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総合入試制度のある大学
こんにちは。 北海道の高3、今年受験生のものです。 北大の総合入試制度のような、入学後に学部移行できるような大学が知りたいです。 私はしたいことがこれといってなく、とりあえず文系を選択していました。 ですが、最近になって遺伝に興味を持ち、今は理系の理工学部に行きたいんです… でも数3Cに加え理科系科目も取っていない私が今から全て独学は厳しすぎる…!と思っていた時、たまたま北海道大の「総合入試制度」を見つけたんです。 総合文系を受験して合格できれば、その後一年間の頑張りによって理系にも移行できるみたいで。 それで今のところ北大の総合文系を受験するつもりなのですが、もし他にもそういう制度を設けている大学があれば教えてほしいです。 ひとつだけだと、選択肢がなさすぎて… 調べてはみたけど、なかなか見つからなくて困ってます。 道外でも、私立でも、どこでもいいので、お願いします。
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- TANUHACHI
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おやおや、色々と詳細に補足を求められて、しどろもどろですか。 最初に「反則」と僕が言ったのは、受験科目の問題だけで総合入試制度を受けることは総合入試制度の意味を踏み違えていますよとの意味です。 数学をやっていなかったが理系に進みたい、それだけの理由では「入学後のモラトリアム解消段階の意味」をクリアできず、なぜそうした猶予期間を態々と設けているのかを理解していないと同じです。悪く言えばズルをして理系に潜り込んだ形と同じです。 そして「遺伝の何」を知りたいと考えたのでしょう。この問題は昨年の文科省全国学力調査「中学3年 国語B」の大問Iと同じ構造です。「カルタについて書かれた文章」を読ませ、そこで「カルタについて解ったこと」を一つ書き(設問1)、それについて「回答者が更に調べたいこと」を一つ、具体的に答えさせ(設問2)、そして「具体的な調べ方の手掛かりと方法」を書かせる(設問3)との構造です。 これは「相手に解りやすいように、具体的に説明する能力」を観るための出題といえます。そしてこれらは基本的な学力ともいえ、子供であろうが大人であろうが関係なく求められる資質ともいえます。残念ながらそれが質問者様の筆力からは伝わってこない。 「遺伝の何を学びたいのか」「とりあえずやりたいことがないのに、なぜ大学進学を志すのか」その基本的な動機付けの部分から検討し直す必要があります。 どうもロジカルな思考が苦手の様子ですので、法律学や政治学そして経済学といった社会科学系や歴史学系そして理系の領域よりも、文系の哲学領域あたりが適している様な印象も受けますが、如何でしょう。 今時、大学程度は卒業しておかないと就職に不利とでも考えての発想ならば、北大の教員しかも遺伝子工学を専門とする者ならば激怒もするはずです。余り大学と大学教育そのものを舐めないでください、座学では何も求めることなどできない世界ですから。
- tekcycle
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私が良くは知らないというのは、数学が「必須となる分野」も一部あるだろうけれど、そういう、おそらく理論的な分野については良く知らないし、そこでどういう数学が必要とされているかを知らない、という意味です。 普通に実験をしている時に、微積は出てきません。 少なくとも私個人、微積と行列を研究で使ったことは、ただの一度もありません。 学部でも、教養の数学や物理関連の講義と、量子化学系の講義と、あともう一回いや、これは大学院の講義か、まぁそれしか出てきませんでした。 バイオ系では全く。 化学系の他人の研究で、微積の話を研究室内でしたのと、ボスに頼まれた量子力学系の論文をコピーするときに、量子と確か行列の強烈に難しい話を見かけたのと、先輩が私に、化学系、量子化学の説明を試みたとき、だけですね。 勉強をしたい、という人は、本でも読んでいれば良いと思います。 本当に。 学部では、そんなに大したことはやりませんから。 大学を出て遺伝子関連の分野に進む、その技術者になる、というのであれば、そういう専攻をお勧めします。 しかし、勉強がしたいだけなら、果たして進学するほどだろうかと思います。これは本当に。 そもそも、遺伝のどの辺りに興味を持ったのでしょうか? その分野によっては、大学四年間、講義でただの一度も触れられない、なんてことも、平気で考えられます。 おそらく、狭義の「遺伝」という講義(半年間週一コマ)が、多くて2つ、少なければ0、遺伝に関連するような講義が、2~3ではないかと想像します。 > 行列は、理論分野や情報系に振ってみたときに、必要になることがあるかもしれません。よく知りませんが。 おそらく、数学をばりばり使う場合は、コンピューターがついてくるだろうと想像します。 