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自爆テロと特攻

一部の過激派宗教団体とかが、たまに自爆テロを やりますよね。あれって、戦時中の日本で行われていた 特攻というものと同じ精神構造でやっているんでしょうかね?

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  • eroero4649
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回答No.4

根本的に違います。まず、現代のイスラム過激派による自爆テロは、宗教的情熱によって行われます。「自爆テロをすればお前は英雄で天国へ行ける」という教えがあるから、彼らは実行します。しかし日本の神風特攻隊はそういった宗教的背景はありません。天皇陛下が神様でどうのこうのとか、靖国神社に祀られてどうのこうのというのはあくまで名目上にすぎず、日本人は宗教のためには命をかけない民族なのです。 じゃあ実際に神風特攻隊はなぜ実行に移されたか。これが実に日本人的というか、「だって、他に方法がなかったんだもん」という理由なんです。サイパン島を巡る戦いで、マリアナ沖海戦というのがありましてね、これに日本軍は一方的にやられてしまったんです。本当に、嫌になるくらい相手に一指も触れられない。理由は米軍が強かったのと、日本軍パイロットがもう消耗して腕のいい爆撃パイロットがいなくなってしまったんです。 これじゃ、相手に損害を与えられないとなって、当時ドイツ軍なんかは無人誘導弾なんかになったわけですが、日本にはそんなハイテク技術はない。じゃあローテクでなんとかするにはどうすればいいか。体当たりなら最後の最後まで操縦するから命中率が高くなるはずだ、という結論に至ったのです。 それでものは試しとやってみたら、米軍もまさか最後まで突っ込んでくるとは思わなかったので虚を突かれて、日本軍が想像した以上に米軍に損害を与えられたんです。それでこの「禁断の麻薬」がやめられなくなってしまったのです。さすがに日本軍内でもこれは「統帥の外道」っていわれたのですけどね。 それで日本人らしい話というのが、この神風特攻隊の中に、関さんという自他共に「爆撃の神様」と呼ばれていた人がいたのです。歴戦の勇士である関さんは自分の操縦テクニックに絶対の自信を持っていて、「俺は撃墜されずに爆弾を当てることができる」といっていて確かにその通りだったのですが、神風特攻隊で出撃してくれといわれた。なぜかというと、「あの関さんが神風特攻隊で出撃した」と聞いたら誰も断れないし、日本人的にみんなが納得するからです。「第一人者が率先してやったんだからみんなやらなきゃいけない」ってね。日本人ならそのメンタリティは分かりますでしょ? だから無理やり参加させられた関さんは最後にこういったそうです。「僕のようなやつがこんなことをやらなきゃいけないんだから、この戦争は負けるよ」と。 「純粋な日本人青年が母国を憂いてー」「愛国心がー」「犠牲心がー」なんていうのは、ネトウヨの美化した話に過ぎません。永遠のゼロなんて、中道的な思想の人たちを「人間のクズ」と自分が言葉を使う仕事の人なのに言い切ったネトウヨが書いたものですからね。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >「だって、他に方法がなかったんだもん」 なんと短絡的な理由でしょうか。そんなことで多くの若い将校が 命を捨てたんですね。窮鼠猫を噛む、一寸の虫にも~ なにかそんなことわざを彷彿とさせる行為だったようですね。

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その他の回答 (4)

  • ssssan
  • ベストアンサー率18% (132/730)
回答No.5

イスラムの自爆テロは日本がモデルと聞いた事有りますねー、アッチでは真珠湾攻撃から特攻から戦後の焼け野原から五輪迄一気にとかテルアビブのドット空港乱射事件の赤軍岡本公三とか全て研究してますからねー、で日本は憧れの国で岡本とか重信は英雄ですからねーパレスチナに目向けてクレテルとかって。 イスラム自爆テロは日本を参考にしてるのは間違い有りません、自爆テロやり出したは戦後デスシ当のイスラムが言ってます。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >イスラムの自爆テロは日本がモデル であるのだが、その背景は全然違うようですね。

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  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2131/8006)
回答No.3

 アルカイダなどがトラックやジープに爆弾を満載して建物に体当たりしたり、燃料を満載したジャンボジェット機で世界貿易センタービルに突っ込む事件が起こったせいか、最近では中国などでも自爆テロ事件が多発するようになっているようです。  確かに第二次世界大戦中の旧日本海軍の特攻攻撃が起源になっているのでしょうが、精神構造が同じというわけではないと思います。  特攻攻撃を考え出した将校は責任を感じて自殺していますし、宗教テロリズムの起源とは言えるでしょうが、マスコミによるマインドコントロールで、他に有効な手段は無いと民衆が信じ込まされていたのが最も大きな原因です。  世界中で起こっている自爆テロ事件はマインドコントロールによって他に有効な手段が無いと信じ込まされているのが原因と考えて良いでしょう。  自爆テロをやらなくても、現在はハイテク技術が安価で手に入る時代ですから、有線ケーブルを繋いだ爆弾を道路に埋めて、遠くから遠隔制御で爆破したり、遠隔制御で爆弾を積んだ模型飛行機を飛ばして、体当たり攻撃させるのも可能になりました。トラックやジープの遠隔制御は、まだ費用がかかるようですが、コストダウンが進めば可能になるでしょう。  民衆に紛れ込んで、多くの人命を奪うのが目的の自爆テロは、民衆に自爆テロへの恐怖心を植え付け、対策が無い政府の信用を失わせるのが目的です。攻撃手段としての意味はありません。  戦時中の特攻攻撃は戦術的な効果は乏しく、米軍兵士に自爆攻撃の恐怖心を植え付けただけで終わりました。それが神話化されて、世界中に伝わり、現在の自爆テロに繋がっているのは事実だろうと思います。  自爆テロは政治的な影響力が大きいからだと思います。自爆テロは殉教者であり、死を持って政治的抗議をおこなうという殉教精神から生まれたものであるようです。  確かに国内向けには特攻攻撃は殉教精神の浸透に役立ったかもしれませんが、米国では自爆テロは徹底的に卑下されて、卑怯者扱いされていたようです。精神構造が違うと言うよりは、文化的な違いが大きいでしょうね。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >民衆に自爆テロへの恐怖心を植え付け、対策が無い政府の信用を失わせるのが目的です。 時の政府への信頼を失わせるのが、目的なんですね。 戦時中の日本における特攻とは、全く趣旨が違いますね。

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  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

テロをやっているイスラムの幹部が、日本の神風を真似た、と 発言していましたね。 ただ、動機が異なると思います。 日本は、国家や国民の為、というのが 動機ですが、 イスラムのは、目的が宗教です。 あそこは、まだ国民国家樹立が行われておらず、 国家の為、という観念を使うことが出来ません。 だから宗教になるわけです。 聖戦で死ねば、天国に行け、6人の処女に 囲まれたウハウハ生活が出来る、てことを 半ば本気で信じてやっているようです。 ま、共通する部分はあると思いますが、違う 部分もあります。 女性の特攻隊員はいませんでした。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >聖戦で死ねば、天国に行け、6人の処女に 囲まれたウハウハ生活が出来る こんな馬鹿げたことを本気で信じている輩がいるんですね。

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  • hideka0404
  • ベストアンサー率16% (819/5105)
回答No.1

特攻は民間人に向かっては行われないので、自爆テロは根性無しのただの爆弾ですね。 薬でラリっているので、目標まで到達できないんです。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね。特攻は基本、民間人に対しては行われなかった ようですね。

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