先行詞が”積極的”イメージなら ”不定詞”と習いましたが 次の文は逆が答えとなっています。なぜでしょうか?
→何だか意味不明、不可解な考えですね。
まず、先行詞というのは基本的に関係代名詞の節が修飾する語・語句をさします。それがなぜ不定詞なのか?理解に苦しみます。
また、積極的イメージとは?
*Don't forget (to call)me when you get there.
→to 不定詞のtoは、時間的・空間的にある方向に向かう、ちょうど矢印(→)のように理解するとわかります。この場合、忘れてはならない・覚えておいて→私に電話することをーーこれは、未来に向かっていく感じがしますね。これから先、忘れないでいてねーーということ。ですから不定詞になります。未来志向の不定詞と考えてよいでしょう。
ちなみにforgetの後に動名詞をもってくると、動名詞は動詞が名詞化され、「ことがら化」しますので、あることがらを忘れるという意味です。
Don't forget my calling you.
あたなに電話したという事実をわすれるな! と言っています。すでに電話をかけたという事実があり、それを忘れるなーーというわけです。
*I am considering (studying)abroad/
→こんどは、事柄を考えていますから、-ingですね。
*THe boy pretended (to be)ill/
→ふりをしたのです。そのふりをする演技といいますか、技といいますか、それはどういう方向に向かうーーつまり何になるーー何のふりをするーーということで、方向性が見えますね。当然不定詞です。
*The flowers were so beautiful that she stopped (to pick) some.
stop - ingで、~することを止めるという意味です。
She stopped picking flowers. なら、彼女は花を摘むのを止めたーーという意味です。
ところが、She stoppedだけだと、彼女は立ち止まったーーになり、そこにto 不定詞がくるとーー彼女は~をするためにーー立ち止まったーーという意味にになります。歩いていたが立ち止まるとか。機械を組み立てている手を休めたとか。