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稀勢の里は終わりましたか…
綱取候補最有力と言われていた稀勢の里ですが、いつの間にか鶴竜に追い越されました。 稀勢の里はあそこまでが限界なのでしょうか? 鶴竜が綱昇格なら横綱全員モンゴルです 大相撲ってモンゴルの国技でしたっけ。。。?
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- uniquepro
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稀勢の里に横綱になってほしい、と思っている好角家がはたして日本にどれほど存在するか、でしょう。 何しろ、あれほど横綱という存在価値を下げてまで昇進基準を下げてもらったのに、ことごとくそのチャンスを失い続けた。なまじ相撲を見ている人なら分かるはずです。稀勢の体から滲み出ている、かつての迷(?)大関の臭いが。 かつての稀勢の里の師匠、元横綱隆の里・先代鳴門親方も確かに昇進は遅かった(昇進時31歳)。でも、ならばなぜ優勝回数も伸びない横綱が印象に残っているか。それはもう、当時の第一人者が「苦手」とした対戦相手だったから。もちろん、それは大横綱・千代の富士。同世代唯一の苦手力士と言ってもいい相手でした。 ところが稀勢はどうでしょうか。白鵬が苦手としていたのは今は昔。白鵬には蹴散らされ、自分より世代・格的に下だった日馬富士・鶴竜に一気にまくられ…どこに居場所があるのでしょうね。 先代の横綱昇進時の年齢から見て、@3年…3年で3人いる横綱が衰える・辞める可能性は考えにくい。横綱昇進は実力以上に当時の角界の勢力図によってタイミングが決まるもの。せっかく稀勢が苦手としていた大型の欧州勢(琴欧洲・把瑠都には大きく負け越し)がいなくなったのだから、チャンスといえばチャンスとも言えます。ただ…もうそれを狙おうという気迫もタイミングも、来ないと思います。遠藤の台頭で、本来他の力士が負うべき「過去の人」扱いを今一身に受けてる立場ですから。 確かに鶴竜は2場所連続優勝はしてません。でも、先場所・今場所連続で14勝、しかも2場所連続で現在の絶対的横綱とも言える白鵬を破っている。印象が違いすぎます。 かつて白鵬が苦手としていた時代に、白鵬以外に取りこぼすことなく場所を送れていれば、今ごろは日本人横綱として名声を欲しいままにできていたのですが…これも稀勢の里の角界での「天命」だということでしょう。 個人的には、これからは足元を見据えた「横綱昇進への壁」ポジションに収まって、下から上がってくる力士を跳ね返す、そういう立場で長く場所を務めるべき、だと思います。これまでの日本人力士の印象が悪いのは、その壁ポジションまでが外国人力士に占められていたのが原因。これが結果的に「弱い日本人力士」のイメージばかり植えつけた、とも言えます。だからこそ質問者の「大相撲ってモンゴルの国技でしたっけ?」という感想まで当然のように覚えてしまう。 まあ、その原因は親方衆にも責任はあるわけで。今指導している親方で、技巧派力士を作ることが出来る親方はいませんし。過去にも外国人力士の台頭があった際、常に技巧派力士の奇策絡みで対抗していたのが、日本の大相撲の歴史でした。高見山の時の初代貴ノ花、小錦の時代は北勝海(当時保志)や旭富士、霧島、当時はあの北尾(後の双羽黒)もどちらかといえば技巧派の部類でした。そして曙・武蔵丸の時代の藤島(二子山)勢や舞の海・智乃花といった面々など。現状、ナチュラルなパワーに技で対抗できる力士の名前、挙げられますか?無理です、いませんから。そういう「意外性のある力士」が幕内上位に顔を出す時代にならない限り、これからもパワーに勝るモンゴル・外国人勢優勢の角界として続いていくのでしょう。 長文失礼しました。
- fusa34
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精神面の強さのの違いだと思います。 大相撲は実力の世界。 モンゴルから裸一貫で出てきて、ハングリー精神で上り詰めてきた鶴竜には、幼い頃からちやほやされた日本の優等生は、太刀打ちできませんね。 稀勢の里も潜在的な実力はあるのだから、鶴竜の活躍に悔しさを感じ、負けず魂底力で精神面を鍛えなおして、ぜひ優勝してほしいものです。
お礼
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