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有機栽培 無農薬
将来(環境や食物)のことを考えて煎茶を有機農法で栽培していこうかと考えております、かなり以前から取り組んでおられる方々のH・P等を見て自分なりに取り組んでいこうと考えていますが、まず手順としてどこに無農薬茶の承認申請をしてどのような条件があり、その際どれくらいの費用がかかって、というような最初の一歩でつまずいております。JASの会員にならないと認定は得られないのでしょうか。また有機栽培の大変さもお教え頂ければありがたいのですがよろしくお願いします。
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無農薬は決して難しいものではありません。しかも、手間もかからず、低コスト。但し、その原理を知らなければなりません。先ず、虫や菌が食べる作物と、食べられない作物の違いを知ることです。 虫や菌が食べる作物=過剰窒素(硝酸)や土壌中の腐敗物質を吸収した作物。即ち虫の餌(虫が決める)。人の食物ではない。これは、人には不味く健康にも悪い。日持ちが悪い(腐敗菌が食べる)。 虫(菌)が食べられない人の食物=有害物質(硝酸)や腐敗物質を吸収していない。虫が食べると死ぬ(虫の腸内で醗酵)。人には美味しくて、健康に良い。日持ち良い(冷蔵庫で保存すると腐敗せずミイラになる)。 虫の餌になる原因は、施肥により養分バランスの崩れから、有用微生物が死ぬ。そして土壌中の有機物が腐敗。更に腐敗菌により、土粒子を繋ぎとめ糊の役目をしている物質(主に糸状菌が作る)が分解され、団粒構造が壊れ単粒化、緻密化し、硬盤層が出来、更に酸欠で腐敗が進むという悪循環。 無防除は無施肥(無化学肥料、無堆肥)で可能。C/N比40以上の高炭素資材(雑草、作物残渣、ワラ、木材チップ等)を微生物の餌として与えるだけで良い。堆肥はC/N比が低く、バクテリアにより腐敗が起き、窒素飢餓が起きる。高ければ糸状菌(茸菌)が働き腐敗が起きず、窒素飢餓も起きない。 作物の養分は自然界と同じように微生物が作り出す。微生物の作り出した環境中で植物は進化した。微生物群の成分組成は常に一定で養分バランスが崩れない。養分バランスが崩れなければ作物は健康に育ち虫には食えない。結果として無防除になってしまう。
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- chemchem
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URLの追加です. 検査認証制度のしくみ http://www.munouyaku.com/jas.html このWebページはなかなか良いかもしれません.
お礼
早速のお返事有難うございます。参考にさせていただきます、農営は素人に毛が生えた程度でまだまだわかっていませんが低農薬栽培は実践しているのですが基準が厳しくなったので無農薬に順次移行して移行と思っています。
- chemchem
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こんばんは. 私も有機農法は本来あるべき姿で良いと思います. 現在はどのような栽培方法を行ってるのでしょうか?かなりの経験者でしょうか? 有機農法はかなりの技術と運がなければ非常に難しいと思います.茶のことはあまり分からないのですが,農業において無農薬栽培にはかなりの労力がかかります.有機栽培でしかも無農薬というのは家庭菜園くらいなら可能ですが,採算を取るのはほんと~に難しいと思います. まずは減農薬栽培からはじめてはいかがでしょうか? 中途半端は発言で申し訳ないですが.参考URLが少しでも役に立てば良いのですが.頑張ってください!
お礼
ありがとうございます、参考にさせて頂きます。