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労働者の不足
「外国人労働者受け入れ拡大」の是非を問う 割安なのか、ニートやフリーターは? (産経新聞) http://buzz.news.yahoo.co.jp/article/14818bbdfed0fa8675ad087b6d2ce0ff71665651/ こんな記事をみたのですが、国内に就職できていない人もたくさんいます。 「何らかのやむおえない事情として働けない人」と「働ける人」はきちんとわけたうえで、フリーターなど後者に該当するような人から優先して職業を斡旋すべきではないか?とおもうのですが、やはり所謂土木作業は人気がない(えり好みされている?)ため、日本人以外を考えるしかないのでしょうか。
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日本は、まず働く、生活費を稼ぐ、というより、自分の夢を夢みるキャリア教育を、今の若年層にしてしまったので、気に入らなければ働かない、という選択肢を多くの人がとってしまいます。 以前、派遣村ってあったでしょ? あの人たちを救うために、地方の温泉旅館や飲食店の就職を斡旋したけど、ほとんど応募がなかったんだって。 働ける場所より、働きたい仕事が優先の人は、当たり前だけど、その仕事をしている人たちよりも優れていないと希望は叶えられません。 競うんだから負け組はでき、一定回数負けるか一定期間逃げると、もう働くチャンスはなくなるわけ。 その意味で、働きたい人を仕分けるのはあまり意味がないと思います。もしやるなら、働ける人の職業選択の自由を奪って、生活保障も取り上げて、むりやり働かせるしかありません。 これが安倍さんのやりたいことみたいですよ。 海外から人を招くというのは、日本に希望の仕事がない人に海外に働きに行ってもらうのとセットの政策になります。 国内では希望職種で働けない人でも、海外では働ける かも しれない。 日本の国内市場だけで支えられる労働人口は、今の労働人口の3分の1以下といわれています。 日本は、貿易収支で大幅な赤字を抱えています。海外に輸出するものが十分にないということです。 物を売れない以上、海外資産を持っていない階層の人たちやその子どもたちは、海外で働くしかありません。国内での就職競争に勝てる人以外は。 でも、日本の国力維持には必要なことなので、老後を安心して過ごしたい世代は、そういう政策を支持すると思います。
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- m-m-mg
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> 「何らかのやむおえない事情として働けない人」と「働ける人」はきちんとわけたうえ きちんと分けることが不可能なため多くの問題が起こっています。 メディアは善悪二元論でできるだけセンセーショナルに報道したがるので、世の中に多くの誤解を振りまいていますが、実際には 常識的な考え では理解し難いことが”事情”を作っており、そこに世間の偏見が加わって問題を複雑化させています。 > 所謂土木作業は人気がない(えり好みされている?)ため、 > 日本人以外を考えるしかないのでしょうか。 土木事業が人気がなくなったのは、公共事業悪性説などが大々的に広告されるようになり、買い叩きが当然のようになって、キツイ、キタナイ、キケン +給与安になってからのことです。 公共事業悪性説が大々的に広告されるようになり、改革と称して急速な公共事業縮小が続けられました。国の財政赤字が原因が公共事業にあるというトンデモな話までが、さも事実のように評論家やコメンテーターなどにより公然と語られるようにもなりました。 その結果、土木関連事業社はバタバタ潰れ、職人はドンドンいなくなり、人材、産業、投資、すべてが弱体化してしまいました。日本は山、谷が多く、地震などの災害なども多いため土木建築産業の弱体化は死活問題でもありますが、緊縮財政推進派などによってバラまかれた公共事業悪性説などのデマによって、とても歪んだおかしな事態が起こるようになりました。 例えば労働市場において地域によっては「エアコンの効いた室内で肉体労働も最小限のコンビニ店員」と「夏は炎天下で、冬は酷寒の寒さの中での建設作業員」の給与が同一水準というおかしな事態になっていたりと、これでは人が集まる訳ありません。 また買い叩きが続いたことで企業の弱体化が進み、建設業では投資熱などが全くなくなり投資が行われていません。そのため、設備投資も行われないため効率化も進まず、人材投資も行われず職人も最小化してしまっています。 ただ買い叩かれるだけの企業が、人材や設備に投資を進められるはずもなく、人手不足の原因も根本的には問題はここにあります。 外国人の受け入れは限定的とならざるを得ないでしょう。職人不足を外国人で補おうとするならば、その外国人を日本人になってもらうぐらいの要件をもって受け入れる必要に迫られます。これは職人の養成に時間がかかることやそれなりの投資資金が必要になるためです。また社会保障関連や日本ならではの適当な仕事が許されない細かな仕事の慣習なども人材教育として必要になるでしょう。その他、生活習慣の問題や治安問題なども合わせて考えるとかなりの部分で無理が多いです。中長期で考えれば最初から必要な投資として日本人に投資した方が安上がりで、無理に外国人を増やしても本末転倒です。 耐震強度を高めようと建て替えをして、途上国の慣習に基づいたグラついた橋や建物を作っては意味がないということです。 日本の問題は土木建築関連業に過当競争の潰し合いをしいてきた結果、過剰な賃金安や設備最小化を促して来てしまったことです。まずは建設関連業でも普通に設備や人材に投資が行われるぐらいの水準になってもらう必要があります。 一部の番組では何か人材投資が行われ給与が上がることが悪いことのように報道したりコメントしたりする人がいます。こういう人らの多くは緊縮財政のデマにハマり込んでいる、全く現状把握ができていない人たちです。 日本はまずは緊縮財政のデマに騙され続けてきたことの反省が必要で、その上で何が必要であるのかを考えれば、正しい政策を進めることができるようになるでしょう。
