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中国は土地代が存在せず、固定資産税も無いのですか?
私には、中国人の嫁が居ます。そして、借地の一軒家を買いました。 一緒に生活をして、嫁が、しばらく理解できなかった事。 それは、固定資産税と地代を、なぜ?払わなければいけないのか? 家は買ったのだから、それ以上、お金を払う必要もなく、そもそも土地にお金を払うという概念そのものが理解出来ないというのです。 さすがに、いくら中国でも、嫁は勘違いしてると思うのですが、何せ、中国の事情を、まったく知らないので、突っ込みようが無いです。 ま、数年経った嫁は今は、無理やり、自分を納得しているようですが・・。 事情に詳しい方、回答お願いします。
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鄧小平が大号令をかけて経済大躍進が始まった頃、中国人は金利という概念を理解できなかったそうです。人から金を借りてなぜ利子を払うのか理解できなかった。それと同じでしょう。 中国は今でも日本や欧米のような土地の所有権が認められていません。土地は国家のもので、国民は借地するしかありません。日本の固定資産税に当たる税金も取られます。しかし死んだら国に所有権は戻さなくてはなりません。借地なので相続は出来ないのです。中国の金持ちがやたら贅沢三昧なのは土地が持てないからです。いくら金を貯めても不動産にして残すことが出来ないのです。だから金持ちは贅沢をするか、資金を外国に移します。銀行預金だったり、不動産買い付けだったり。だから国内に富が溜まらない。日本の場合は土地が富そのものです。売れば金になるし、担保にして金を借りられます。中国ではそう言うことになりません。 お嫁さんは今は税金のことで悩んでいるでしょうが、そのうちに死んだらすべてなくなることに気がついて、もっと悩むでしょう。変な国ですね。
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- rimurokku
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日本だって、つまるところは国家の物ですよ。 その土地を自分のものとして占有する権利を、土地代や固定資産税として払っているのです。 中国だって、勝手にどこの土地でも自分のものとして使うことは許されてはいないでしょう。 中国でも、日本でいうところの不動産取得税は「契税」と成り、固定資産税は「城市土地使用税」が該当する様です。 ただし、中国では、自己居住用に保有する不動産には無税で、その代わりに国家の必要が有って土地を明け渡す時には、国民は指示に従わなければいけません。 奥様は、幸いにもその様な出来事に遭遇していないので、土地は勝手に自分のものとして自由で税金も必要ないと思われているだけです。 いずれにしても、国家として成り立つには色々な形で税金の徴収が無ければ何もできません。(一部石油などの資源で無税の国家も存在しますが) また、独立国家に住むと言う事は、色々な制限を受けていることに変わりはないはずです。
- Mokuzo100nenn
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中華人民共和国では共産党が全ての土地を所有しております。 共産主義革命で共産党が地主から奪って、自分達だけが地主になった訳です。 したがって、家を建てる人は、共産党から借地します。 60年とか70年とかの期限付きの借地で、借地権を払い、月々の地代を共産党に納めます。 共産党員が億万長者になるヒントがこの借地権の契約にあります。 公平な配分ではなくて、巨額の賄賂によって大都市の一等地などの借地権が(安く)提供されたりするわけです。 政権政党が地主なので、地代と税金を分ける必要がなく、共産党が決めた地代を納めるだけです。 借地開始後60年後、70年後に土地の借地期限が到来したときに、また借地権を払うのか、それとも更地にして共産党に返却しなくてはならないのか、つまり中国全土の国土がどうなるのか、誰にもわからない時限爆弾となっているわけです。
- hideka0404
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中国では、そもそも中国人でも自由に中国のどこでも住めるわけではありません。 江戸時代の日本のように、国内に国境があり、農村部の人間と、都市部の人間でも違いますし、パスポートのような許可証が要ります。 で、土地のすべては、地方自治体のものであり、退去を命じられれば、強制的に立ち退かねばなりません。 ですので、日本のように固定資産税というものもありません。
- suzuko
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あまり詳しくはありませんが。 確か、中国は「土地は国有」だったと思うのですが… ですので「固定資産税と地代」は存在しないのでは? 社会主義の国は、ほとんど「土地は国有」のはずです。だから、チェルノブイリでも「強制移住」が可能だったのでは?