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不作為と怠慢に違いはありますか?
日本語で、法律の文脈、特に過失についての文脈で「不作為」と「怠慢」の意味に違いはありますか? あるとしたらどういった点でしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
不作為ってのは、やらないこと。 感覚的には、出来るけど”あえて”やらない、って感じ。 怠慢は、やらなきゃいけないこと(義務)を怠惰により果たさないこと。 義務を履行するのに何の障害もないのに、やる気がなくてやらない。 過失は注意不足。 過失についての文脈で、この言葉が出てくるっていうのは、 「不作為による過失」の話しでしょうか? 何もしないことにより結果を発生させるのが不作為 →治療をしなければならない患者に対して、医者が治療をしなかったため患者が死亡した。 この治療をしないってのが不作為。 この医者はどうして治療しなかったのでしょうか? ・患者に死んで欲しかったから治療しなかった(不真正不作為犯)。 ・治療しなくても大丈夫だろうと思ったけど、本当は治療しなきゃいけない状態だった(不作為の過失)。 ・すぐに治療しなればならなかったのに、好きなドラマが始まったからテレビ見てた(怠慢)。 って感じでしょうか?
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- hekiyu
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回答No.3
怠慢、というのはやる義務があるのに、 そして、それが可能なのに やらない、ということでしょう。 これに対して、不作為というのはただ やらない、なにもしない、ということです。 そこには義務云々も可能性も問われません。 ここに違いがあると思われます。
質問者
お礼
ありがとうございます。 ほかの方の回答とも併せて理解が深まってきた感じがします。
- TooManyBugs
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回答No.1
>過失についての文脈で 「不作為」も「怠慢」も過失ではないので法文はありません。
お礼
ありがとうございます。 細かいところで色々と違うのですね。 英文契約書の omission をどのように解釈するのか迷っていたところです。 参考になりました。