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高校物理の質問です。
直径7mの鉄球を、1キロの高さから自由落下させた時、(空気抵抗を計算に入れた場合、つまり真空ではない場合)地上に達する時の速度はいくつですか? 風はふいてないものとします。
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高校物理の知識の範囲でお答えします。 空気抵抗がある場合、抵抗は速度の2乗、及び空気の密度ρに比例するので、最初は抵抗が小さいけれども、そのうち重力と釣り合って加速が止まり、一定速度V1に達します。 そのときまでに落下した距離をLとおく(Lは1kmより充分小さいと思われる)と、 V1^2-0^2=2gL とおける。 一方、比例定数をkとすると mg=kρV1^2 空気の密度ρに比例することは高校では習わない、及び海抜0m~1000mの空気密度の計算は面倒なので(海面高度の大気中なら、気温15℃で 1.2250 kg/m3 だそうです)、無視して、 比例定数をk’と置き直すと mg=kV1^2 どっちにしても、終端速度V1は質量mの平方根に比例することがわかったので、鉄球の質量が書いていないから 「解けない」 が答えだと思います。 ここから物理の問題ではない話。 鉄球の表面の磨き方、 鉄球の鉄の鍛え方(密度)、回転しやすいか完全カンペキな球か、 空気抵抗による摩擦熱による膨張 などにもよるのではないでしょうか。 なぜなら、宇宙船の帰還をイメージしたので。 (なぜ直径をaと置かず、具体的に7mにこだわりました? 笑 興味あります。) 表面抵抗って無視できないですよ。バイオ・ミメティックス(生物模倣工学)の本を良く読みますけど、イルカもフクロウもチョウも、抵抗を少しでも少なくするために表面に無数の空気の渦を作ったり、 競泳ではレーザーレーサーが記録を作ったり、 逆にサッカーで無回転シュートが話題になったり、 空気中を飛ぶ「飛翔体」が抵抗を無視できるようにしようと思ったら、必然的に「弾丸」の形になるでしょうね、球ではなく。 ところで概算ですけど、 直径7mの場合は体積が 43m^3ですから、 水風船でも43トンあります。 中空ではなくぎちぎちに詰まっているとする場合、 鉄の標準的な比重を8として、340トンあることになります。 去年?カザフスタンに落ちた10トンの隕石ですら、ドーーン! って感じですから、 340トンが落ちてきたら、それはもう、ドドドドドーーン! って感じでディザスターでしょうね。 (長さ5mの車ですら1~2トンですから。) (1/2)mV1^2=mgL V1=√(2gL) V1=gt t=V1/g=√(2L/g) L=1000、g=9.8 なら t≒14.3(秒) で、鉄球を落としても発砲スチロールの球を落としても時間は変わらないことになってますが(ピサの斜塔)、 やっぱり感覚的に鉄球の方が圧倒的に早く落ちる気がしてならないから、物理学って不思議です。 (あと実際には、重力加速度は地上で所変われば一定ではない。地球の半径を6400kmとする場合、高度何kmから無重力に近付くかは不明だが。) フライトシミュレーターのゲームをやったことないですか? 飛行機が1000m(3000フィート)高度を下げるのってあっという間ですよ。 真下に落ちるならなおさら早いです。自由落下だとしても。 もしかして、終端速度に達するより早く地上に着くのではないでしょうか。 7mって何なのか教えてください。
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- QoooL
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なるほど。 #1です。 >地下空洞があったとして、その「深さ」が大体1キロで、地震でその天上にヒビが入って、落下した岩の塊が7m おもしろいじゃあないですか。 落ちれば落ちるほど重力加速度g は微妙に大きくなるでしょうね。 一方、落ちれば落ちるほど 気圧が高くなって、空気抵抗は大きくなるでしょうね。 耳が痛くなるレベルだと想像します。 (ちなみに、深「海」1000mでは、101気圧。しかし、空気の場合は下記の通り、人間が生きられるレベル。) 少しずつ訂正しましたけど、細かいミスはいくつか残っていると思います。例えば 誤 mg=kV1^2 ↓ 正 mg=k’V1 とか。 まあ言いたかったのは、 空気抵抗なしなら、質量m に関係なく求められる。 空気抵抗ありなら、質量m に関係するから求められない。 ということですよ。 しかし、空気抵抗ありの場合は なしの場合より遅くなるはずですから、 なしの場合を求めるだけでも、かなりの好奇心を満たされるんじゃないでしょうか? 上から180トンとか1000トンとか1300トンとかの岩の塊が落ちてきたら、 地底王国は砂ぼこりだらけ&衝撃波で壊滅状態になるでしょうし、 地底人はめちゃくちゃ怒るでしょうね! 自由落下ではわずか15~60秒程度で地底に着くわけです。 現実世界でも、鉱山では1000mか2000m付近までいくつかのエレベーターを乗り継いで降りていると思います。歩く時間入れて10分くらいかな? どんなに高速のエレベーターでも。 立抗で検索すれば出てくるでしょう。
- QoooL
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はぁ・・・ 1624000kg 162400kg 0 1個多かったです。 すみません。 言いたいことだけ伝わることを祈ってます。
- QoooL
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#1です。 さらに訂正ですみません。 ρはV1に影響されるようです。 従って mg=kρV1^2 までは正しくても、 mg=k’V1 となります。 教科書にもこっちで載っているでしょうね。 (誤)終端速度V1は質量mの平方根に比例する ↓ (正)質量mに比例する だから、答えは 「答えられない」 ことに変わりありません。 ちなみに t秒後の速度 V=(-mg/k’)e^(-k’t/m)+mg/k’ のようです。 (終端速度になる前) またmが関わりますね。
- QoooL
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#1です。 計算一部忘れてました。 >直径7mの場合は体積が 43m^3ですから、 >水風船でも43トンあります。 ↓ 正 >直径7mの場合は体積が 180m^3ですから、 >水風船でも180トンあります。 これが鉄の塊だったら・・・1000t超!? ボーイング747(ジャンボ。全席2階建て旅客機)ですら 空虚重量 162.4 t=1624000kg ですから、 密度っていかに大事かわかりますね。 こんな非現実なことでも計算できるんだから、物理って便利。
お礼
詳しくありがとうございます。何故7mかと言いますと、まず想定がファンタジックなので呆れられるかもしれませんが、広大無辺な地下空洞があったとして、その「深さ」が大体1キロで、地震でその天上にヒビが入って、落下した岩の塊が7m、という想定です(苦笑)この岩の塊が地面(というか地底)に到達するまでにどのくらいかかるのかということを、詳しくではなく、アバウトでいいので知りたかったのです。