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もしジャイアント馬場と沢村忠が全盛期に対決したら?
一体どうなりますかね?ルールはPRIDE準拠で
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馬場はそもそもPRIDEを含めた「総合格闘技」というジャンルも名前も大嫌いな人間でしたしね(総合~と付いている時点で大笑いだったらしい)。 ただ純粋にPRIDEルールというか、PRIDEの当時の興行・スタッフなどを集めて、ワンマッチでプロレスラージャイアント馬場と、キックボクサー沢村忠が対戦したとするなら、それは沢村の圧勝で終わるでしょう。ただし”判定”で。 試合展開から見て、沢村が一方的に殴る蹴るになるでしょう。ただ、過去の総合でのプロレスラーの試合内容から見て、ダウン1つで負け、あるいは連打を受けてTKO、そういう試合がほとんどでしたね。馬場がKOを取られるとすればおそらく後者。 ただ、これも過去のレスラーとの共通項ですが、プロレスラーは”ダウンしてから”が真骨頂。(特に全日本勢であるなら)たかだか15~25分のために体力使い切ることはまずない。時間制限が与えられたならその時間いっぱいまでファイトを見せる。PRIDEでそんなことは許されるはずがありません。過去に1発KOを食らった藤田や永田にしても、実際はあの崩れ落ちた状態からどう休息して戦いを再開するか。プロレスラーはそういうものです。 ※永田裕志にしてもミルコ・クロコップにKO(1R21秒)食らってから4日後には秋山準とのGHCヘビー級タイトル戦に出場。一般的に総合の選手で(あの負け方で)このスケジュールはない。試合内容ほどダメージはないというのがプロレスラーの頑強さ。 それが成立しない(選手のダメージを本人以外が判断する)PRIDEのリングで、馬場の勝機はほぼないといってもいいでしょう。まして馬場全盛期は「60分3本勝負」が当たり前のタイトル戦線。何よりプロモーターとして”興行の得”に何の価値も見出していなかった。あれは大箱で年に数回開催するから成立する興行。どうせ長続きしない、と…案の定でしたね(皮肉にも単発興行で継続しているのが宿敵猪木のIGFのみ)。さすがにWWF登場まで世界のプロレス界を牛耳ってきたNWA副会長に上り詰めたビジネスリーダー馬場の先見、でしょうか。