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古典演劇論「三単一の法則」について教えて下さい。
「三単一の法則」について教えて下さい。 「時の一致」・「場の一致」・「筋の一致」ということはわかるのですが、もっと詳しくわかりやすく教えて下さい。 また、この「時の一致」・「場の一致」・「筋の一致」を英語で表すと、どのように英語表記されるのでしょうか? こちらもご存知の方、宜しくお願い致します。
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三単一、あるいは三一致の法則というのは、17世紀、フランスの古典主義の理論的支柱であった詩人ニコラ・ボワローが提唱した、戯曲を創作する上での約束事、「ひとつの場所で、一日のうち、ひとつの行為だけが完結されること」という規定です。 アリストテレスの『詩学』に端を発するのですが、アリストテレス自身はそのようなことを言ったわけではなく、ボワローの曲解ということになっています。 まず「時の一致」:The Unity of Time 劇は一日のうちに起こることでなければならない。 「場所の一致」:The Unity of Space 劇はひとつの場所で起こることでなければならない。 「筋(もしくは行為とも)の一致」:The Unity of Action 劇中のすべての行為は、なによりも重要なひとつの概念に、直接結びつくものでなければならない。 アリストテレスは「筋」によけいなサブ・プロットをかませずに、ひとつに統一することがのぞましい、かつ、時に関しては、上演される劇は、一日を超えない方がのぞましい、と言ったのみで、場所の規定はありません。 けれども17世紀フランスでは、コルネイユ、ラシーヌ、モリエールの三人に代表される劇作家によって、この三単一(The Three Unities / dramatic unities)の法則を厳格に守った戯曲が上演されます。
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時の一致: 演じられる舞台を同じ時間でうまくまとめること 場の一致: 演じられる舞台の場所が変わらず同じ場所でうまくまとめること 筋の一致: ストーリー展開が複線でごっちゃにならず単一明快でうまくまとめること 英語はわかりません。 以上
お礼
早速に回答ありがとうございます。 助かりました。
お礼
詳しい回答有難うございます。 またその英文表記まで。助かりました。