おそらくは、生物情報、なんて呼ばれる分野になるのではないかと。 勿論、遺伝関係のことも含まれるでしょう。 それに対して、一般的な遺伝子の話が、数学的であるとは、全く思いません。 数学以前の、生物、分子生物学で、おもしろい話はいくらでもありますので。 よくは知らないけれど、と言うとまた叱られるかもしれませんが、生物情報なる分野ができたのは、要するに従来のバイオや化学系の技術者養成プログラムだと、コンピューターの知識を十分に仕込めないからだろうと想像しています。 プログラムをバリバリ書いて、何とかの演算をさせて、というようなことが、一般的なバイオのカリキュラムでは困難なのでしょう。 個人的には、4年間で一コマだったかと。Hello World!と表示させましょう、に毛が生えたような初歩的プログラムを何本か書いたくらいだったかと。 UNIXやらネットワークコンピューターの使い方など全然解らないままだったし。 それでプログラミングをしましょう、それで研究しましょう、なんてのは、殆ど不可能なので。 おそらく生物情報とも関連があるか、少なくとも昨今はあるのだろうと想像しますが、理論的な遺伝子分野の講義も聴いたことがあります。 とても面白い講義でした。 違う生物間で、似たような配列があって、しかもだいたい使われて無さそうなところで、なんて話でした。 http://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/subject/ 系統分類には遺伝の話が出てくるかもしれませんが、リンクの先を読む限り、そうではなく、骨子を重視しているような気がします。ま、そりゃそうか。 分子遺伝学はそのまんまでしょう。 ただし、分子、ですから、おそらく数学チックな物では無いでしょう。 遺伝学実習は、 http://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/subject/s-4280.php ひょっとすると統計チックな数学が出てくるかもしれません。 遺伝子のマッピングで数学が出てくるのかなぁ。そんな凄いことは実習ではできないのでは、と想像するのですがね。 系統進化だとか遺伝学実習の延長戦を研究でやろうとしたときに、数学がどれだけ要るのかなぁ、と。 そこの研究室がどういう研究をしているかによるでしょう。 ただ、生物情報のお話と同様に、その数学っ気が全く無いカリキュラムからして(量子ちゃんすら無い)、数学をバリバリ使いましょ、なんてことは、まぁそこではかなり困難でしょうね。 難関大学レベルの数学から仕込み直すんですかね。 ついでに、プログラミングバリバリ、なんてことも、そのカリキュラムではほぼ不可能ですよね。 で、だから、おそらく遺伝については、本一冊が二冊程度のことしか「学び」ません。 遺伝は、お話としてもとてもおもしろい分野だと思います。私も結構好きなんです。 でも、お話として知っていても、ハッキリ言って、糞の役にも立ちません。 機械科に行って、旋盤の使い方を「お話として知って」いても、やっぱり糞の役にも立ちませんよね。 旋盤が使えます、いろいろな理論的背景や注意事項も一通り勉強しました、ってんなら役に立ちますが。 文系の学問のように、深い背景があってウンタラカンタラでどうとかこうとかというようなこともあまりありませんし。 ついでに、誤解があるといけませんから、 私は高校数学受験数学なんてどうでも良いとは思っていません。 私自身は、むしろ数学力で大学に受かったくらいですので。 あなたが数学を大事にし、数学で論理的思考力等々を鍛えるのだというのなら、大変結構なことだと思います。 むしろ、習ってませんから入試で使えません、なんて話よりずっと良いでしょう。 北大理系にぎりぎりり受かったような連中の数学力では、おそらく全く鍛え方が足りないのだろうと想像しているくらいです。 いざ数学が必要となったときには、それではもう。 だから、取り組むんなら取り組めば良い。ただ、あなたが勉強したい遺伝の分野にも依りますが、通常は、分野自体、数学から逃げられることが多いですよ、とは言えます。 > ダメかどうかは入ってから考えることです、多分。 総合入試で、大学一年次に考える、のなら良いんですが、学科に入ってしまってから考えるのでは拙いだろうな、と懸念しています。 また、一年次に、私が第一に懸念するダメかどうかは、判らないと思います。 希望学科に進学できそうか、というようなことなら判るでしょうけど。 > ですが本当に最近遺伝を学びたいと思ったんです。気付けたんだから、やれるところまではやってみたいんです。 それなら、理系の入試を受ければ良いのです。 やれるところまでやるというのはそういうことです。 バイオ系には、数学が甘いところがありそうですし。 大学の教育環境は、想像を絶するくらい酷い物です。 数学(や物理)を大学で勉強しようとするくらいなら、今のうちに勉強しておいた方が良いです。 ちなみに私は、高二以降の数学は、授業が腐っていたために、浪人して予備校に行くまで独学でした。 だからあなたも大丈夫、なんて軽口を叩くつもりは一切ありませんが。 ただし、繰り返しますが、xxの勉強がしたいのと、xxの実験作業が好きなのと、は違います。 理系は概ね後者向けです。 好きなことを進路にしなければならないという決まりは無いのです。
