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イチジクの株枯病について
家の庭には、亡くなった祖父が植えたイチジクが3本あります。種類は、判りません。最近はイチジクの株枯病が流行し、廃園になる方もいるとお聞きします。インターネットで菌耐性のイチジクを台木にすると株枯病にならないと記述されていましたが、本当でしょうか?祖父のイチジクをどうしても守りたいのです。何方かお詳しい方、お教えください。
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菌耐性のイチジクを台木にすると株枯病にならないと記述されていましたが イチジク株枯病抵抗性台木だと思います。 農研機構果樹研究所の http://www.naro.affrc.go.jp/fruit/index.html 株枯病をサイト内検索していただければ、研究結果が出ています。 イチジクの産地でも http://www.pref.ehime.jp/kashi/paneru/documents/ichijiku2_1.pdf http://farc.pref.fukuoka.jp/farc/shuyosei/H2303/shu07.pdf いろいろ台木試したり、交配して新しい台木を作っています。 株枯病はいや地(連作障害)ですので、接木+ボックス栽培のほうが 病気になる確率が低いと思います。
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- cactus48
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台木を使う理由としては、通常の結実する期間より早く結実するとか、 実生苗より病害虫の被害に遭いにくいと言われています。 だからと言って台木に接ぎ木したら確実だと言う事はありません。 病気になる時は病気になってしまいます。これは仕方が無い事です。 株枯れ病と言う病気はありません。株が枯れるのはテッポウムシや カミキリムシの幼虫が幹の中に侵入し、内部を食い荒らすからです。 これを防ぐには定期的に根元付近を観察し、木屑が落ちていないか を確かめる事です。もし木屑が落ちていれば、木屑の上側に小さい穴 が開いているはずです。この穴に幼虫が入り込んでいるので、希釈し た薬剤を注入し駆除するしか方法はありません。 一番厄介なのがネコブセンチュウと言う虫です。ネコブセンチュウが発 生すると、株から上に向かって葉が枯れ出し、最後は全体が枯れ込ん でしまいます。地中ですから発生した事が分かりにくいのが難点です。 これと言った薬剤が開発されていませんから、発生しないようにと祈る しかありません。
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ご回答ありがとうございます。 >ネコブセンチュウ 恐ろしい虫なのですね。テッポウ虫は、キンチョールで毎年駆除していますが。 >地中ですから発生した事が分かりにくい 挿し木していつでも、植え替えできるようにしてみます。
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大変にお詳しい内容ありがとうございました。早速、JAの職員さんに菌抵抗性の台木が入手できないか相談に行きます。