>・乗員乗客中で、海面に達するまで意識を保つ人がいる可能性はありますか?
上空1万mでは、低酸素、低気温に晒されますから、数秒で意識を失うでしょう。
NASAの宇宙服の実験で、宇宙服の気密が破れた事故がありましたが、宇宙服に穴が開いた数秒後に失神したそうです。
この事故では、すぐに助けられ「失神しただけで済んだ」そうですから「眼が飛び出すなどの重傷」も受けないでしょう。
人体(と言うか、生物)は、そんなにヤワには出来ていません。意外と頑丈です。
>・人体が海面に達するまで、空気抵抗も鑑みて、どのくらいの時間がかかりますか?
スカイダイビングでのパラシュートが開くまでの自由落下では、およそ時速200kmだそうです。
落下速度は、空気抵抗と重力が釣り合って「終端速度」に達すると一定になりますから、時速200kmくらいで一定になるそうです。
もちろん「音速を超えて肉片」は誤りです(音速は、時速1225キロです。たかが時速200kmでは肉片にはなりません)
1万mは10キロですから、時速200キロだと、0.05時間、約3分で地面(または海面)に激突する事になります。
但し、鉛直方向への初速が0ですので、時速200kmに達するのに時間が掛かりますから、実際には3分以上掛かります。
なお、3分もありますから、高度が下がって気温と酸素濃度が上がれば、落下中に意識が戻る可能性がありますが、たぶん「気絶したままだった方が幸せに死ねる」でしょう。気絶していれば、少なくとも「激突の恐怖を味わわずに済む」でしょうから。
お礼
だいたい2~3分という感じですね また、意識を保ってる可能性も十分にあり得る(全員ではないにせよ、一部分は)ということですね 海面に達するまで、意識を保ってる方が良いか否かは、カテゴリーが別になりそうですね ご回答ありがとうございました