- 締切済み
ハウスメーカーの不正行為ついて
あるハウスメーカーで新築を建築中の者ですが 基礎工事のことで不信感を募らせる出来事があり、 どう対応すべきか悩んでいます。 このハウスメーカーでは基礎工事が終わると、 「基礎工事完了報告書」という実施した工事内容を写真入りで 報告する書類が送られてくることになっているのですが、 上棟が完了し、内装工事に入る段階になっても 一向に送られてくる気配がないので催促をしたところ、 慌てて送られてきました。 こちらが催促してから慌てて送られてきた報告書でしたので 疑いの目を持って注意深く内容を確認してみたところ、 他の方がネット上で公開されている「基礎工事完了報告書」と比べると 私の報告書には、チェックされている工事項目に抜けがあったり、 現場の写真であることを証明するために用いられる 施主名や日付等の情報が記載された紙の写り込みが無かったりと 少々不信感を抱かせるような内容でした。 そこで、これらの不審な点について営業担当者に細かく質問したところ、 報告書の写真の一部に我が家とは全く別の現場の写真が使われている ことが発覚いたしました。(営業担当者も認めました) 今回の状況を踏まえると、報告書に別現場の写真が使われていたのは 単なるミスというよりは、施工状況を確認していないことを誤魔化すための 意図的な不正なのではないかと疑ってしまいます。 この件について、営業担当者の回答は「申し訳ございません」と 「工事自体はキチンとされているので大丈夫です」の一点張りなのですが、 報告書で不正が行われてことが分かってしまった以上、 いくら謝罪されたり、口先で「大丈夫です」と言われても信じることが できなくなってしまいました。 もう既に上棟が完了して基礎部分が見えない今となっては、 基礎工事の施工状況を確認するのは困難のように思われますが、 こういう場合、住宅の新築に知識や経験をお持ちの方だったら、 どのように対応されるのかと思い質問させていただきました。 どうかお知恵をお貸しいただけると幸いです。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
市町村によるのかもしれませんが、中間検査の申請に配筋写真の提出が必要なはずです。 当然、配筋の写真は必ず撮ってなければなりません。 営業担当ではなく工事監理者に報告を求めてはいかがでしょう。 (営業担当は当てにならない気がします) これからもホールダウン金物や、 在来工法の場合は筋交い金物、柱頭・柱脚に必要な金物など、 仕上げ材を貼る前に確認が必要な部分があります。 そういった部分は抜かりなく報告してもらうようにしましょう。 できないようなハウスメーカーであれば、設計監理の義務違反となります。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
もっと見る