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中東にいる聖職者について
最近ニュースで「○○師」なる方がよく登場しますが、この方たちは宗教でどういう立場にいる人なのでしょうか?私は「教祖」と同義だと思っていたのですが、結構数が多いようなので、そうでは内規がするのです。 また彼らの本業は「○○師」なのでしょうか?だとするとどうやって生計をたてているのでしょうか? ご存知の方、宜しくお願いします。
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彼ら「師」は全てアラーの神のしもべであろうと思います。 コーランを解し、品格、人望が聖職に適していると認められた人たちでしょう。 信者たちからは、「師」と尊敬され、アラーの神の教えを人々に伝えます。 政治体制が崩壊後、米軍との対立を除くと、比較的混乱が少ないのは、彼らイスラム教徒が非常に信心深いのと、アラーの神の教えが、大きな社会規範となっているからでしょう。 彼らの生活は、主に喜捨によって支えられていると思います。 富める者が貧しいものに富を分け与えるのはイスラム世界の常識です。
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- poyaru
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No.2の方の回答でほぼOKと思いますが、 だいたい、コーランの解釈に詳しい人 程度の意味合いで理解すると良いと思います。 ニュースで話題になっている社会的に影響力の強い人は どうか分かりませんが、普通の生計を持った普通の人が 多いと思います。 自分で調べる場合、イスラム教・イスラム教徒ではなく、 イスラーム・ムスリム と表記されている文章で調べると、より理解が深まると思います。 イスラームが、日本で言う「宗教」の概念とも 微妙に異なるのが分かると思います。 いま少し検索して、理解の一助となりそうな ホームページを見つけましたので、参考URLに貼っておきます。
- been
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「導師」です。導師の本来の任務は集団礼拝における信徒の動作を揃える音頭取りなので、信仰心があり、礼拝の作法を心得ている人望家ならだれでもいいのです。 大きなモスクに専属する導師は、教義の説明や儀式の執行など他の宗教の聖職者と同じような役割もはたしていますが、他宗の聖職者と異なり、神と信徒の仲介は絶対に行ないません。これは、全知全能の神と比較すれば人間などは取るに足らない存在であり、多少の学識や信仰心があるからといって神との仲介役を果すなど、とんでもない思い上りとされているからです。よって、イスラムには聖職者はありません。 少々奇異な感じを受けるかもしれませんが、政教一致を理想とするイスラム社会にあっては、元々、聖俗を区別する必要がない、わが国とは全く異なる精神風土の社会なのです。 生計については、モスクに専属する導師は信徒の喜捨(イスラムの5大義務の一つ)により、他に生業を有する導師はそれによって生計をたてています。