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ジュブナイルポルノと官能小説の違い
- ジュブナイルポルノとはエロゲーや成年漫画の要素を小説にした作品であり、官能小説とはAVなどのアダルト作品の要素を小説にした作品である。
- 官能小説はストーリー重視であり、ジュブナイルポルノはプレイ重視である。
- 官能小説には陵辱系、誘惑系、近親系などの終わり方があり、ジュブナイルポルノにはさまざまなエロゲームや成年漫画の終わり方がある。
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ジュブナイルポルノって言葉自体はあるのですが、ジュブナイル(ヤングアダルト)対象だと、販売も題材も法的に真っ黒なので、出版業界としてはジュブナイルポルノというジャンルは存在しません。 エロライトノベルをマニアが言い換えた言葉。ライトノベル自体もジュブナイルノベルの定義には収まりきらない。 官能小説は、劇画雑誌系の出版社の領域であり、劇画雑誌出版社のみエロ漫画雑誌を発行していて、駅売店やコンビニ売りなど、一般書籍流通と別ルートを持っていて、書籍再販制度に参加していなかったりする。 各出版社が一般小説文庫とライトノベル文庫にブランドレーベル切り分けがはっきりしたので、劇画系出版社も、官能小説にライトノベルレーベルを作ったに過ぎない。別にジュブナイル向けではない。 そのレーベル分けで、劇画漫画雑誌の編集者が、劇画系作家に依頼し、劇画絵師を表紙に用いたのが官能小説。書くのは作家志望やライター。 エロ漫画雑誌の編集者が、エロ漫画、エロアニメ、エロゲなどのルートから作家に依頼し、エロ絵師の挿絵を多用したライトノベルがジュブナイルポルノ。書くのはアニメやゲームや同人の脚本家や演出家。 出版社自体は同じです。 >後官能小説はどういった終わり方があるのか教えてください 章ごとに同じことがエスカレートを繰り返して、少年週刊誌の「俺達の戦いはこれからだ!」みたいに終わるのが多い気がします。あまり決着しない。 決着するときは攻めが死ぬか、脱出するかで、新しい主人に出会って「俺達の戦いはこれからだ!」。 団鬼六なんかは、結構オチがあって、非日常から元の生活に戻って、「遠い昔のことのように思えます」みたいな自分語りが多いような気がします。
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- guess_manager
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官能小説は宇能鴻一郎や団鬼六、フランス書院文庫など筆力のある作家が文章力で読ませるものですが、普段からそうした活字に慣れていない人間にとっては読むのが苦痛らしいので、アニメなどの文化に慣れた層や低偏差値の読者向けに平易な日本語で書かれたものをジュブナイルポルノなどと称しているように思います。