージが定着しているから?
つまり部落問題などと一緒?
当事者の方はもちろん、実際にパートナーが色弱だと告白されて悩んだ方や
娘や息子に告白されて結婚を反対した親御さんのご意見をお聞きしたいです。
お礼
有り難う御座いました。気持ちが楽になりました。