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地域の示し方は?

資料作りをしています。 ある伝統芸能が、ある地域ではじまったなどと示す場合。 例えば、東津軽郡地域という表記は間違っていないでしょうか。 また、八戸市地域という表記は。 「郡」や「市」はすでに範囲をあらわしているので、さらに地域という 語句を付け足すのは表記上間違いなのではないでしょうか。 東津軽地域や八戸地域とするのが正しいように思うのですが。 できれば、学術上からみた観点でご教授いただければ助かります。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

伝統文化に関しては、行政区域(自治体名の示す範囲)を超えて、その周辺に及ぶことが多いので、東津軽地域などの用法が適切かと思います。 インフラとかの文明に関する事柄は、自治体に依存することが多く、市有・市営の施設等に関しては、「八戸市域」とするべきことが多いでしょう。 記述内容によっては郡部・市部なども選べます。 また、八戸市を中心とする地域を表したい場合は、八戸市及び周辺地域または八戸市付近もあり得るでしょう。地形上の表現と地勢上の表現、行政上の表現は、表現方法を考慮しましょう。 「北上川流域・三陸沿岸・津軽平野」などは、自然地理的表現になりますし、「弘前市付近」なら弘前市とその周辺を含むことになり、市域よりも範囲が転がります。この様な場合は、人文地理的概念が加味されます。 ご質問のカテゴリーは「地学」となって居ますが、これは誤り。「地理」のカテゴリーとすべきです。

aniwadego
質問者

お礼

kamobedanjoh 様 早速のご回答ありがとうございます。得心いたしました。事柄別の事例を挙げていただき、より具体的に理解することができました。おかげさまで適切な表記で進めることができます。心より感謝申し上げます。

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  • ultraCS
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回答No.2

最初の方も書いているように、地理カテゴリの方が良い答えが出ると思いますが 例えば、質問にある青森を例に取れば 大区分、県東部を南部地方(南部氏が支配した、盛岡藩・七戸藩・八戸藩の地域)と、県西部の津軽地方(津軽氏の支配地域) 中区分、南部地方を下北地域、上北地域、三八地域の三地域とし、津軽地方を東青津軽、北五津軽、西津軽、中南津軽の四地域としています。 下北地域:むつ市、下北郡(大間町、東通村、風間浦村、佐井村) 上北地域:十和田市、三沢市、上北郡(横浜町、おいらせ町、七戸町、東北町、野辺地町、六ケ所村、六戸町) 三八地域:八戸市、三戸郡(階上町、五戸町、三戸町、新郷村、田子町、南部町) 東青津軽地域:青森市、東津軽郡(平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町) 北五津軽地域:五所川原市、北津軽郡(板柳町、鶴田町、中泊町) 西津軽地域:つがる市、西津軽郡(鰺ヶ沢町、深浦町) 中南津軽地域:弘前市、黒石市、平川市、中津軽郡(西目屋村)、南津軽郡(藤崎町、大鰐町、田舎館村) なお、県庁では津軽は三地域(東青、西北(北五と西をまとめる)、中南)としています。 で、その下に更に郡や市町村に細分されるという形になります。 青森に限らずこういった県内を中区分で呼んでいる事例は多いと思います で、郡や市町村には歴史的経緯があります。現在は同じ市町村になっていても、違う伝統を持つ町村どうしが合併している場合もあり、現在の市町村で呼ぶのはいささか乱暴かなと思います。 さらに、昔は大きな河川には橋が無いのが普通でしたから、現在は同じ市内でも川を挟んで全く違う習俗という例は珍しくありません。ですから、民俗学等の調査ではこういった旧市町村や地理的的要件(○○側右岸地域等)まで遡って調べます。

aniwadego
質問者

お礼

ultraCS 様 ご回答ありがとうございます。さらに理解が進みました。 資料作成にあたり、違和感のない適切な地域を示す表記が できそうです。心より感謝申し上げます。