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巨人のアンダーソン
彼は本物の優良助っ人でしょうか?
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優良かどうかはまだ判断に迷いますが、少なくとも開幕からの雰囲気はいい。6000万という年俸はどうかと思いますが、元メジャーのフレコミで億単位の年俸かすめ取られる某球団よりはマシかと。 個人的にはですがアンダーソンは他の(俗にいう)害人助っ人と違って、人の話を聞けるのがいいのかもしれません。その点も巨人に来た過去の助っ人と一線を画している点ではありますが。そういえば今季主力になりそうなロペス、マシソン、セドンと全員少なくともコーチや選手の話を聞いて考えるタイプ。ロペスも(絶ではない)好調ですし、相乗効果かもしれません。 巨人はこの数年、外国人への過度な投資はしてないようですね。日本人も含めて「どうせ逃げられる」と冷徹に見ているのかもしれません。ある程度活躍して他球団に行かれても、言い方は失礼ですが「使い潰した中古品」ですし。その引取先もOBが監督を務める神奈川の球団がありますし(皮肉込み)。 安く入団させて使ってリリース。本来こういう外国人選手の使い方は、球団規模の小さい貧乏球団が積極的にするべきなのですが(その究極型がドミニカのカープアカデミー)、日本の場合カネがない球団ほど大物を取りたがって失敗する傾向もあるようですね。これでは富む球団はより肥え太り、貧する球団はガリガリに飢える、日本プロ野球のダメな点ですね。 プロスポーツは金をかけてナンボ、です。ただし、さすがにシーズン終了までこの調子が続くとは思えないですが(昨年のヤクルト・バレンティンも満遍なくホームランを打っていたわけではない)、元々シーズン序盤は毎年調子が悪い巨人が無難にスタートできているわけですし(対抗一番手の阪神がコケまくってるのもありますが)、今季もセ・リーグは無風かもしれません。
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- TANUHACHI
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今はまだ開幕して間もない上、尚且つ同一リーグの全球団ともあたっていない状態ですから、何ともいえませんが、峠を越えている元や現役メジャーリーガーを引き抜いてくるどこぞの球団とは目の付け所が違うと言われても仕方のない話でしょうね。 土のグラウンドである広島や甲子園でどの様な守備を見せるか、そして脚の方のスピードはどうか等は未知数状態です。 東京ドームと横浜スタジアムでの「上から叩き付けるバッティング」で球足の速い打球を打っていたところを見ますと、一応は合格点をつけることができるというところでしょうかね。あのオープンスタンスのスタイルはクロマティやモスビーを思い出しますが、あそこまでは極端でもなかった。むしろキューバスタイルがどの様なものかを見てみたいですね。かつて中日はリナレスで大失敗したためか、それを境にキューバには目も向けない様子です。それ以前は郭や宣で失敗してもいますから、スカウトに見る眼がないのでしょうね。 ヤクルトはバレンティンよりも今年はミレッジが本物であるかどうかを問われるシーズンです。阪神はどうやってクローザーにつなぐまでの間にゲームを壊さないで済むかどうか程度のレベルです。
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