場合の数はある意味良くない題目です。
というのも我々の時代は中学1年で集合を学び、それを前提にして順列や組み合わせに進んでいきました。
今は集合が高校数学に移されているから、場合の数もおそらく感覚的に掴むことが出来ないのだろうと思います。
だから、ここで突然低い点を取ったからと言ってびっくりすることはありません。
場合の数についてもう一度おさらいしてみましょう。
和の法則、積の法則は言ってみれば掛け算の問題を足し算だけ使って解くようなものです。
数学スキルが高い人ほどイラついてミスる可能性が高いのです。
おそらく君は「時間をかけて丁寧に解く」ことを求められれば、その問題も解けたはずです。
とはいえ、京大レベルとなると問題を理解し、解法を見つけ、回答を書くという作業において、速さと確実さの両方が求められます。
中1の問題集(に限らず、既習レベル全てについて)をやるなら、100点満点を規定時間の1/4くらいで取れるように、時間を意識して取り組みましょう。
数学に限らず、国語も英語も理科も社会も全部一緒です。
過去にやった問題に取り組むときは、前回より早く解くことを意識すること。
一方、今やっていることは確実性が大切です。
丁寧にやりましょう。
予習は必要ありません。
それよりも、今やっていることを確実に理解し、過去にやったことを高速に処理することです。
さっきも書いた通り、場合の数は概念の把握が難しいかもしれませんが、作業自体は小学生でも出来ることです。
丁寧にやれば正解は書けるはずです。
それに場合の数の発展である順列や組み合わせは社会に出れば非常に重要なスキルです。
ある意味、実社会では足し算、掛け算よりも使用頻度が高いとも言えます。
絶対に取りこぼさないように。
なんならお父さんに頼んで集合を教えてもらいましょう。
昔の中学1年生は習っていたのですから、君に理解できないはずはありません。
その方が中3の予習をやるよりよほど有意義ですし、場合の数への理解が早いと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。復習からやっていきたいと思います。