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色々と教えていただき、ありがとうございます。 単純にニュースをみていましたが、ここで色んな回答を得てもう少し物事を深く考える癖をつけなければ…とおもいました。
- lv4u
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>>やはり所謂土木作業は人気がない(えり好みされている?)ため、日本人以外を考えるしかないのでしょうか。 産経のニュースを見ると、土木じゃあなく、建設人材が不足しているということのようです。ですから、大型機械ではできない分野でしょう。 仕事していない日本人を雇用してもいいのでしょうけど、以下の問題があるみたいですね。 1.資格 2.体力 3.給料 さしあたり、資格が必要。まあ、資格を取ればいいわけだけど、資格をとるにはお金が必要だし、その間の生活費をどう工面するかという問題もある。 また、TVのビフォーアフターをみても分かるけど、そこそこの体力が必要みたいです。真夏の炎天下や寒空の下での作業は大変そうに思います。 私の知り合いの大工さんは、炎天下で屋根の仕事をしていて、熱中症になりかけたと言っていました。 そして、大変な仕事の割に、給料が少ない。 ということで、現実問題として、日本人のニートやコンビニのバイト君を、単純に建設現場に持っていくって感じで解決する問題ではないと思えます。 でも、資格取得補助とか賃金アップ(標準報酬基準の改定)など、問題の解決方法を示しながら、「外国人労働者の受け入れよりも、日本人の雇用を増やしましょう!」という現実的な案が出ればいいですね。 そして、やはり最後に残る問題は、体力の問題かもしれません。 知人で、それなりの年齢のニートって人がいて、「大工の仕事があるけど、やってみないか?」と工務店の方に誘われて働いたそうです。 そのニートの方は「俺は体力あるよ、体を鍛えているからね!」と言っていたそうですが、すぐに、「あいつは体力無いから、つかえねえ・・・」と見放されたといいます。
お礼
やはり日本の労働環境に根本的な問題があるのでしょうか…そうすると、単純に外国人労働者を増やしても問題の先送りになるだけになりそうですね…。 ありがとうございました
リンクを読みました。 土木作業は、誰にでもできる仕事ではありません。 これが、最大の欠点だと思います。 それと 雇い主としては、できるだけ安いコストで仕事を 仕上げないと儲けがでない。 この仕組みも良くないと思います。 公共事業はする、するが予算を切り詰めて発注されるため 人の1.5倍や2倍の能力をもった人でないとお金になりなくい。 時間もお金もない今、教えている暇はない。 雇い主に借金があれば、なおさら効率優先です。 効率的にお金をかけないで完了させる能力 この能力は、誰でもが持っていません。 時間とお金をくれるなら、人間を育てて皆が笑って暮らせる ような土木作業ができます。 人気がないのは、私たち労働者ではなくて雇い主側です。 仕事ができないだろうと思う人を雇わない、話すら聞いてくれない。
お礼
ありがとうございます。 「誰でもできる仕事」というのは確かにないのかもしれませんね…。 適材適所なんでしょうけど、国民の全ての人にぴったりあったものを提供するのはなかなか難しく、ほとんどの人はそれでもなんとか働いているんでしょうね。
土木作業? 今は機械での作業なので海外から労働者を雇う必要なんてありません。海外からの受け入れを積極的にするよりも国内の失業対策をきちんとすべきです。 同時にハローワークが問題です。 人の募集を失業者に限定しているために雇用の流動化が出来ないでいます。 適材適所を守るには、就職していてもハローワークを利用できるような法整備が必要です。 そうすれば、もっとうまく配分ができるはずです。 ニートやコンビニアルバイトをまともに雇用すれば外国人労働者は要りませんよ。 日本には年齢を問わず沢山人が余っています。
お礼
ありがとうございます。 今は機械がほとんどやってしまうんですね…知りませんでした。 確かに工事現場に、そんなに人の数はないような機がします。 余っている人材をどうにか活用できないか…また、より多くの人をそういう気持ちにさせられないか、これが今後の課題なんですね。
- IDii24
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そういうことですよ。就職難というのは、やたらと大学が営利優先になり、誰でも入学させる。高学歴なのに土木やブルーカラーは嫌。かっこいい職業じゃないなら、コンビニバイトやスタバのバイト、アパレルのバイトのほうがいい。そういうことですよね。つられて高卒も同年齢が楽しそうなのに土木なんかやってられん的な考え。 頭悪いなら美容師とかアパレル。そしてキャバクラ。男はクラブやショップ店員。見た目重視でしょ。無理ですよ。という自分も土木は無理。でもだから頑張っていろいろ身に着けた訳ですけど、それも挫折するとね、やること考えられないでしょうね。今の日本は表面の価値観を煽ってますからね。
お礼
ありがとうございます。 職業に貴賎なし…とはいいますが、やはり見栄えの良い職種につきたいという気持ちを持つ人のほうが多いのかもしれません。
お礼
仕事にやりがいは必要…と思いますが、同時にやりたくないこともやるのが仕事だとおもうので、何かをやるために今は働かない、という選択肢を取るような人は、結局どこかで行き詰ってしまいそうですね。 ありがとうございます