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PC自作文化はいつごろ終焉するか。世界の動向。
日本国内で、個人が、一個単位で、PCの部品を購入してPCを組み立てるのは何年先ぐらいまで可能だと思いますか。 世界で、自作パソコン文化がかつてはあったけど、個人向けのPCパーツの流通が極端に減って困難になった国とかはありますか。 また、国内で、昔と比べて自作向けのM/BやCPU、ATX電源などの流通量はどのくらい減少してるのか、教えてください。
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可能不能でいえば10年以上続けられるでしょう。 それより先を予測することは、現実的では無いと思います。 自作PCは、性能や機能における専用化だけでなく 5年を超える、継続利用においても有利になっています。 メーカー品は修理部品の保有期間が6,7年程度ですし 保証も5年程度が最長で、10年使い続けるようなことは想定されていません。 対して、自作PCは、規格化されたパーツが中心ですから 代替部品の調達がしやすく、また都市部では故障時に すぐに代替部品を購入してきて、即日復旧することもできます。 いわゆるメーカー製PCは、リカバリーシステムを備えることによって そういった自由度が、著しく損なわれており、M/Bの故障には致命的に弱いと言えます。 PCは3年や5年で壊れるのが普通とも言われるわけですから WindowsやMS Officeは、PCの寿命よりも長く使える場合も多いわけです。 PCの性能が飽和するにつれて、買い替え間隔は広くなりましたし 人の同じソフトを使い続けたがる性質は、XPで充分に周知されたことです。 同じパソコン、同じソフトで、ずっと長く使いたい人に自作PCは有利です。 自作PCは、短期的に安いPCではなく、長期的に安いPCに変貌したとも言えます。 たしかに、秋葉原ではパソコン関連のお店が減ったように報じられますが (ちゃんとした統計は見たことありませんが、減ってはいないような気もします) PC-DEPOTのような郊外型のパソコンショップでも けっこうな売り場面積を、自作PC向けパーツに割り当てています。 これは「必要になったその時に買いに来る」というパーツの性質が 通販が発達した時代に、実店舗にとって良い商品となっているのかもしれません。 (ある程度高価なものは、思いつきで買うものでは無いので通販にも流れやすい) もちろん、たいていのパーツは通販でもとりよせられますから 自作パーツを扱う店舗が少なくなっていったとしても 実際に調達が困難になるためには、より長い期間を経る必要があります。 中古パーツの市場も整いましたから 中古車が20年経ても売られているような自動車業界のように 整備性の高い自作PCが、プレゼンスを示していく可能性もあるかもしれません。 自作が、激安メーカー品より安く無いと言われるようになったのは Windows98の頃だったと記憶していますから それから15年以上経て、これだけの市場規模が続いているなら 10年で消えてしまうようなことは無いでしょう。 ただ、高性能自作PCのコストが上がっていって メーカー製高性能PCに対するメリットが下がっていく可能性は高い気もします。 高性能PCは、短期間に買い替え組み換えしてこその高性能ですから 長期利用における自作PCのメリットが、あまり享受できなくなってしまいます。 高性能自作を志向する人が減っていけば 流通量が下がった高価なパーツが より割高になっていく可能性もあります。 個人的にはRaspberry PiみたいなARM搭載のコンピューターが より高性能化して、Coreiに匹敵するほどになった頃に 自作PCの、新しい潮流が見えていくような気もします。 今でもデスクトップOSとしてRaspbianのようなLinux系OSがRaspberry Piで使えますし むしろRaspberry Piを入れた机まで作られるほどです。 http://gigazine.net/news/20140303-raspberrypi-second-birthday/
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モニターしてくれる市場があるということはPCメーカーにとってありがたいことなのです。 15年前の自作PCは比較的安上がりだったのですが現在では自作パーツを集めて製作すると、結局高くつきます。 それでも自作してくれるボランティアがいるというのは、メーカーにとって無料でマーケティング調査代行をしてくれているようなものなのです。 それを参考に、一般向けの完成品パソコンを設計しているのでしょうね。 自作パーツがあまりにも高くなってしまったら、終わってしまうかもしれません。
お礼
ありがとうございます
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