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好みの音。
ピアノでもベースでもギターでも、ゴリッとした緊張感のある音が好みですか? それとも、古い電蓄のような、のんびりゆったりした印象の音が好みですか? はたまた、録音されている状態に近いと思われるモニター的な音が好みですか? 最近、真空管アンプを交換したら非常にゴリゴリとして、 ベールを剥いだような音になりました。 あまりに好みと遠い音に参ったなぁっと思っております。
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どちらの音も好きですね……と、言うか、主体となる楽器等によって設定を変えています。 私は自ら Piano を弾いて仲間と Jazz をやっていましたので、Piano の音は自ら Piano を弾いている時の音が基準であり、観客席で聴く Piano の音は物足りません。……同様に Bass や Drum の音も普通に会話できるくらいの距離で聴こえる音が基準ですので Club House の後席や Hall で聴く音は物足りません。 私が好む Piano 音は多分、多くの人から「カリカリの緊張感! よく耳が疲れないね(^_^;)」と言われるでしょうし、小編成 Jazz の再生音も Stage 外の観客席で聴くような音ではなくて Player 達と共に在るような音を好みますので「ゴリゴリ」でしょうね(笑)。 真空管の入れ替えまではしませんが、再生 Software は Audirvana とし、Enhancer 系の Loudness Effecter で収録位置を近付けたような音にすることもあります。 一方 Opera 歌手の歌声や Violin の音は Hall で聴く音が基準ですので殆どの CD Source は丁度良いぐらいかな。 50 名も入れない小 Hall……と言うか、洋館の一室で催された Concert で Soprano 歌手から音波砲撃を喰らった経験が 2 度ありますので、小会場での Clasic 系 Concert は身構えてしまいます(笑)。……音波砲撃とは私の造語ですが(汗)、うーん、科学的には…… https://www.youtube.com/watch?v=_Gxu-WKJP2k https://www.youtube.com/watch?v=W0GPxSrZQwk こういうことなのでしょうかね。……音波砲撃は共振、と言うよりも直接音と反響音との干渉で局地的な増幅効果を作り出す唱法なのではないかと思っているのですが……。 あの時の Opera 歌手の方は明らかに狙い撃ちをしていました(笑)。……私の方を見つめて声を出している時は鼓膜が破けるかと思ったほどの傷みを感じましたし、視線を外された (顔の向きをちょっと変えた?) 瞬間に傷みが和らぎましたから。 Violin 音でもこれに近い音に出会った経験があります。……ただし、Soprano 歌手からの音波砲撃とは違って私が顔を横にしたり、Violin 奏者が Violin の向きを動かしても「うわっ、またっ!」という感覚がありましたので、指向性とはあまり関係がなく「音色が Soprano 歌手からの音波砲撃を受けた時の記憶を想起させる」心理的なものなのかも知れません。 CD Source の Speaker/Headphone 聴収でも「うわっ、来るのかっ?」という不安が過ぎる音色を感じ易いのが、私にとっては Violin Solo 音でして、Violin や Cello の楽曲では敢えて「音調は柔らかい方向に、でも細かい音もちゃんと拾えるように」という方向に調整します。……真剣に聴き込みたい時は真空管も弦楽器 Solo 用の御気に入りである Vintage Sound ECC803S JJ Gold に、もっと太い音が好ましい管楽器が含まれる Full Orchestra 曲では Mullard 12AX7 に入れ替えます(^_^;)。 Full Orchestra Classic 曲や Screen Music などの Strings Orchestra 音は真に真空管式電蓄の 8inch Full Range Speaker にしがみつくようにして聴いていた子供時代に耳に染みこんだ音色が忘れられませんので、殆どの CD Source は「のんびり、ゆったり」の方向に音色調整してしまいます。……真空管は Electro Harmonix 12AX7 EH Black が安価で御気に入りですね(^_^)/。 Headphone 聴収時は「ゴリゴリ」系の音にしなくても細かい音まで拾えますので真空管は Electro Harmonix 12AX7 EH Black が入れっ放しの Main 真空管になっています。……安価だし(爆)。 >最近、真空管アンプを交換したら非常にゴリゴリとして、……あまりに好みと遠い音に参ったなぁっと思っております。 MT 管は Sovtec か Svetlana の真空管ですか?……両者は Compression 側か Expansion 側かの違いはあるものの、どちらも私にとっては低歪率 Wide Range で Veil を剥いだようあ解像感を得られるものの、緊張感をも演出する音色に感じます。 「真空管らしい柔らかさ」などと言う Catch Phrase がある Amp' の MT 管は Electro Harmonix 12AX7 EH Black が多いような気がします。 互換性のある真空管を幾つか手に入れて、好みの音になる真空管に入れ替えてみては如何でしょうか? 勿論、出力 Transformer や CR (Condenser/Resistor) といった Passive 素子でも音色が変わるのですが、Active 素子である真空管が最も大きく音色を変えますので……。 12AX7 ではなく 12AU7 を MT 管にしている Amp' では違うでしょうし、出力管も使っていらっしゃるのであれば出力管の個性が大きく音色を左右するでしょうが、出力管の互換管を揃えるのは高額だし、情報も少ないので大変だろうと思います。……その点 MT 管の 12AX7/ECC83 や 12AU7/ECC82 は 2 本ずつ数種類購入しても 1 万円かけずに異なる音色のものを集められますし、情報も多いですから楽ですね。 素敵な Audio Life を(^_^)/
お礼
演奏する側になったり、聴き手側になったりっというのは参考になりました。 ありがとうございました。
補足
そうです! Sovtecの6BQ5プッシュプルアンプです。 しかも、メーカー品ではなく、どっかの誰かの自作品を売ってもらいました。 それよりも、曲や楽器ごとに音質や音調を変えて視聴しているとは想像してませんでした。 スピーカーを変えずに、アンプ側やプレーヤー側で調整っということですもんね。 オペラには気を付けます(笑) オペラ歌手が、人を怒鳴ったりしたら凶器ですね。 ボクサーの拳と一緒ですね。