- ベストアンサー
カメラと人間の眼の比較ですが
ドライブレコーダーやアイサイトの様な自動ブレーキのセンサーとして使われるカメラについて質問があります。 最近のカメラの画素数は人間と同じくらいまで良くなっていると思いますが,ダイナミックレンジはどうなのでしょうか。 黒い部分は真っ黒に,白い部分は真っ白につぶれることはないのでしょうか。両方写すことは可能でしょうか。それともどんな高性能カメラでも人の眼には及ばないですか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
システム全体で見た時の人間の目というのは、80dBとかなり大きなダイナミックレンジを持つと言われます。普通のデジカメに使われるCCDイメージセンサーのダイナミックレンジが60dBくらいでしょうか・・・もっとも、高価な特殊センサーになると、100dBを超えるセンサーも存在します。140dBくらいのものも存在しますが、これくらいになると、日中の逆光下で、背景と人の顔を両方ともきっちり識別します。 ただ、人間の目には、とてつもなく優秀な制御装置がついています。このため、人間の目のダイナミックレンジというのは、非常に曖昧です。例えば、明暗のきつい光景を見ている時、明るいところを見てその画像を記憶し、次に暗いところを見て記憶して、この画像を合成して一つの景色として見る・・・いわゆるHDRですね。これを瞬時にやってのけます。しかも、動画処理でです。 ついでに、必要な物に関しては、ちゃんと強調して、必要のないものに関してはそれなりにという状況判断機能付き・・・・ こんな制御機能付きで評価するのであれば、まぁ、デジモノにはきついところがありますね。 ただ、理論上のダイナミックレンジと言うだけであれば、今の最先端のセンサーは、人間の目を遙かに超えているのは事実です。
お礼
ありがとうございました。