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朝生で安倍総理の靖国参拝に71%が支持
- 元旦の夜に放送されたテレ朝の朝まで生テレビによるアンケートで、安倍総理の靖国参拝を71%の人が支持すると回答しました。
- 今年、安倍総理に期待することや心配することへのアンケートでは、景気回復が197件で一番多かったです。
- 安倍内閣を支持する割合が82.1%となった世論調査の結果を報じた記事では、Yahoo!ニュースに対する信頼が低いという意見もありました。
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質問者が選んだベストアンサー
人間=精神=言葉には、単純化すると、政治的なものと思想的なものとがあると考えると、人の行動や考えが分かりやすいと思います。 思想とは、ただ思い、考えるだけで、それ自体は何の役にも立ちません。思想の結晶化したものが芸術であり、それは人間が生きることと何の関係もないばかりか、時に毒にさえなる。優れた芸術はほとんど常に豊かな社会を母体とし、余裕のある人間にしか生み出せない。 これに対し、政治は、広い意味で世の中に働きかけ、自分の思うように変えようとする行動です。戦争はその最たるものですが、個人でも生きている以上、多かれ少なかれ政治的な行動は行わざるをえない。エネルギーを得るために酸素を吸うとか、集団の中ではなるべく仲間外れにならないとか。 だから、いわゆる左翼も右翼も政治的な行動をする点では同じだと考えてよいでしょう。ナチスもレーニン主義も形の上ではよく似ていた。だから、例えば、自分は日本社会から疎まれていると感じる人間、自分以外の人間はすべて愚か者であると無意識に信じている人間、より明確に曰本社会の破壊を企図している人間は、多かれ少なかれ、日本社会の繁栄を妨害し、その挫折を企図するものです。 それゆえ、世論調査の結果が自分にとって望ましくない場合、その現実を認めてしまうと、自分の政治的行動が多数決民主主義に反することになる。現代社会においては多くの扇動家が直接民主主義を標榜し、大衆の示威運動や蜂起をもって政治目的達成の重要な手段としており、国民の何割かは常に多数に追随することを知っているので、自分に都合の悪い世論調査はこれを無視するか、出来るだけ目立たなくする必要がある。 …ということで、ご質問への回答の結論としては、彼らは信ずるに足りるものを何も信じていない、ということで宜しいかと思います。
お礼
いやはや・・・頭が下がる思いです。 まったくその通りで。 よく世論調査の後に、まったく意味の無いデータですけどねというコメンテーターを思い出しました。 ありがとうございます。