行政書士試験不合格者です。
士業業界にかかわりのあるものとして書かせていただきます。
○まったく勉強をしなくても、3割程度の点数は取れました。しかし、他の国家試験や検定試験などの基礎力は人それぞれ異なります。また、高校などでの基礎学力も人それぞれでしょう。
通信教育などでの合格者を多く知っていますが、1年で合格できる人も多いのも事実でしょう。
○通信教育などで合格されている方も多いです。基礎力と理解力と学習時間の確保次第ではないですかね。
○私はまったく勉強せずに、冷やかし受験の1回であきらめました。
行政書士で夢を見ているのかもしれませんが、現実は厳しいものです。
私は、以前税理士事務所などで働いたこともあり、多くの士業事務所や士業資格者と仲良くしています。
行政書士資格のみですと、ものすごく厳しいと思います。
私の知っている総合事務所(各種士業法人グループ)では、資格のない補助者をほとんど雇いません。資格者を補助者扱いとしています。それも何年もの間です。長いと5年やそこらは無資格補助者と同じ扱いです。その中でも、外国語ができるとか、他事務所での十分な経験やノウハウを持っているとか、複数の高度な資格を持っているとかでないと、なかなか責任ある仕事を任されません。司法書士などの資格者であれば、簡裁代理などの認定でステップアップがありますし、多くの司法書士資格者は行政書士試験の合格もしています。行政書士資格のみですと補助者から抜けだしにくいかもしれません。
大きな事務所でもそのような待遇ですから、独立などを考えれば、大変厳しいことでしょうね。
やりたい仕事、興味のある仕事だけで食べられるとは限りません。ですので、保険的に多くの資格を目指すことが重要でしょう。
ちなみに私の親族は起業される人が多く、多くの許認可などを私が資格なし(役員などとなっていますので、合法です)で行っています。ちょっと勉強すればできる業務などをメイン業務にしては、厳しいということですね。
お礼
ありがとうございます。 遅れてしまって申し訳ありません。 業界を分かっている方でも難しいのですね・・・。 また、補助者扱いとは・・・本当に過酷な世界なのですね・・・。 私には難しいかと感じてしまいました。