エンジンはシリンダーと言う筒の中でピストンと言う部品が上下しています。
丁度注射器の様な状態です。
この上下運動をクランクと言う部品を介して回転運動に変えてタイヤを回します。
エンジンの中には色んな部品があります。
ピストンには空気が漏れないようにしたりオイルが燃えてしまわないようにするピストンリングと言う部品やエンジンに空気を入れたり出したりする穴を塞ぐバルブと言う部品など沢山あります。
この部品自体にバネや押し付けたりする力があるのでそれ自体動きにくいのです。
止まっているエンジンを人間の手で回すのはとても困難なくらい硬い物なのです。
これをメカニカルロスと言いますがこれが無いとエンジン部品の密閉度やエンジン自体の騒音などが激しくなってしまいます。
ですからエンジンが回転しながらも抵抗を感じながら回っています。
アクセルを緩めてガソリンが供給されないと回す力が無くなり元々のメカニカルロス(抵抗)でブレーキが掛かったような状態になります。
ギヤを落としていくとエンジンブレーキが強くなりますが実際はエンジンではなくミッション(ギヤ)の抵抗でブレーキ状態になります。
変速付き自転車でギヤを上げていくとペダルが重くなりますよね?
それと同じ状態が起こっています。
この場合はギヤを落とす時に重さが強くなりますが構造的に逆なります。
ブレーキ=抵抗なのです。
エンジン内部の抵抗を利用した物がエンジンブレーキと言うのです。
お礼
みなさんありがとうございました! エンジンブレーキって、要は、アクセルを緩めるとスピードが落ちるってだけのことのようですね^^; もっと高度な技術かと思っていました。これからもまた質問に答えていただけると嬉しいです!