- snaporaz
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>私はしたいことがこれといってなく、とりあえず文系を選択していました。 >でも数3Cに加え理科系科目も取っていない私が今から全て独学は厳しすぎる…! >だからとにかく大学には入らなくてはいけないみたいです(°_°) >にしてもなんでしょうね、その裏技… >東大、京大辺りはとても届きません… >希望が通らないことは想定済みです。 >それで頑張れなかったら、本当にしたいことではなかったんだろうと、 このすべての文言から読み取れるのは「要するに本気ではないんだね」ということです。口先ばかりで、現状を変えることを結局は欲していない。 北大の総合入試でいいんじゃないでしょうか。結局文系に行きそうなので、道外や私立は金の無駄だと思います。 そもそも、「したいことがこれといってなく文系を選択する」というのが私にはよくわかりません。現行の高校課程では「文系のほうが進学先の選択肢が狭まる」ことは常識でしょう。高校の先生もここは強調するはずです。迷うのなら理系に行っとけ、と。そう言われなかったのなら、マインドが理系向きではない、あるいは理系だと落ちこぼれると思われていたということです。
- tanuki4u
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数学は大事ですよね…。 でもよく知らないなら、お願いですから惑わさないでください。 ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%A6 関連項目 集団遺伝学 分子遺伝学 量的遺伝学 数理生物学 分子生物学 行動遺伝学 逆遺伝学 生態遺伝学 保全遺伝学 ゲノミクス モデル生物 日本遺伝学会 WIKIPEDIAで 遺伝学の関連項目中「日本遺伝学会」以外の項目はすべて数学のカタマリというか数学を知っていないと役に立たないと主張している。 http://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/keyword/ 遺伝に関連するのは 上記にWIKIPEDIAの関連項目に近い 小ネタ メンデルの法則の論文は生物学の論文ではなく「数学」の論文とされていた http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB さらにメンデルは当時の細胞学の権威カール・ネーゲリに論文の別刷りを送ったが、数学的で抽象的な解釈が理解されなかった。メンデルの考えは、「反生物的」と見られてしまった。 (上記より引用) そもそも生物学の中でも数学的な匂いの強い遺伝なんです。 http://passnavi.evidus.com/search_univ/0010/bairitsu1.html 総合入試 文系 募集人数 100 http://www.hokudai.ac.jp/admission/25sogo-ppt.pdf P 34 P 35 文系→理系の実績値 基本的には文系の人間は文系の学部に行くのだよね ということになっている。
- tekcycle
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一応言っておくと、 遺伝子に興味があって、遺伝子の「勉強がしたい」という人が行くと、後悔する専攻だと思います。 遺伝子に興味があって、遺伝子の「実験をしていたい」という人が行くところです。 座学は好きだが作業は嫌だ、という人は不向きです。 たぶん微積はそれほど要らない分野だろうとは思います。 ただ、理系の人間にとって、微積だの行列だのは「常識」ですから、ある日突然必要になっても知りませんが。 行列は、理論分野や情報系に振ってみたときに、必要になることがあるかもしれません。よく知りませんが。 化学は必須でしょうね。 これがしっかりできないと、たぶん先々エライことになるでしょう。 あまりおすすめはしませんが、地方のポンコツ国立大学に、二次に数学無しだとか何とかは無しだとか、というところがあるのでは、と思います。 センターの理科を二つ揃えられないと、選択肢はぐっと狭まるでしょう。 良くは知りませんが、化学生物辺りで揃えられませんかね。 それと、東大でも北大でも、移行可能な「制度」はあっても、だから希望が通るとは限りません。 また、東大北大のような国立大学ですと、私立のようなスポーツ推薦組やインチキ推薦組を扱った経験に乏しいため、概ね、ダメなら容赦なく留年させられるでしょう。 ある学生に焦点を当てて、まぁまぁどうにかなりませんか、という機能が乏しいような気がします。 卒業できるか、という辺りになって、ようやく機能するかどうか、くらいでは。
