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慣性の法則

慣性の法則についての歴史について詳しい方がいらっしゃれば、わかりやすく教えてください。

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  • CC_T
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回答No.1

こんにち慣性の法則として一般に知られているのは、ニュートンの運動の第一法則:慣性の法則(Newton's first law of motion: Law of inertia)と呼ばれるもの。これはニュートンが1687年に出版したプリンシピア:Philosophiæ Naturalis Principia Mathematicaの中に書いたもので、『静止、あるいは等速直線運動をしている物体は、外力が働かなければいつまでもその状態であり続ける』というものです。 ラテン語で「技を持たない」という意味からできた言葉(inertia)に「慣性」という訳をあてたのが誰かまでは知りません。「惰性」などとも訳されていますね。 ちなみに慣性は、宇宙開闢(かいびゃく)の時より存在していたはずです。 紀元前4世紀の最先端をいっていたアリストテレスですら、その存在には思い至っていなかった。 16世紀にはデカルトやガリレオといった知恵者が、等速直線運を観察することで「慣性」に気付きかけていたものの、静止状態など他の運動との整合を正しく証明できるところまでは行きつかなかった。デカルトのエネルギー保存の法則、ガリレオの相対性原理として知られる考え方の一部に、慣性の考え方が見られます。 で、前記の通り17世紀にニュートンが証明式を添えて自書にて発表したのが「慣性の法則」の始まりです。 その後、19世紀のジュールによるエネルギー保存側を経て、20世紀のアインシュタインによって質量とエネルギーの関連が見いだされ、エネルギー保存の法則に発展して現代に続いています。 ・・・とまあ、これくらいの情報はググって10分で知れました。