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NVIDIA Tegra3搭載製品の動作と消費電力

一部のスマートフォンとタブレットしか使用していない限りではありますが、どうして初期の状態でさえ固まったり等の動作不良や電力消費が激しい商品が多い、多かったのでしょうか。 TegraというかCPUのせいではないのでしょうか。メーカー問わず私が所持していたもの全てが全てTegra3搭載製品がそのような感じだったので、Tegra3自体の仕様を見る限りと正反対なのが、嘘はついていないはずだろうになんでそうなるのか気になっていました。 お詳しい方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

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  • unokwave
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回答No.1

電力消費に関してはTegra3のせいと言って良いです。 従来存在しなかった形態のCPUで、OSのコア部分もまったく想定していない形態のものを持ち込んだ形になったので最適化が大雑把で無駄な動きによる電力消費があり、Tegra3が利用できた半導体製造プロセスがTegra3の機能と用途に対して力不足で消費電力が多いものでした。 更には、Tegra3が使用したCPUコアの設計が1つ古い世代の物で処理能力が劣り、処理を早くするには消費電力が上がる動作にならざるを得なかった点もあります。 OSのコア部分もまったく想定していないという点に関しては、Tegra3だけでなく現在最速のQualcommのCPUも含め、今もまだ中途半端な状態にあります。 Tegra3対応よりは少しマシになっていますが。 Tegra3機は私もひとつ持っていますが、固まった経験はQualcomm CPUのものと変わりない程度です。 固まったというのではなく反応が遅くなったという事であれば多く経験しましたが、それは熱設計に余裕がなく、温度が下がるまで低消費電力動作にせざるを得ず起きたものでした。 もし完全に固まったのであれば、メーカーの実装の問題か、NVIDIAが提供したTegra3を制御するドライバーにバグがあったんだと思います。 はっきり言えばNVIDIAがメーカーも客も騙し、メーカーも客を騙したのが実態です。 当時は半導体製造のハイエンドプロセスによる製造能力が大幅に不足していて、ハイエンドプロセスを利用したQualcommのCPU供給も需要に対して大幅に不足していました。 その為スマホ出荷台数の少ないメーカーはQualcommから最新CPUを売ってもらえませんでした。 一方でTegra3はQualcommの最新CPUより一世代古いプロセスを利用していたので供給に問題はなく、価格も安くできた筈です。 スマホ出荷台数の少ないメーカーに選択の余地が少ない中、NVIDIAはTegra3の性能を誇大表現して熱問題・消費電力について嘘をいっていました。 一方でTegra3を採用したメーカーはハイエンド商品が欠けるの避けるため、NVIDIAの嘘に乗っかったと私は解釈しています。

d-daisuke
質問者

お礼

なるほど、色々ととても参考になりました。 購入したものは大抵7~10万程していて、多分最低でも4台くらいは買っているので、結構期待していただけになんか残念です。 Qualcommのものもまだ完品状態ではないのですね。私自身はスマートフォンの一部を除き、フィーチャーフォンと最近のスマートフォンでQualcomm製CPU搭載製品に恩恵を受けていたのですが、まあそれも時代やメーカー次第な所はあるのですよね。 Tegra3には改めてちょっとがっかりです・・。今後のスマートフォン向けNVIDIA CPU採用製品を選択するかはわかりませんが、せっかく出回っている以上は是非Tegra4等以降の製品で巻き返してほしいなとは思います。 ご回答ありがとうございました。

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