お礼
では遺伝を学びたいという人間はどこに行けば… 数学は大事ですよね…。 でもよく知らないなら、お願いですから惑わさないでください。 希望が通らないことは想定済みです。 ただ何もしないで諦めるのは嫌なので、こういう選択にたどり着きました。 ダメかどうかは入ってから考えることです、多分。 ご回答ありがとうございました。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
学部移行とのイメージならば、東大の進振でしょうね。 或いは、他の回答者様の回答にコメントされている内容を読みますと、京大の総合人間学部-自然科学系あたりが適しているように考えもします。 尚ご質問にある「遺伝に興味を持ち、今は理系の理工学部に行きたい」は「遺伝に興味を持ち、今は理学部に行きたい」の誤りでしょう。 現実的には理系進学の準備を怠ってきたのですから、状況は120%厳しいといえます。一浪しても恐らくは同じ可能性も十分にあります。 もし北大の総合入試制度といったバイパス的な形を利用することを最初から前提とするなら、それは明らかに反則技ともいえるでしょうね。朧気ながら「こんなことを勉強してみたいが、それが文系であるのかそれとも理系であるのか判断が着きにくい」というならば理解もできますが。
お礼
せっかく教えていただいて申し訳ないのですが、東大、京大辺りはとても届きません… あ、はい、そうです。 今気がつきました。 間違いをご指摘いただき、ありがとうございます。 確かにそうですよね。 ですが本当に最近遺伝を学びたいと思ったんです。気付けたんだから、やれるところまではやってみたいんです。 それで頑張れなかったら、本当にしたいことではなかったんだろうと、その時自ら気がつくと思います。 でもとにかく大学には入らなくてはならないので。 反則ですか。 …どういったところがですか? 理解力がなく、すみません。 ご回答ありがとうございました。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
東大 http://todai.info/shinfuri/technology.php http://todai.info/shinfuri/science.php http://todai.info/shinfuri/culture.php ICU http://www.icu.ac.jp/liberalarts.html
お礼
偏差値が…た、高い… ご回答ありがとうございました。
- volvo240gle1622
- ベストアンサー率26% (63/242)
こんにちは あまり詳しくはありません(即席で調べました。) その制度は北海道大学にしか無い制度のようでした。 ただ文系のクラスに入学しても理系の勉強にはならないと思うので結局独学になるのでは? 人気のコースには最初から理系の得意な人間が集まるでしょうからそこをかき分けてはいるのは難しいのではないでしょうか?やりたいことが見つかったのなら浪人してはいる方が有効だと思おいます。 それと大学には編入という選択肢もあります。私の通っていた大学でも土木科から建築学科へ編入する人がいました、1年からスタートということで5年大学に通うことになりますが、、、 編入なら多くの大学が対象になるかとも思います。(やりたいことが決まっているなら無理ですが) 受かりそうな学部に入ってから本命の学部の編入試験を受けて入るという裏技的なのも聞いたことがありますが、、 なんにしても質問者様の遺伝学への道が開けますように、頑張ってください *この情報は即席の為鵜呑みになられないようご注意ください。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 独学になるのは確かにそうなのですが、以前親に話したところ、「とりあえず大学には入りなさい」と言われました。 うちには妹がいるので、浪人は金銭面の問題もあり厳しいらしく… だからとにかく大学には入らなくてはいけないみたいです(°_°) 編入!そういうこともできるのですか! そちらのほうを少し視野に入れて考えてみようかと思います。 にしてもなんでしょうね、その裏技… ぜひとも知りたいものです。 遺伝学学びたいです、頑張ります。 本当にありがとうございましたm(_ _)m
お礼
お礼が遅れました。すみません。 沢山ご回答いただいたので、まとめてお礼いたします。 皆様から色々なご意見をいただいてわかったのは、私の考えが甘かったということです。 理転するのには相当な覚悟がいります。 それなのに私は曖昧な気持ちで理転したいと思っていたことは否めません。 もし今後そう考えるなら、もっと理転したい理由を明確にしようと思います。 あともう一つ、本当に遺伝が学びたいならこういう場で聞かず、自分である程度遺伝について学んでからにしようと思いました。 自分でちゃんと考えて生きます。 厳しいお言葉も大事に受け取らせていただきました。 本当にありがとうございました。 受験頑張ります。