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ベートーベンの名言?
The barriers are not erected that can say to aspiring talents and industry, "This far and no farther." なのですが、 聞きなれた日本語訳はありますでしょうか。 この場合の ・industry ・that の用法 について解説をお願いします。
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基本,先行詞の直後に関係詞を置くと習います。 The man is my father. He is running over there. この2文を関係代名詞を用いて1文にせよ, で, The man is my father who is running over there. こういうことを絶対するな,と教わります。 関係代名詞はそのまま+的につなげるのでなく, 先行詞の直後に関係代名詞をもってきて The man who is running over there is my father. とする。 しかし,こういう英語は主語が長い,頭でっかちとなります。 だから,実際には最初の英語でも間違いではありません。 (my father の方が先行詞,というわけでもありません) 今回の例でいくと, 障害は~だ,それは~と言える。 と前から読んでいって,「それは」というのは barriers しかないのです。 (that は「それは」ではないですが) 高校レベルでは The time will come when we can travel to the moon. のように,先行詞が離れる例が出てきます。 もっとも,こういうのは come のように,単純な述語の場合で, より自然に,関係詞を後ろに回せます。 今回のようなパターンは古い表現ではよく見られます。 All is not gold that glitters. 光るものがすべて金とは限らない。 ということわざは有名で,私の学生時代は必ず習うような英文で, だから,今回のような英語を見ても何の迷いもなく読めました。 実際には,主語が長くなるような場合,関係代名詞を用いず,2文に分けたままにしますが, こういう先行詞と関係詞が離れる例はあります。 あと,今回の場合,先行詞となるべき名詞は1つしかない。 The barriers that can say to aspiring talents and industry, "This far and no farther" are not erected. などとすると,いかに読みにくいか。 特に最後にセリフが来ますし。 今回の英語は書き言葉ではあり得て,かたいですが,すっきりした英語です。
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- wind-sky-wind
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industry は「努力,勤勉」,that は barriers を先行詞とする主格の関係代名詞。 意欲的な才能や努力(ある人々)に向かって,「ここまでだ,それ以上無理だ」と言えるような 障害など築かれはしない。 これが直訳ですが,十分理解できると思います。
お礼
ありがとうございました
補足
The barriers を先行詞とする、ということ理解しましたが、そうするとこの場合、are not erectedの位置が不自然に感じてしまいます。thatの前がすぐ名詞でなければいけないという決まりはないのでしょうか。そう考えてしまうことは中途半端な受験英語の弊害でしょうか。或いは単に私の勉強が足らないのだと思いますが。 前にも同じような個所でつまずいたことがあります。 読むときにどういうことに注意すればよいでしょうか。
お礼
ありがとうございます。大変よくわかりました