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築100年の家の基礎打ち直しについて
- 築100年程度の三戸一の長屋に住んでいますが、近々左側の家の切り離し工事が行われます。切り離し後の強度に不安があるため、市が行っている簡易の家屋診断で、布基礎の打ち直しを勧められました。
- しかし、近所の工務店は基礎部分だけの修繕ではなく、耐震面も考慮したリフォームが必要だと言っています。ただ、現状費用の面で難しいため、転居も検討しています。
- ただし、転居先がすぐに見つからない場合、布基礎打ち直しの費用をかけるのは勿体ないとも感じています。また、土地は比較的固い場所で、切り離し後は家を建てる予定です。経験談やアドバイスなど、教えていただければと思います。
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建築士ですが、長屋形式の家は間口が狭く、そちらの壁量は足りない事が多いです。 壁を増やせば使いにくい間取りしか出来ません。 先日簡易耐震診断をしたアパートも築後60年くらいの物でしたし、基礎は問題無かったのですが壁量が少なく「崩壊の恐れのある危険」となりました。 耐震補強を考えられていましたが、建て替えをお勧めした報告書にしました。 別件で壁量があっても基礎が昔の石積みだけでそれもアウトでしたが、基礎をやり返して補修工事をするくらいなら建て替えに近い金額が必要そうですと答えました。 耐震補強が出来るのはやや危険が限度です。 お宅の場合の基礎がどの程度か分かりませんが、打ち足すだけでも費用が要りますが、壁を増やせばその下にも基礎が要ったり、床下を防湿や白アリ防止でコンクリートを打ったり、床下からやり代え、内外装の仕上げなどをみるとやはり建て替えに近い金額が必要そうですし、使いにくいし見た目も良いとは言えない家にしかならないと思います。 切り離された後は賃貸へでも転居されて、しっかり見直す方が良いと思いますが、工務店では工事しか分からない場合が多いですから、建築設計事務所で耐震診断等の経験のある所に相談しして下さい。 切り離したままで住んでいては、たいへん危険です。
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- atelier21
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土地の境界線は 確認されたのでしょうか? 柱が 共有=柱芯 が境界線と云う例も見ます 大手の不動産屋から 買い取りの話は無かったのでしょうか 或は 買って呉と云わせたいのかな 利用価値から考えると 3戸を一体にするのだろうに 多少の手を加えても 効果は少ないのではないか
お礼
境界線の話については、おっしゃる通り本来は柱芯部分になるのですが、柱を半分にすることは 不可能なため、切り離しの際も柱は残すそうです。 従来の持ち主が不動産会社に売却したのですが、売買契約が整う少し前にあいさつに来られました。 その時には逆に解体する側の敷地をを購入してもらえませんか?と言われました。 もちろん、そんな余裕はなくお断りしたのですが。 もう1軒は要介護5の方がおられ、リフォームをされて間もないため、そちらも今の所売却予定はない そうです。 こちらも買い取りの話があるのでは?と思っていたのですが、全くありませんでした。 確かに、多少の手を入れたところであまり変わらないようです。 転居する方向で考えていきたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。回答ありがとうございます。 やはり、住み続けるには建て替えが必要そうですね。 長年住み慣れた土地でもあるのですが、転居も仕方ないと考えています。 ただ、すぐに転居先が見つかるわけでもなく、とりあえず応急処置だけして少しの間我慢するしかないかとも 思っています。 身内の不幸があったさなかに降ってわいた話のために、こちらの考えもまとまらず、工事が始まる直前の今 ようやく動き始めることができそうですが、あまりゆっくりとしている暇はないかもしれないですね。 ともあれ、家族で相談して転居先探しを始める方向で考えたいと思います。 ありがとうございました。